令和5年度 河北台中学校のようす

2年生進学講演会「なぜ、学ぶのか?」

 6限に、2年生進学講演会が行われました。講師に石川県立大学より中谷内修助教をお迎えして「なぜ、学ぶのか?」と題してお話を伺いました。研究者の立場から「すべての人が無条件で等しく、この社会にとって必要な存在であること」を前提とし、学ぶことの意味は「人類はこれまで、一部の天才だけでなく普通の人々の多様な知恵や知識が無数に集まって進歩をもたらしてきた。中学生の皆が自分なりに学び、少しずつ成長していくことが人類にとっては重要である。あなたにしか果たせない役割に出会ったときに、それをはたせるように学んでください。あなたの援助を必要としている人に出会った時に、その人を助けられるように学んでください。」と話をされました。

 その他、成長のために必要なこと、自由とは何か等、これから「生き方」を考える2年生に、多くの示唆を与えてくれる貴重な機会となりました。2年生は明朝、講演を聴いた感想文を書く予定になっています。ご家庭では、ぜひ、お子様より直接感想を聞いていただけたらと思います。

 2年生はこの後、県内高等学校等の先生を講師に迎えた「進学講演会」を実施します。特に、今年度は高等学校等の先生方による紹介だけではなく、その学校に通学している先輩からも話を聞きます。来年の今頃の「進路決定」に向けて視野を拡げてください。