令和6年度大学入学共通テスト

 1月18日(土)・19日(日)に、大学入学共通テストが実施されました。本校からは39名の3年生が受験しました。

 17日(金)の出発式では、角校長先生より、緊張をほぐすための方法の伝授と温かい激励の言葉をいただきました。その後、大型バスに乗り込み、9時30分頃に学校を出発しました。午後には、試験会場となる金沢学院大学の下見をしました。生徒は試験室と控室を確認し、その後ホテルに入りました。

 1日目(18日)は9時30分の「地歴公民」から始まり、「国語」「外国語」を受験しました。緊張から昼食のお弁当が食べきれない生徒もいましたが、生徒が自分のペースを保つことができるよう引率教員も声掛けをしながら様子を見守り、第一日目の受験を無事終えました。19時過ぎにホテルへ戻り夕食をとった後は、自分の部屋や自習室で翌日の試験に備えました。

 2日目(19日)は9時30分の「理科」から始まり、「数学」「情報」を受験しました。初日に比べて、生徒の緊張も和らいだ様子でした。18時過ぎに試験会場を出発し、21時過ぎに帰校しました。2日間の試験を終え、帰りのバスの中では、生徒はほっとした表情を見せていました。20日(月)の午前には、生徒の自己採点が行われました。

 共通テストの結果は変わりませんが、最終的な結果は今後の取り組み方で決まります。今から二次試験までの期間が本当の勝負と言えます。自分の目標を見据え、1点でも多く得点しようという気概を持ってほしいと思います。私大の入試、国公立の前・中・後期と日程が続きます。生徒にとっては苦しい日々になるかもしれませんが、その中でも努力を積み重ねていくという経験は、本人のその後の人生において逆境を乗り越える糧となります。生徒が今掲げる目標に対してできるだけ前向きな気持ちで、また最後まで粘り強く取り組むことができるよう、3年生指導担当者一同引き続きサポートしていきたいと考えています。