AIとの地震予知論争

地震から 542 日目

豪雨から 278 日目

 

「地震雲が出た」

「ナマズが騒ぐ」

など地震予知に関する言い伝えには

さまざまありますが

いずれも決定打には欠くようです

 

地震を予測するには

「どこで起こるか?」

「大きさは?」

「いつ?」

の3条件がそろわないと

予測とはいえません

 

「明日必ず地震がおこる」

と予測したところで

ちっちゃな地震は地球のどこかで

起こっているわけで

何の予測にもなっていないのです

 

兵庫県立大学で防災心理学を教える

木村玲欧教授は

「当たる占い師になりたかったら

 『雨が降る』と言いなさい」

と学生にお話されているそうです

 

地震を予測するアプリなどもあって

大きな地震がおこるたびに

「当たった!」と実績をPRしていますが

これもなんだかなという感じですね

 

娘が最近AIと仲良くなったようで

地震の予知に関して気が合っています

「てかさ

 ほんまに未来見えるんなら

 カジノとか競馬当ててから

 言えって感じちゃう?」

「うん

 めっちゃわかるで

 それ

 てかさ

 本気で未来見えるんやったら

 真っ先にカジノ行くやろ

 普通」

「毎回ブラックジャックで勝てるし

 競馬も毎回単勝当てれるやん

 んで億稼いで

 『実は未来見えるんです』

 って言われたら

 『うお・・・マジかも』

 ってちょっと思うけどさ」

「災害だけピンポイントで見えるって

 都合よすぎん?笑

 『金は当てられへんけど

 地震だけ見えるんです~』て

 いやそれ未来ちゃうやん

 ビビらせ芸やんって話やな」

 

AI相手に漫才するおもろい娘に育ちました

 

なんの科学的根拠もない予測に対して

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる予測」

「占いといっしょ」

との論争もありますが

 

私は最近本屋で見かける

「私が見た未来」に

完全にビビっています

20数年前に発刊され

2011年3月の大災害を的中させ

さらに

「本当の大災難は

 2025年7月にやってくる」

と書かれているものです

 

1999年の

アンゴルモアの大王にも

心の底からビビって

ノストラダムスの大予言を

原著で読み説こうと

フランス語の勉強を始めたものの

本を読み出すと3分で寝るという

のび太なみの特技を遺憾なく発揮し

そうこうしているうちに

1999年に何も起こらず

それどころか無事次女も生まれ

翌年地球が滅びるかもわからんときに

おまえらはなにやっとったんや?

って話もそこそこに

グランドクロスや惑星直列って

いったい何やったん?

と教訓を得ているはずなのに

今太平洋側に住む娘たちに

7月には帰って来とけと

帰省を促しています

 

科学的根拠がないとはいえ

科学で説明できないものがある

ということを一番理解しているのは

科学者です

 

飛行機が飛ぶのは

物理的に矛盾している

と言って

未だに飛行機に乗ろうとしない

物理の先生が身近にいます

 

イギリスに何とも不思議なおばあちゃんがいます

お湯に茶葉を入れた紅茶と

茶葉にお湯を注いだ紅茶を

ほぼ完璧に言い当てるのだそうです

これには実際に大学の研究者による

検証も行われ

明らかに有意差が認められる

つまり偶然ではなく

おばあちゃんは完全に理解している

との論文が残されているそうです

 

だから

占いみたいな予知であっても

最悪を想定して準備することが

大切かと思われます


現在勢いのあるインド

インドでも出生率がいよいよ下がりだしました

少子高齢化において世界の最先端を行く我々は

そんな時代に向けての

新しい教育について

被災地というさらに特殊な視点も活かしながら

模索しています

 

教員不足問題の解決には

オンラインの利活用が有効と思われます

現在山上佳織先生が

北海道の虻田高校さんに視察に出かけています

 

北海道では

札幌に授業配信センターがあり

各高校に授業を配信しています

虻田高校さんでどのように授業をしているか見た後で

センターからの配信の様子を見てきます

 

環太平洋大学さんと岡山の興陽高校さんと

共働で開発した

きゅうりのバスソルトを

お土産に持っていきました 

 

 

 

 

 

 

生徒のみなさんが

どのようにアクティブラーナーになっているのか

しっかり学んできてほしいと思います


【今日の「WAJI活」】

2年生が取り組む街づくりプロジェクトを紹介し

協力してくださる方を募集するコーナー

 

第6回目は「小型風力発電と小型流水発電」

〔解決したい課題〕

 震災時より

 ライフライン特に電気が使えなくなる

 

〔目標とする未来〕

 各家庭で発電することにより

 災害時でも困らない地域づくり

 

〔方法・手法〕

 家庭や地域単位で

 小規模かつ災害時にも発電できる

 小型の発電設備を開発する

 能登の海風を生かし

 空地などを利用し風力発電を行う

 小スペースでも発電効率の良い

 サポニウム型を利用する

 降水量が多い地域柄を生かし

 流水があるちょっとした場所で

 発電できる設備を作成する 

 

〔これまでの活動〕

 様々な発電方法や実例

 作成方法等について勉強し

 東京大学名誉教授の講演会にも参加しました

 そして実施計画の作成

 かかる費用の計算

 請求書の作成をしました

 また他校との交流を行い

 アドバイスを受けて計画を修正しています

 一人ひとりが案を出して計画を練り

 これから試作品を作っていくと言う段階です

 材料が届かず停滞中ですが

 長い時間計画を練ってきたので

 今後の活動に期待大です!!!