七尾市立朝日小学校
= Asahi Elementary School Nanao-city =
がんばろう能登!がんばろう朝日!
〒926-0824 石川県七尾市下町戊部17番地の1
TEL 0767-57-1540 FAX 0767-57-1514
E-mail asahisho@edu.city.nanao.ishikawa.jp
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がんばろう能登!がんばろう朝日!
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6月26日に社会科の学習で,河内浄水場と下水処理場の見学に行かせていただきました。
施設の方のお話を真剣に聞く子供たちの姿が見られました。
また,下水処理場も見学させていただき,自分たちの生活と深く関わっていることに改めて気付いていました。「コップ一杯の牛乳を川に流したら,魚が住めるくらいにきれいにするためには,お風呂20杯分の水が必要」という話を聞き,とても驚いた様子でした。水の使い方についても考えていきたいですね。
実際に目にすることで,新たな気付きが得られた1日でした。
4年生は,6月21日に七尾特別支援学校に行き,3・4年生と交流をしました。
七尾特別支援学校の3・4年生が今回のためにプログラムやゲームなどの準備をしてくれました。最初は緊張していた朝日っ子でしたが,ゲームを通して積極的に関わろうとする姿が見られました。バルーンがうまくできてハイタッチをしたり,じゃんけん列車で触れ合ったり,「一緒にやろう」と声をかけたり,一緒に応援したり。温かい交流ができました。進んで片付けを手伝う姿もありました。学校以外でも考えて行動できて素晴らしいです!
そんななか,暑さからか鼻血が出た七尾特別支援学校の3年生がいました。すると,その子についている先生のところにサッと自分のティッシュをポケットから取り出して渡す朝日っ子の姿がありました。優しさは人をつなぎます。とても素敵な姿でした。
2学期には,朝日小学校に七尾特別支援学校の3・4年生を招待します。今回の交流をいかして,喜んでもらえるように,気持ちよく過ごしてもらえるように,2学期考えていきます!
4年生は,5月から多くの方々のご協力を得て,福祉学習として体験活動をしています。
6月14日に七尾市役所の福祉課の方々に,手話講座を行っていただきました。
実際に耳の不自由な方にもお越しいただき,いろいろなお話を聞かせていただきました。最初は緊張していた子供たちでしたが,手話を習い,手話で会話してみることで,心のバリアがとれ,積極的に関わっていく変化がみられました。そして,関わることで,手話という手段だけが大切なのではなく,表情やジェスチャーなど,外国語活動で学習している言葉を使わないコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の大切さにも改めて気付くことができました。
今月の歌で全校で取り組んでいる『にじ』という曲を手話で歌い,プレゼントしました。とても喜んでくださっていました。言葉がなくても伝わるものがある。とても素敵な時間でした。
最後,見えなくなるまで「ありがとう」「さようなら」の手話と,拍手の手話をし続ける子供たちの姿がありました。
4年生は,5月から多くの方々のご協力を得て,福祉学習として体験活動をしています。
6月12日に社会福祉協議会の方々に来ていただき,「バリアフリー」について学びました。一生懸命話を聞いたり,メモを取る姿が見られました。世の中にはバリアフリーが広がってきていますが,「なんちゃってバリアフリー」が意外とあるというお話を聞いて,みんな目から鱗でした。いろいろな人の立場に立って物事を見ることが大切だと気付いた4年生でした。授業後,「学校になんちゃってバリアフリーがないか」と考え始めていました。
6月21日に再度,社会福祉協議会の方々にご協力いただき,車いす体験・高齢者疑似体験をしました。
車いす体験では,相手の気持ちを想像して声をかける大切さや,乗っている人にとってどんなことが困るのかなどを感じていました。体育館にある多目的トイレに車いすで入ってみて「なんちゃってバリアフリー」がたくさんあることに気付くこともできました。
高齢者疑似体験では,体がとても動かしにくくなることや,腰や足が痛くなりやすいことなどを感じていました。15分ほどの体験でもそう感じたのに,高齢者の方々はそれがずっと続いていることに気付き,高齢者の方々を労わっていきたいという思いがうまれていました。そして,この体験でも「なんちゃってバリアフリー」がありました。
6月26日に再再度,社会福祉協議会の方々にご協力いただき,アイマスク体験をしました。
アイマスク体験では,日頃見慣れ,過ごし慣れている学校が,未知の世界に感じたようでした。アイマスクをした子供たちは,「今ここどこ?」「こわい」「次どうなっている?」と,不安でいっぱい。それを介助する子供たちは,「もうすぐ階段があるよ」「大丈夫」「次に右に曲がるね」「階段あと3段で終わるよ」など,安心する言葉がけをしていました。
これらの体験を通して,「なんちゃってバリアフリー」ではなく,環境も心も「本当のバリアフリー」を目指していきたいと,子どもたちは目標を新たにしていました。
4年生は,5月から多くの方々のご協力を得て,福祉学習として体験活動をしています。
5月24日には,田鶴浜高校にご協力をいただいて,妊婦疑似体験をしました。重さを実感し,妊婦さんの大変さに気付いていました。
さらに妊婦さんに来校していただき,実際にインタビューをして,お話を聞きました。「大切な産まれてくる子どものためなら頑張れる」というお話を聞きました。そして,実際の重さの赤ちゃんを抱っこしてみました。妊婦疑似体験をして,そして妊婦さんのお話を聞いたことで,模型の赤ちゃんでもとても優しくていねいに大切に触ったり,抱っこしたりする姿が見られました。
妊婦さんのご厚意でお腹を触らせてもらいながら,「元気に産まれてきてね」「待ってるよ」とはにかみながら伝える子どもたちの姿を見て,妊婦さんも嬉しそうでした。
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