理数科お知らせ

海洋ゴミの分類を行い、海洋ゴミ問題について考察しました

 4月26日(火)に、CS学際科学の授業の一環として「フィールドワークから海洋問題を探る」というテーマについて学習しました。今回の授業のねらいは、①フィールドワークを通して海洋ごみ問題の実態を知り、その問題を自分事とし、解決策を探ること。②探究活動を行う手法「問いの立て方」について学ぶことです。

 授業の前半は地学実験室で、4月20日のオーシャン・クリーンアップ・フィールドワークで採取してきた海岸の砂から細かいゴミを拾い出して分類し、それらのゴミを見て感じたことを発表しました。後半はiStudioに移動し、海洋ごみ問題のリサーチクエスチョン(課題研究の問い)を考え、その解決策について考察しました。

金沢泉丘サイエンスツアーを開催しました

 3月25日(金)の午前に金沢大学ナノ生命科学研究所を訪問し、最先端の原子間力顕微鏡(AFM)や電子顕微鏡等を見学させていただきました。この原子間力顕微鏡は生きた細胞の内部構造や動きを直接観察でき、生物学や化学の他医学分野でも注目されている技術ということです。今回の研修では研究者の方とディスカッションをする時間もあり、生徒達は積極的に質問をしていました。ご協力いただいた金沢大学ナノ生命科学研究所の皆様、本当にありがとうございました。

科学の甲子園全国大会に出場しました

 3月19日(土)に科学の甲子園全国大会がオンラインで開催され、本校から理数科1年生チーム「Φ(ファイ)」が石川県代表として参加しました。今年度は、新型コロナウイルスの影響で残念ながらオンラインでの開催となり、筆記競技(物理、化学、生物、地学、数学、情報分野から出題)のみの実施となりましたが、生徒達は2時間の筆記試験に真剣に取り組んでいました。結果は4月25日(月)の放課後に実施される表彰式で発表されます。

 

近畿サイエンスデイに参加しました

 2月12日(土)に開催された「近畿サイエンスデイ」(主催:大阪府立天王寺高校)に、本校からは理数科2年生が参加し、「バイオリアクターによる食品廃棄物のバイオエタノール化」の研究成果を発表しました。近畿サイエンスデイは、近畿圏のSSH校が課題研究の発表を行う場として、主催の大阪府立天王寺高校が毎年開催しているイベントで、今年度は、三重県立津高等学校、兵庫県立神戸高等学校、大阪府立北野高等学校、滋賀県立膳所高等学校、大阪府立天王寺高等学校、そして本校の6校が参加しました。今年度もオンラインでの参加となりましたが、他県のSSH校と研究をとおして交流することができました。

金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました

 2月11日(金・祝)Ex4限に、今年度3回目となる「金沢泉丘サイエンスグランプリ」を開催しました。今回は金沢子ども科学財団との共催で、理科好きの中学生もオンラインで参戦!高校生と中学生の混成チームで競う団体戦でした。

 テーマは『断切る TACHIKIRU』。A4のコピー用紙1枚を折り、1回だけハサミを入れてアルファベットを切り抜き、総合得点を競う競技でした。アルファベットは切り抜く難易度毎に点数が違い、中学生の得点は2倍となります。今回はさらに、そのアルファベットで単語を作成するミッションがありました。オンラインいう制約がある中、生徒達は試行錯誤し競技に取り組んでいました。

 

生徒の感想(一部)

「色々な知識を使って問題解答をするのがとても面白かった」

「高校の先輩方が優しくて、緊張せずに参加することができたので良かったです。できなかったアルファベットもあったのでそれらを家でもチャレンジしたいです。」

「zoomだと意思疎通が難しいと思った。難しくて楽しかったです!」

 

滋賀県立膳所高等学校・山口県立徳山高等学校と課題研究の交流会を行いました

 2月4日(金)の放課後に、滋賀県立膳所高等学校・山口県立徳山高等学校と課題研究の交流会をオンラインで行いました。今回はAI(人工知能)に関するテーマということで、本校からは理数科2年生の「ニューラルネットワークによるtwitterエンゲージメントの予測」班と、「VRによる視覚情報の心理的・身体的効果」班の2班が参加し、それぞれの研究について紹介しました。また、金沢大学の先生方4名も参加してくださり、各研究についてアドバイスをいただきました。他校の生徒の研究に触れることができ、お互いに質問することで交流を深めることができました。

SSH公開授業を行いました。

 2月4日(金)にSSHの研究授業を行い、県内外の教育関係者の方々に対してオンラインで公開しました。4限目は普通科普通コース理型の27Hの生徒達による「SS課題研究Ⅰ」のクラス内発表会の様子を公開し、5・6限目は理数科1年生の「CS学際科学」で、中村留精密工業株式会社の企業研修の様子を公開しました。

 4限目の「SS課題研究Ⅰ」のクラス内発表会では、27Hの研究班のうち半数の4班がこれまでに研究してきた内容について口頭発表を行いました。今回発表されたテーマは次のとおりです。「実質消費電力0でホカホカ弁当を食べる方法」、「プラスチックに代わるストロー素材について」、「扇風機を用いた快適な換気方法の探求」、「雪かきによる腰痛の改善」

 今後、他のクラスも順次発表会を行い、それぞれクラス代表の班を決めます。更にクラス代表班の中から選抜された数班が理型クラス代表となり、3月に予定されている「探究の日」で発表することになります。代表を目指してがんばってください。

 また、5・6限目は理数科1年生の「CS学際科学」で、中村留精密工業株式会社の皆様のご協力のもと、企業研修をさせていただきました。感染症対策のため、選抜の10名が会社を訪問し、他30名は学校でオンライン参加をしました。内容は、前回のプログラミングの授業で計算した座標を実際に機械に入力し、加工する様子を見せていただくというもので、真鍮の材料が入力されたプログラムどおりに削られていく様子をリアルタイムに見ることができました。また、授業の後半は、働くことのビジョン・目的について、ホワイトボードを用いてディスカッションを行いました。