宇ノ気中学校の出来事

克己心

 5月6日(土)に、第25回新化旗争奪全国中学校剣道大会が河北台健民体育館で行われました。令和元年に第24回大会が行われて以来、4年振りの開催となります。東北・関東・近畿・東海・北信越から、各県を代表する計16チームによって熱い闘いが繰り広げられました。

 

 4日からかほく市剣道協会の皆様や保護者の方々が、遅くまで準備に携わり、5日には錬成会も行われ、多くの部員が全国の強豪チームと剣を交えることができました。

 

 本戦では、男女ともに予選リーグから接戦続きではありましたが、最終的に男子が優勝、女子が3位をいただくことができました。また、男子の最優秀選手賞に西田 潤が、女子は中農 陽が受賞することができました。

 

 剣道は最終的には心の闘いです。いざ試合場に一歩足を踏み入れた瞬間から、監督や仲間からアドバイスやサインを受けることがルール上禁止されています。また、不用意にタイムをかけることも反則の対象となります。相手に勝つためには、まず自分に克つ強い精神力が求められる競技です。

 

 日頃から稽古をつけてくださっている、かほく市剣道協会並びに各道場の指導者の皆様。そして、いつもあたたかく見守ってくれている保護者の方々。剣道部は35名全部員で、夏の全国大会の切符を全力で取りに行きます。これからも応援よろしくお願いします。