学校長挨拶


 この度は、石川県立輪島高等学校のホームページをお訪ね頂きありがとうございます。
 本校は、大正12年に能登北部最初の県立中学校として創立された輪島中学校と、大正15年に創立された輪島町立高等女学校を前身とし、能登北部中等教育の拠点校として、その伝統を築き上げて参りました。昭和45年に地元産業界の要請を受けて輪島実業高等学校が分離独立し普通科単独校となりましたが、少子化による生徒減のため、平成20年に輪島実業高校と統合しました。現在は、普通科ビジネスコースにおいて、社会で即戦力として活躍できる人材を育成する輪島実業高校での素晴らしい学びを継承し、新たな歴史を刻んでいます。この間、卒業生数は1万6千人を超え、在学中にメルボルンオリンピックに出場して二つの銀メダルを獲得された山中毅氏をはじめ、数多くの先輩が各界で活躍しています。
 校訓は、誠実、覇気、努力
誠実は、あたたかい心のふれあいを大切にし、自分に正直に生きること
覇気は、困難から逃げず、高い志を掲げ自信をもって最後まで敢然と進むこと
努力は、能力を最大限に発揮し、創意工夫しながら、たゆみなく努力すること、
この三つの校訓を礎に、新しい仲間との出会いを大切にして、多くの友人を作り、学校行事や部活動、生徒会活動などに積極的に参加し、充実した学校生活を送るとともに、自分軸を確立できるよう教育活動を行っていきたいと考えています。
 輪島高校の中庭である「青雲の広場」には、2つの鐘、桐章の鐘が設置されています。その鐘は以前、授業の予鈴として使用されていたもので、大正15年設立の輪島町立高等女学校の時代から使用されていました。その桐章の鐘は年月が移り変わっても輪島高校をあたたかく見守ってくれています。
 各ページでは本校の教育活動の一端が紹介されています。ぜひ、ご覧いただき、御意見や御感想をお寄せいただければ幸いに存じます。 希望に燃えて、勉学に部活動に頑張っている中学生の皆さん、本校には皆さんの期待に応えるものが必ずあります。輪島高校の門を叩いて、その魅力にふれてみてください。

石川県立輪島高等学校長 平野 敏