日誌

レストラン経営者との出会いを通して

 6年生の総合的な学習の時間「未来をデザインする~夢に向かって~」の学習で,今日はインド料理店「シャルマ」などを経営している大友吉朗さんをお迎えしました。
 大友さんは高校3年生の時に口にした大変美味しいカレーに感動し,「そのような美味しいカレーを提供するレストランを作りたい」と思ったそうです。大学進学までの2か月でスパイスやカレーの勉強をし,会社設立に向けて奔走し,大学入学直前に開店させることができました。その後は大学生と経営者の2足の草鞋を履き,経営を学びながら実際に経営をするという大学時代をお過ごしになりました。
 「シャルマ」に行ったことのある方も多いと思いますし,「シャルマ」がどんどん発展していることをご存知の方もいらっしゃると思います。大友さんご自身,「開店してから毎年何か新しいことを行っている」とおっしゃっていました。これが外食産業を生き延びてきた秘訣だと思いますし,子供たちへのメッセージだと思います。
 大友さんは「まず大きな目標を持つことが大事だ」とおっしゃいます。次にそれに向けての「小さい目標を持つことだ」とのことです。小さい目標は達成しやすいので,それができたら次の小さい目標,それができたらまた次の小さい目標と続けていくと,大きな目標に近付いていきます。
 大友さんの生き方に圧倒された1時間でした。ありがとうございました。