11/14 上野会館で ため池のお話を伺いました

11/14  四年生が社会科「きょう土の発展につくす人々」の学習で、上野(うわの)会館に伺いました。


上野の区長さんのお声がけのおかげで、上野の昔のことに詳しい高元さんと掃部さんにお話を伺うことができました。


「上野の歴史と開発」と題したレジュメ下さり、大きな地図も用意してお話してくださいました。

上野のあたりは、堂畑遺跡といって5000年前、縄文時代から人が住んでいたそうです。

田んぼから矢じりや勾玉なども出土したそうです。

寿永2年、1183年の倶利伽羅峠源平合戦の後、このあたりに平家の落ち武者も住み着いたそうです。酢漿(たばみ)、掃部(かもん)などは、平家ゆかりの名前だそうです。

開田トンネルは、1530年ごろから約10年の歳月をかけて彫られたそうです。
ため池トンネルはつるはし、もっこなど、全て人力で作業されたそうです。


実際に三段のため池を見にいきました。

赤坂池、深海池、大岩池の三つです。

今も、ため池のトンネルの中に入り、おそうじをして守っておられるとしりました。



昔の人々の努力と工夫のおかげで、山の斜面にも水をたっぷりと引き、米が実る良い土地となったのだとわかりました。





上野の皆様、本当にありがとうございました。