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読書のすすめ

 自宅で過ごす時間が長くなっている今こそ、新しい本との出会いを楽しんでみませんか?様々な本を読むことは、社会に出た際に役立つ教養を身につけたり、活字に慣れることで受験対策になったりと役に立つこと間違いなしです。
 今回は3人の先生方からおすすめの本の紹介をしてもらいました。飯田高校図書室にはたくさんの本がありますのでぜひたくさん借りて読んでみてください。

 

『大地の子エイラ』上・中・下
(ジーン・アウル 著 中村紗子 訳)
 物語の舞台は紀元前3万年前、人類黎明の頃です。大地震により、広い大地にただ一人取り残されたクロマニヨン人のエイラは5歳。彼女はネアンデルタールの部族に助けられ、その後、波乱の人生を歩みます。初版が1983年、全3巻の長編ですが、読み始めると壮大な太古の世界に思わず引き込まれます。
(推薦者 図書館司書・鈴ヶ嶺先生)

 

『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』
(長谷部誠 著)
 部活動の主将として行き詰った頃に出会った本です。長谷部選手のものの見方やルーティンを学ぶことができます。スポーツに限らず幅広い分野において誰もが実践できる秘訣であふれています。
(推薦者 今井先生)

 

『桜の森の満開の下』
(坂口安吾 著)
 『桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です』桜は美しいものという考えを否定する一文から始まる、最も美しく恐ろしく「孤独」を描いた作品です。
(推薦者 葭谷内先生)