理数科お知らせ

中村留精密工業株式会社のご協力でプログラミングを用いた研修をさせていただきました

 1月28日(金)の5・6限に、中村留精密工業株式会社の皆様のご協力のもと、プログラミングの学習をしました。昨年度に続きZoomを用いたオンライン開催となりましたが、工作機械やプログラミング作成のための講義を聞き、プログラミングに使用する座標の計算を行うことで、工作機械がどのような仕組みで動いているのか学習することができました。

 また、出題された問題に班毎に取り組む時間がありましたが、この問題に正解した班のうち先着で2班が、次回2月4日に代表者10名が実際に中村留精密工業株式会社を訪問し、実機加工の一部体験をさせていただく流れとなっています。

 ご協力いただいた中村留精密工業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。

 

第13 回 マスフェスタ <全国数学生徒研究発表会>に参加しました

 12月25日(土)に大阪府立大手前高校で開催された、「第13 回 マスフェスタ <全国数学生徒研究発表会>」に、本校の物理部1年生が参加し、「折り紙による様々な方程式の解法について」という研究テーマでポスター発表を行いました。折り紙を用いて二次方程式や三次方程式の解を得られることを利用した研究で、当日は沢山の人で賑わう人気ブースとなったそうです。

 

WPIサイエンスシンポジウム 石川県SSH生徒研究発表会に参加しました

 12月18日(土)に石川県立音楽堂で開催された、「WPIサイエンスシンポジウム 石川県SSH生徒研究発表会」に、理数科2年生が参加し、これまでの課題研究の成果を発表しました。

 これまで「石川県SSH生徒研究発表会」は、県内のSSH指定校と金沢桜丘高校、金沢二水高校が参加する形で行われてきましたが、今年度は、金沢大学が主催するWPI(世界トップレベル研究拠点プログラム)のサイエンスシンポジウムとの合同企画で、午前中は第一線で活躍されている研究者の方々の講演を聞くことができました。午後からは代表2班がステージで10分間のプレゼン+5分間Q&Aの口頭発表を行い、その後全ての班が「数学+物理/化学/⽣物/⽣物+化学/地学+複合」の5グループに分かれ、各チーム90秒間のフラッシュトーク+8分間のQ&Aの形式で研究成果を発表しました。

 ポスター発表では、各分野で『NanoLSIポスター賞』最優秀賞1チーム・優秀賞2チーム・奨励賞3チームが選出され、表彰されました。本校からは、化学分野で発表した「水素吸蔵合金CaNi5の初期活性化における特性」班が優秀賞を受賞しました。受賞した皆さんおめでとうございます!

 今回のイベントをとおして、研究者の方から様々なアドバイスをいただくことができました。また、最先端の研究や他校の高校生の研究に触れる貴重な体験をすることができました。皆さまありがとうございました。

サイエンス・フェスタ2021に参加しました

 12月12日(日)に、サイエンスヒルズこまつでサイエンス・フェスタ2021が開催され、本校から物理部・生物部・SS部ロボット班が参加しました。サイエンスフェスタは、高校生、大学生、企業の方々などによる子供向けのイベントで、各団体が様々なテーマでブースを展開します。本校は今年、下記の内容で参加しました。

SS部ロボット班 「レゴプログラミング体験教室〜ライントレース〜」

物理部  「 光に音をのせて届け!」「光の不思議」

生物部  「 土の中の生きものを探検する」

CS学際科学でデータサイエンス特別講座を開催しました

 11月19日(金)に、7月もお世話になった、金沢工業大学の竹俣一也教授、国際高等専門学校の南出章幸教授、国際高等専門学校 の藤島悟志教授をお招きし、データサイエンス基礎講座を開講しました。

 AI技術の概要とアンプラグド演習についての講義・実習とPCを使った画像認識体験についての講義・実習で、実際に数式を使って猫とライオンの分類をする実習と、手書きの数字をコンピュータに認識させる実習を行いました。

AI課題研究Ⅱ校内中間発表会を開催しました

 11月3日(水・祝)に、理数科2年生による課題研究の中間発表会を開催しました。この発表会はスライドを用いた口頭発表の形式で、これまでに行ってきた実験やこれからの方針について、班毎に発表をしました。

 今回の発表会で講評をしてくださった北陸先端科学技術大学院大学の小田和司先生、金沢大学の宇梶裕先生、北陸大学の杉森公一先生、3名の本校OB・OGの方々、オンライン参加をしてくださった卒業生の皆様、貴重な助言をありがとうございました。

研究テーマ(発表順)

研究発表1「VRによる視覚情報の心理的・身体的効果」

研究発表2「水素吸蔵合金CaNi₅の特性」

研究発表3「卵殻膜の物質吸着の解析」

研究発表4「貝類体内におけるCC結晶化の実験的再現による晶結条件の解明」

研究発表5「コオロギの習性を利用した効率的な飼育方法の開発」

研究発表6「Twitterエンゲージメント予測モデルを作成する」

研究発表7「バイオリアクターを用いたアルコール発酵」

研究発表8「Space Port 〜有人宇宙施設を作る〜」

 

石川県立大学 生命科学研修を実施しました

 11月5日(金)に、石川県立大学を訪問し、DNAに関する実験実習を行いました。今年度は2グループに分かれての実習で、中谷内先生と髙原先生、そしてティーチングアシスタント(TA)の学生さんがついてくださいました。

 中谷内先生のグループでは、λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動で分離し観察する実験でした。

 髙原先生のグループでは、イネ抵抗性遺伝子をPCRで増幅する実験と野菜・きのこからの簡易DNA抽出実験を行いました。

 マイクロピペットや電気泳動装置など、初めて使用する機材もありましたが、先生方やTAの皆さんのおかげでスムーズに実験を進めることができました。ありがとうございました。

(1/11追記)令和3年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール公開授業の開催について【教育関係の皆様】

 このたび、公開授業を下記の要領で開催しますので、お知らせします。※1月11日 参加申込書(別紙様式)を添付しました

 

 1.趣  旨  スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。

 2.日  時  令和4年2月4日(金)11:00~14:55 

 3.会  場  石川県立金沢泉丘高等学校 

         石川県金沢市泉野出町3丁目10番10号

         TEL:076-241-6117 

 4.参加対象   全国SSH指定校、県内高等学校、中学校の教職員 等

         ※ライブ配信も実施します。石川県外の方の参加は、ライブ配信の視聴のみとなります。

          なお、視聴用URLは、後日、視聴申込みされた方のみにお知らせします。

 5.日  程 

   10:30~11:00 受付(1階講堂入口)

   11:00~11:25 金沢泉丘高校SSH研究概要説明

   11:30~12:20 公開授業①(4限)

               『SS課題研究Ⅰ』(普通科2年生普通コース理型)

                *課題研究クラス内発表会

   13:05~14:55 公開授業②(5,6限)

               『CS学際科学』(理数科1年生)

                *オンラインによる企業実習(プログラミング)        

 6.参加申込  参加を希望される方は、1月26日(水)までに、参加申込書(別紙様式)を電子メールにてご提出ください。

         なお、参加費及び資料代は無料です。        

 7.そ の 他

 【県内で来校される教職員の方へのお願い】

・当日受付にて検温をお願いします。

・感染症対策のため手指消毒の徹底及び、マスクの着用にご協力をお願いいたします。

・発熱・風邪症状等、体調に不安のある方は来校をご遠慮ください。

・校舎内に駐車スペースがありませんので、自家用車での来校はご遠慮いただき、公共交通機関をご利用ください。

・参観された授業やSSH事業についてご質問、ご感想、ご意見等があれば当日配付するアンケート用紙にご記入ください。

 【オンライン参加の教職員の方へ】

・視聴の際、お気づきの点やご意見等がございましたらチャット機能を利用し、コメントをご入力ください。

 皆さまから貴重なご意見、ご感想をいただき、今後の研究活動に生かしたいと思います。

サイエンスフェスタ報告【3日目】

3日目も引き続き学校での活動でした。

生物実験②・・・前日にインキュベーターで培養していた大腸菌のコロニーを確認し、数を数えました。また紫外線をあて、形質転換が上手くいったかを確認しました。 

オンライン特別講義・・・東京大学 新領域創成科学研究科 基盤系物質系専攻の木村 薫 教授による講義で、「ナノスペースで決まるマテリアルの機能」というテーマでした。

 

科学実験②・・・前日に作成した滑空飛行体の調整作業を行い、各自が作成した機体について工夫した点や特徴等をプレゼンしました。その後は講堂へ移動し、2階席の後部から機体を飛ばしてその飛距離を競いました。真っすぐ飛ばすことは中々難しかったようです。