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今日から人権週間です

今日から人権週間です。2日の全校集会でも話しました。以下の内容です。

12月4日から10日までは、人権週間です。 人権って、聞いたことがある人もいるかもしれませんが、少しわかりにくい言葉だと思います。「人権」とは、一人ひとりが、生まれた時から持っている「大切な宝物のような」権利のことです。

誰一人として同じ人はいませんよね。みんなそれぞれ違うのが当たり前です。 人権週間は、ちがいはあっても「みんな すてきな 大切な ひとり」であることをみんなで確かめる 大切な1週間です。

 

では、すべての人がその人らしく生きるためには、どうしたらいいでしょうか。姿やかたちも違いますが、考え方も好みも違います。食べ物やスポーツや色でもみんな好きなものはちがいますよね。それがあたりまえです。そんな人達みんなが自分らしくどうどうと生きるためには何が必要でしょうか。

 

まずは、「なるほどそうなのか」「わかった。わたしとちがうんだ」と相手のことを知ろうとすることが大切です。

 

次に相手のことが分かったら、「なかよくしよう」「手伝ってあげよう」「いっしょにしよう」「話し掛けよう」「それだったらがまんしよう」と相手のことを思いやることです。それを「思いやりの心」といいます。

「思いやりの心」とは「相手の立場に立って考え、相手の気持ちを大事にして行動する」心ということです。

 

何故「思いやりの心」が大切なのか、一緒に考えてみたいと思います。

もし皆が「思いやりの心」を持たずに、周りの人に気をつかうこともなく、思ったことをすべて言ったり、思いのままの行動をとったりしたらどうなるでしょうか。

わがまま勝手な言動は、みんなに迷惑をかけたり、周りを傷つけたりして皆が嫌な思いになりますよね。

 

学校でも皆が「思いやりの心」を持って友だちと接すると、 「いじめ」もきっと無くなります。皆で「思いやりの心」が持てるように、相手を知り、そしてよく考えて行動していきましょう。

 

このようなことを子供たちに話しました。そして今日、放送でそれぞれの学級で人権について学ぶ時間をとることを担当の先生から話しました。今日からは、動画などを視聴して人権について知る、お互いのことを考える期間としてほしいと思います。