建築コース
 
 建物の構造や意匠(デザインなど)、法律について学習して、住宅・店舗・大型ビルディングなどを造りあげる技術を習得します。また、建設業の幅広い知識や基本となる事柄を身につけます。
 

 

 1年次はコースを選択するために「工業技術基礎」で建築・土木・デザインの学習をおこないます。建築では、製図や模型製作、CADなどを通して建築の魅力を学びます。また、「情報技術基礎」「地球環境化学」などの工業科目を授業でおこない工業の基礎・基本となる事柄を学習します。

  

 

 

 

 

 
3年生建築実習の風景

 2年次からコースによる授業となります。建築コースでは、図面を描くための基礎(製図文字の練習,線の種類や太さの練習,図形を描く,簡単な図面を描く)や専門教科として「建築構造」「建築計画」「建築構造設計」「製図」「実習」を学習します。「建築製図」では、トレースを中心に図面の描き方、読み方を勉強します。また、CADを使った図面も描きます。「実習」では、木工実習を中心に行います。令和2年は橋本建具製作所の中島先生を招き、1学期は道具(のこぎり,のみ,かんななど)の使い方・手入れの仕方を学び、印の仕方・木を切る・木を掘ることを練習しました。2・3学期はそれを基礎とし、作品製作をおこないました。

 

 

 

 

 

 

3年生課題研究の風景

 3年次は専門教科として「建築構造設計」「建築施工」「建築法規」「課題研究(総合的な探究の時間)」「実習(Ⅰ)」「実習(Ⅱ)」があります。「課題研究」では「設計」・「ものづくり」のグループに分かれて行っています。

 資格・検定取得

全員受験 情報技術検定、危険物乙種4類、コンピュータサービス技能評価ワープロ、基礎製図検定、建築CAD検定、2級建築施工管理技術検定(学科) など
希望者受験 危険物乙種1・2・3・5・6類、ボイラー技士、小型車両系建設機械運転特別講習、福祉住環境コーディネーター、技能検定建築大工(大工工事作業)、品質管理検定 など

電気工事士レタリング検定POP検定色彩検定などの受験資格の要らない資格も、自由に受験できます。

 

1級建築士への道

建築士法の改定により、卒業後実務経験無しで2級建築士学科試験が受けられようになります。(詳細は各自でお調べください)高校卒業後3年の実務経験を経て、2級建築士実地試験が受けられます。2級建築士取得後実務経験4年を経て、1級建築士の受験資格が与えられます。学科試験、実地試験に合格し、登録申請をすれば「建築士」の称号が与えられます。

 

施工管理技士への道
この資格は、下請負への支払金額が4,000万円(建築工事6,000万円)を超える「公共性が高い建築物」の工事で、現場管理をする際に必ず必要となります。高校卒業後、3年間の実務経験を経て実地試験を受けられます。合格後4年の実務経験を経て1級建築施工管理技術検定の受験資格が得られます。大きな建築物や公共性の高い建築物の施工管理をする場合は、必ず必要です。「施工管理技士」を目指して、本校で学習しましょう。

 

進路

就職先・進学先

本校ホームページをご覧ください。

◆戻る