商売ことはじめ
地震から 379 日目
豪雨から 115 日目
NHK大河ドラマ「べらぼう」
昨日は蔦屋重三郎と平賀源内の
出会いのシーンが描かれていました
平賀源内といえば
エレキテルを作った人と
学生時代に学びましたが
そもそもエレキテルが何かもわからず
ピップエレキバンみたいなものだろうと
勝手に解釈していました
当時は今みたいに
Google先生とかYahoo先生がいないので
自分で調べる術もなく
そこで40年以上ぶりに調べてみると
なるほど発電機なのですね
しかも源内オリジナルではなく
西洋にその原型がありました
しかも西洋では
電気治療機として使用されていたとか
エレキバンもあながち
間違いではないなと
エレキテルを現在の生活で使っている方は
皆無かと心得ますが
源内が始めたことで
現在もなお続いているものがあります
あるお店の店主から相談を受けます
「こんなに暑くちゃ商売あがってりでぃ」
「じゃあよ こうするのはどうだい?
昔から丑の日にゃ「う」のつくもんを喰うと
からだにいいって云うじゃねえか
そしたらよ
土用の丑の日に「ウナギ」を喰えば精がつくって
世間に宣伝すりゃいいんだよ
べらぼうめ」
源内は江戸時代にすでに現代の
「恵方巻き」商戦や
「ブラックフライデー」商戦のようなものを
仕掛けていたんですね
源内のアイデアで始まった
土用の丑の日のウナギ喰いの習慣
今でも脈々と続いています
このように今は当たり前であっても
その発祥を調べてみると
意外な物語が流れていたりします
「街プロ」の参考にもなるので
これから少しずつ紹介してみようと思います