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11月

3年社会科(公民分野) 模擬裁判をしてみよう!

 本日、学年集会の形で模擬裁判を行いました。


 裁判員制度が始まって10年以上がたちます。

 多くの人が裁判員として選ばれ、重大な刑事事件の判決をまかされてきました。

 ただし、その難しさから国民に敬遠されたり、司法の仕事にたずさわる人が少ないことが大きな課題となっています。


 そこで、授業では、「公正に裁くこと」について、裁判の専門用語も用いて本格的な模擬裁判を傍聴し、判決についてグループディスカッションを行いました。

 被告人・裁判官・裁判員・検察官・弁護人・証言者役の人たちによる迫真の演技を見ながら、殺人未遂罪についての有罪・無罪、および量刑を決定しました。

 

 

<生徒の感想より(一部)>

・裁判員制度では、誰が選ばれるか分からないから、全国民が裁判について、勉強するべきだと思った。国民が司法に参加することは、良い経験になると思う。

 

・どちらかに同情したりするなどの公正な判断がとても難しいと思った。それでも決めなくてはいけないから裁判に長い時間が必要なことに納得した。


・改めて、国民が司法に参加することはとても大切なことだと感じました。なぜなら、見ることしかできない傍聴人とほぼ同じ人が、裁判に対して意見をいうことができる裁判員というものがあるおかげで、より公正な意見になると感じたからです。

 


 3年生たちは、公正な判決を下すことの難しさ・大切さを実感することができました。


 これを1つのきっかけに、少しでも司法に興味をもってくれるといいなと思います。

 ドラマや映画を見るといった、小さなことからでもいいですし、もちろん将来の夢として司法の仕事を目指してくれる人が増えるといいですね。


 本校の教育目標である「宝達中プライド~21世紀をしなやかに、たくましく生きるため、更なる高みを目指して何事にも取り組む生徒~」を目指して、日々、生徒は頑張っています!

 

 

2年生 羽咋工業高校 出前授業

羽咋工業高校の先生方が出前授業をしに来てくださいました。

2年生は現在、キャリア教育として、理想の将来に至る道筋を探すために、進路についての情報収集をしています。

中学校を卒業してからどの道に進むのかを考えるうえで、今回の出前授業は貴重な経験となりました。

本年度は、①【機械システム科】 ②【電気科】 ③【建設・デザイン科 建築コース】 ④【建設・デザイン科 土木コース】 ⑤【建設・デザイン科 デザインコース】の5つのコースから生徒が自ら希望した授業を体験しました。

 

①【機械システム科】「マイクロビットによるコンピューター制御」 

 

②【電気科】「電気配線工事」

 

 

③【建設・デザイン科 建築コース】「建築バースの作図」

 

 

 

④【建設・デザイン科 土木コース】「水準測量」

 

 

⑤【建設・デザイン科 デザインコース】「デザインの基礎」

腰塚勇人先生による講演 『命の授業』〜ドリー夢メーカーと今を生きる〜

【腰塚勇人先生のプロフィール】

元・中学校体育教師。元・養護学校教師。

中学校では熱血教師として充実した日々を送っていた最中、スキーで大事故に遭い、頸椎(首の骨)を骨折。医者から「一生、寝たきり」との宣告を受ける。失意の果てに自殺を考えるが、家族や生徒の応援、自身の感謝の心により、奇跡の復活を遂げる。現在、「命の授業」の講演活動で命の大切さを伝え続けている。

 

 

 

【講演:『命の授業』】

生徒たちの心に響く、素敵な講演でした! 

 

 腰塚先生の経験から、自分の『命』・周りの人の『命』の使い方について考える講演になりました。

 最後に腰塚先生か出された祝題(しゅくだい)として「自分の命を喜ばせる幸動・他人の命を喜ばせる幸動(こうどう)はなにか考えよう」というものがありました。ご家庭でもぜひお子様達と話してみてください。

 

シールもいただきました。ドリー夢メーカーとしての「命」の使い方が書かれています。

みんなで『5つの誓い』を守って、これからも学校生活を楽しく過ごしていきます。

  

<生徒たちの振り返り>

 ・感動した。自分の周りには話を聞いてくれる人はいるし、一人で悩むんじゃなくて信頼できる人がいるから相談しようと思った。

・自分で自分を傷つけたり、自分の可能性を潰してしまっていた。ありのままの自分を受け止められる自分の中のドリー夢メーカーを大切にしたい。

・当たり前の日々が、本当は奇跡なんだとわかったので、1日1日を大切にしたい。

・これからは、自分の命、身体を正しく使って生き、相手の命も考えて、自分のドリー夢キラーもいることを自覚して生きていきたい。

・私は人の役に立つ幸動をしたいと思った。そうすると、自分の命も喜ぶし、他の人も楽になるので、口だけの人じゃなくちゃんと動けるような人になろうと思った。

・友達の命を喜ばす幸動として、いつも一緒にいてくれてありがとうという感謝の気持ちを伝えてあげたいです。

・自分の両親はドリー夢メーカーなんだなと思った。

・「生きたいのに生きることもできない命もある」という言葉が胸にささりました。

・ドリー夢キラーに負けて「無理だ」と思っていたり、自分で自分に甘えて楽をしていたりしていたけれど、講演後は「無理だ」と思っていたことでも挑戦してみたいと思うようになりました。

 

 

本日のデザートは「手作り米粉マフィン」!

本日の給食で、デザートに手作りの米粉マフィンが出ました。

今が旬の石川県産さつまいもを使用した、甘くてかわいいマフィンです。

調理員さんたちの愛情がたっっっっぷりつまっています!

 

 

 

優しい甘みとふっくら食感で美味しかったです!!

 

西岡壱誠さん講演会

特別講師として、ドラマ「ドラゴン桜」監修者の東大生の西岡壱誠さんと東大生の高橋優斗さんにお越しいただきました。

1,2年生に向けて、「なぜ勉強をするのか」「どのように勉強をすればよいのか」ということについて、わかりやすくお話していただきました。生徒たちも、面白くためになるお話を前のめりで聞いていました。

 

<講演会の様子>

 

<生徒の反応(一部)>

・中学生時代にしていたことが自分と似ていて、親近感がありました。

・今まで自分に合っている勉強法が分からなく、毎回テストの時に困っていましたが今日のお話でこれからやってみようと思ったのがいくつかありました。

・「再現をする」ということが重要であることを知りました。

・私がこれまでしていた勉強にアウトプットが少ないなと思いました。

・これまでは宿題しかできなかったが、「その日勉強したことを白い紙に書く」ということなら簡単そうだから実践してみようと思いました。

・「アウトプット」を意識するために、授業の内容を友だちと確認しようと思いました。

・こう聞かれるかもと予想しながら授業をうけたり、説明できるようになるまで勉強したりということをしてこなかったです。これからは、今日教わったことを思い出しながら、受験に向けて少しずつ勉強していこうと思いました。

・勉強を続けられるような自分なりの勉強法を見つけていきたいです。

・「勉強したことを書く」「どうやって聞かれるか考える」「自分が出されたら困る問題を考える」「テストに出そうな問題を考える」「意味を考えながら覚える」が大切だと分かりました。

・間違えたり、分からなかったりした問題を、自分がしっかり納得するまで「どういう意味なのか?」「なぜこうなるのか?」と深く知ろうとする姿勢を持ちたいです。

 

生徒たちにとって実りのある時間となりました!!