刈安小学校の紹介


令和6年度                                                                                                                                                                     


◇教育目標
   自ら学び、心豊かな、たくましい児童を育成する
◇めざす児童像
   自ら学び自ら考える子  表現力豊かな子  豊かな心をもつ子  たくましくやりぬく子
◇めざす学校像
   子どもも教師(職員)も、ともに学び、ともに伸びる学校


◇児童数

 学級
1・2年
3年
5・6年
特支(情)
特支(知)
合計
 児童数
5
5
4
1
16

 

◇職員数

   校長
 教頭 
 教諭 
 講師 
 養教
 事務
校務員
 職員数 1
0
4
3



◇学校の紹介
 本校は津幡町の東部に位置し、源平の古戦場、旧北陸街道等、歴史遺産を持つ倶利伽羅峠の西側に開かれた自然環境に恵まれた田園地帯にあります。
 明治7年(1874年)に越中坂小学校として開校以来130年余りに及ぶ歩みの中で、地域の学校として、すばらしい歴史と伝統を育んできました。本校卒業生の皆様や当地出身の皆様が来校されたとき、思い出として真っ先に語られるのが、運動会での伝統種目だった「源平騎馬戦」と「倶利伽羅峠の歌」です。
 双方の大将が口上を述べ合うユニークさで、他の学校のものとひと味違う「源平騎馬戦」でしたが、児童数の減少で平成15年度より、全校児童による演舞「刈安ソーラン」に切りかえ、「源平騎馬戦」は、地域の行事(「寺尾祭り」等)に引き継がれています。また、「倶利伽羅峠の歌」は、音楽会や寺尾祭りの中で歌い続けられています。こうした長く受け継がれてきたものをはじめとして、源平倶利伽羅古戦場にちなんだ行事や活動が多くあります。
 また、いつのころからか、新しい伝統となってきたのが、登下校の際に、児童一人一人が必ず職員室へ顔を出して『あいさつ』をすることです。高学年から低学年へ受け継がれてきて、すべての子どもたちの習慣となっています。また、月1回のペットボトルキャップ集めやPTA活動の一環としての花壇整備等の奉仕活動にも力を入れています。


 本校は、職員11名、児童16名(令和6年4月現在)ですが、近年の児童数の減少により、平成23年度より完全複式学級が導入されています。「少ない人数でも努力してがんばれば大きな力を発揮できる」と、学習や運動、学校生活にがんばっています。学校行事だけでなく、町子ども会の行事や緑の少年団活動、そして地域の行事でも、少人数ながら全力を尽くしてがんばっている姿に、頼もしさを感じています。
 また、平成16年度より、隣接する河合谷小学校、笠野小学校を含めた3校で、地域をこえた交流・体験のふれあい活動をおこなってきました。河合谷小学校が廃校となった後は、笠野小学校と萩野台小学校の3校で「なかよし遠足」などに取り組み、心豊かなたくましい子の育成を目指しています。
 しこく、りしく、さしい、こやかな 刈安っ子を育むべく、今後とも、学校と地域・家庭が一体となって力を尽くしていきます。

   

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