校長室より
子どものこころとからだの成長を知る
10月22日(木)本校において就学時健康診断が行われました。約50名の子供たちがやや緊張しながらも、希望に満ちた笑顔で保護者と一緒に来校してくれました。保護者の皆様もお子さんと同様、期待と不安が入り交じった気持ちだったことと思います。
全体会での冒頭、「誰もが安心して過ごせる学校を目指し、お預かりしたお子様は職員一同力を合わせ、責任をもって育てて参ります。」と申し上げました。本当にこの言葉をしっかりと胸に刻み、来春入学してくる子供たちはもちろん、今いる子供たちも大切に育てていかねばならないと思っております。
全体会では、教務主任から「肝心かなめの1年生」の冊子を使って、保護者向けの講座も実施致しました。その説明では、子どもの接し方について私自身も再確認したことや忘れてはならないことがたくさんありましたので、保護者の皆様にも改めてその一部をご紹介いたします。
★小学校低学年
特徴
集団生活のルールを守って生活します。また、与えられた役割の責任を果たすことが自信につながります。3年生ぐらいになると、まわりの人と自分を比べたり、まわりの人から見られている自分に敏感になったりします。
アドバイス
しっかり目を見て、子どもの話を聴くことが大事。
先生や友達、親からほめられたり、認められたりすることが、子どもの自信につながります。よいところをどんどんほめてあげましょう。心配なことがあったら、遠慮せず担任の先生に相談しましょう。
★小学校高学年
特徴
「思春期」の入り口、あるいはすでに踏み出している時期。心とからだがアンバランスな時期で、成長の個人差も大きくなります。この時期は同性の仲間や友達を求めるようになります。友達との関わりを通して、自分の考えを確かめたり、他者の考えに気付いたりします。
アドバイス
「思春期」にさしかかるこの時期は友達との影響を大きく受けるときです。毎日の会話を通じて、子どもの友達関係を理解するように努めましょう。
【親子でチャレンジしてみよう!】
子どもには豊かな体験をたっぷりさせましょう。子どもの頃の体験は生きる力につながります。
〇交流体験 資源回収 お祭り 清掃活動 ラジオ体操など
〇自然体験 貝採りや魚釣り 花や野菜育て 森探検 星空眺め など
〇生活体験 食事のあとかたづけ お花の水やり 洗濯物の取り込み など
石川県教育委員会「肝心かなめの1年生」より
「感謝」「元気」「笑顔」「真剣」「本気」が溢れる演奏
「地域に愛されてみんなが笑顔になる金管2020」を合言葉に、休校明け、学校生活が軌道に乗り始めた頃から、本格的な練習が始まりました。今年の夏も暑く、しかも運動会の練習も重なり、ハードスケジュールの中での練習でした。しかしながら、誰一人として途中で投げ出す人もいない、しかも集中して取り組む姿勢は大変立派でした。
「伝統を受け継ぐ」、言葉で言えば簡単ですが、その言葉の裏側には目に見えない努力や高学年としての自覚、河井小児童としてのプライドがあるということを、子どもたちの金管練習に取り組む真剣な姿から学ぶことができました。伝統ある河井小の金管鼓隊が50年もの間受け継がれてきたのは、今の5・6年生のような努力できる子供たちがいたからだと思います。
50年以上続く河井小金管鼓隊にとって、マリンタウン競技場での発表会は、金管歴史の新たな1ページになったかもしれません。最初で最後の発表会になったかもしれません。いずれにしても、子どもたちにとっては、貴重で思い出深い体験になったことは間違いありません。声を合わせ、音を合わせ、動きを合わせ、そして心を合わせ、精一杯演奏しきった子どもたちの表情は、成就感や達成感でいっぱいで、とてもすがすがしい表情をしていました。
発表会前日、マリンタウンでのリハ―サルを終え、団結式を行いました。その中で、リーダーの多くが口にしたのが「感謝」「元気」「笑顔」「真剣」「本気」「感動」「合わせる」などといった言葉でした。それらは、まさに練習を通して育って欲しいと指導者が願う心でした。発表会では、そんな心を精一杯演奏に込めることができたと思っています。保護者や地域の皆様から頂いた大きな拍手は、本当に有難く心に響きました。
10月12日(月)朝のこと、郵便受けに一通のお手紙が入っていました。それは地域の方からの心温まるお手紙で、「河井小の演奏に涙が溢れ、心が洗われました。前を向いてまた笑顔で頑張ろうと思いました。」といった内容で、職員一同そして演奏した子どもたちも大変嬉しい気持ちになりました。お一人でもそう思ってくださる方がいらっしゃることが分かり、この発表会を開催した甲斐があったなと思っています。
最後になりましたが、開会式で鳳至小学校の山岸校長先生もおっしゃっていたように、無事発表会を開催できましたのは、感染予防対策をしっかりととって下さった市民の皆様のお陰と思っています。また、温かい声援を送って下さいました保護者や地域の皆様、本当にありがとうございました。皆様の大きな拍手や声援が励みとなり、子どもたちも最後まで頑張りきることができました。心より感謝申し上げます。今後も地域に愛され、地域に貢献できる子どもたちを育成して参りたいと思っておりますので、変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。
学校長 松山真由美
体験活動は学びの出発点
9月17日・18日の2日間、6年生は宿泊体験学習、1~5年生はバス遠足(9月18日)を無事実施することができました。1年生はプラネタリウム見学、家畜とのふれあい、2年生は乗船体験と貝細工、3年生は伝統的な製塩技法体験、4年生は総持寺での座禅体験、5年生は能登鉄道乗車体験、6年生は釣り体験や追跡ハイキングなどを行ってきました。どの活動も学校の授業だけではできない活動ばかりで、感動の連続だったようです。
中でも1年生はプラネタリムの星空が変わる度に「ワ~」「スゴイ!」の歓声をあげていたそうです。素直に感動し出てきた言葉だったのでしょう。このように子供たちは体験活動を通して、感動したり、驚いたりしながら「なぜ?」「どうして?」と考えを深め、実際の生活や社会、自然の在り方について学んでいきます。つまり、体験こそが学びの出発点であり、五感を通して学ぶ体験的な活動は、子どもたちの思考を活性化し、学ぶことの喜びや意欲を引き出すことにつながっていくのだと思います。「自然に触れる体験をしたあと、勉強に対してやる気が出る子どもが増える」という調査結果も報告されているそうです。
また、学校では体験活動の充実を図るために、下の写真にみられるような取組を行っています。
まず、活動前にみんなで「めあて」とそのめあてを達成するための具体的な「行動や心構え」について話し合います。
次にそれらを意識して全員で実践していきます。
最後に自己の振り返りを行います。自分を振り返ることで、実践できたことが増えれば自分の自信や意欲の向上となり、それがみんなでできたのならばさらに大きな自信となり、学級の団結力や協働性にもつながっていきます。
もちろん自己肯定感も高まります。また他者の振り返り(教師や保護者など)を加えることで、人の役に立てた自分にも気づき自己有用感を高めることにもつながっていくのです。以前、保護者の皆さんに書いていただいた「河井小パワーアップシート」も、子どもたちの自己肯定感や自己有用感を高めることを狙いとしたシートです。今後も体験活動や学校行事終了後には、シートの記入をお願いしたいと思います。子どもたちの頑張りを大いに褒めてあげてください。
最後になりましたが、悪天候にもかかわらず、バス遠足に快くお子様を送り出していただきました保護者の皆様には、お詫びと共に感謝の気持ちで一杯です。ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。お陰様で子どもたちは心に残る貴重な体験ができました。
学校長 松山真由美
運動会を通して育ってきた心
今年度の運動会は、新型コロナウイルス感染防止のため、また熱中症予防対策として、規模を縮小し、午前中の半日開催と致しました。今年度のテーマは「278人ワンチーム!最後は笑顔でハッピーエンド!!~限られた時間を本気で挑もう~」です。子どもたちは夏休み明けから、各学年ごとに練習に取り組み(1年生はもっと早かったかも)、8月28日(水)からは全体練習に突入。毎時間暑さと闘いながら、汗だくになり練習する姿は、まさに限られた時間を本気で挑み、みんなでよりよいものを目指そうとする子どもたちの意欲の表れでした。練習を重ねるごとに力強い集団へと変わっていく様は、先生方のエネルギー源にもなっていきました。運動会の練習中は学校全体がエネルギッシュで活気を帯びており、子どもたちからも先生方からも「運動会を成功させるぞ」という強い意気込みを感じました。普段の授業だけでは生まれてこない力です。学校行事のすばらしさですね。
運動会終了後、1年生の女の子が一人泣いていました。泣いている訳を聞くと、「紅組が負けて悔しくて泣いている。」とのことでした。この子は1年生であっても「紅組が絶対勝つ、勝ちたい!」という強い気持ちがあったのでしょう。勝敗にこだわる気持ちがあったからこそ、全力で走り、踊り、応援合戦では大きな声を出し切り、紅組の勝利に貢献しようと頑張れたのだと思います。
運動会では、こんな「全力で頑張ろうとする力」、チームに少しでも貢献しようとする「連帯感」動きや声、心を揃えようとする「団結力」、与えられた仕事をやりきる「責任感」、さらに時間を有効に使うための「規律ある行動力」、気持ちを伝える「表現力」、やりきった後の「充実感」、お互いの健闘を「讃え合う気持ち」など、育つ心はたくさんあります。運動会という学校行事を通して、間違いなく本校の子どもたちにもそんな心が育ってきていると自信をもって言えます。このような力の育成が学校行事だけに終わることなく、今後の学校生活にも生かしていけるよう指導してまいります。
そして、5・6年生に関しては、競技をしながら運営にも関わってもらいました。運動会の成功のカギは高学年の働きにあったと言っても過言ではありません。運動会の運営を通して、高学年としての自覚がさらに高まり、強いリーダーシップを発揮してくれました。特に6年生に関しては、応援練習を通して、下級生をまとめ上げ、最高のパフォーマンスを演じてくれました。6年生の姿がまさに今の河井小の姿そのものです。後輩たちは、この6年生の姿を目標にして、今後も努力してくれると信じています。6年生ありがとう!今後この良き伝統・校風を引き継ぐのは5年生です!
最後になりましたが、保護者の皆様、ご家族の皆様、そして地域の皆様、最後まで子どもたちに温かい声援を送っていただきありがとうございました。皆様の声援が大きな励みとなり、子どもたちも最後まで頑張りきることができました。また、後片付けにもご協力いただき、大変助かりました。後片付けの際には、段取りの悪さがあり時間がかってしまったことをお詫び申しあげます。本当にありがとうございました。
学校長 松山真由美
2学期始業式の言葉
9日間というとても短い夏休みが終わり,今日から2学期が始まります。夏休み中は,家庭でもコロナ対策を取りながら,お家の人と楽しい時間を過ごすことができましたか。お家の人のお手伝いができましたか。中には不要不急の外出を避け,お家で応募作品に挑戦してくれた人もいました。短くても楽しい思い出ができたと思います。是非,始業式の後,各教室でお友達や先生にお話をしてください。
さて,今日から2学期です。まだまだ暑い日が続きますが,確実に季節は夏から秋に変わり,徐々に過ごしやすい日々になってきます。そこで,皆さん,考えてみてください。ここにはどんな言葉が入りますか。(〇〇の秋)そうですね。学問の秋,スポーツの秋,読書の秋,食欲の秋,芸術の秋など,いろいろな言葉がはいります。それだけ,秋は勉強をするにも,スポーツをするにも,おいしい物を食べて体を大きくするにも,また読書にふけるにも,一杯音楽を聴くにも,とにかく何をするにも最適な季節というわけです。
そこで,二つの秋について校長先生からお願いをします。
一つ目は「学問の秋,勉強の秋」です。2学期は1学期に積み上げてきた学習を土台にして,さらに「わかった。勉強って楽しい」と思えるように,先生やお友達の言うことをよく聴いて,自分の意見を広げたり深めたりしてください。1学期の終わりには校長先生も全員の自学ノートを点検しました。一人ひとりの頑張りがよく見えるノートになっていてビックリしました。2年生や6年生の中には,自学ノートが3冊目に突入する人もいて,かしこシティも賑やかになってきました。2学期はもっともっとかしこシティへの訪問者を増やしていきましょう。
二つ目は,「スポーツの秋」です。9月5日には運動会が行われます。もちろん中心は6年生で,それを引き継ぐためには5年生の力も必要となってきます。
校長先生は過去に3回河井小の運動会を見たことがありますが,ダイナミックな「よさこい」や元気いっぱいの応援合戦には,いつも感動していました。今年度はその運動会をフルに見れることを楽しみにしています。「6年生!持ち前のリーダーシップを発揮し,地域や保護者の皆さんに大きな感動を与えられる運動会となるよう,よろしくお願いします!」この他,スポチャレへの挑戦,スポーツフェスティバルなどわくわくするような行事が一杯あります。
日本中では,新型コロナウイルスの感染が拡大しています。1学期同様,自分達ができる対策を確実にとりながら,全員で元気に2学期を乗り切りましょう。
保護者の皆様へ
1学期は休校期間中,さらに学校再開後も,毎日の検温・健康観察票への記入,マスクの着用,手洗いや消毒への声かけ等にご協力をいただき,本当にありがとうございました。2学期も引き続き,コロナ対策をとって参りたいと思いますので,ご理解・ご支援の程お願いいたします。
学校が再開して2ヶ月が過ぎようとしています。
学校が再開して約2ヶ月が過ぎようとしています。学校では再開ガイドラインに沿って、新型コロナウイルス対策を進めています。また、子どもたちが楽しみにしていた水泳も始まりました。もちろん、水泳時もガイドラインに沿って細心の注意を払いながらの指導を行っています。毎朝の検温やマスク忘れも随分と減り(ゼロになることはありませんが)消毒を忘れる児童もほとんどいません。
このような制約の多い、場合によっては我慢を強いられる状況下でも、子どもたちは子どもたちなりに、この状況を受け入れ、どうすべきなのかを考えながら、日々明るく前向きに頑張ってくれています。先日、3年生が国語の勉強で校長室にインタビューに来ました。校長へのインタビューの後、私からも子どもたちにインタビューをしてみました。
校長:「学校は楽しいですか」
児童3人:「楽しいです。」
校長:「何が楽しいのですか」
児童3人:「お友達と一緒に勉強したり遊んだりすることです。」
こんな風に応えてくれる子どもたちの日々の活動から、私たち教職員も大きなエネルギーをもらっています。本当に有難いことで、子どもたちに感謝です。
さて、休校期間中の学習の遅れにつきましては、徐々に回復してきています。特に6年生の学習内容については、積み残しのないよう十分配慮しながら進めていきたいと思っています。教科書を単に消化するということのないよう、児童の理解度を把握し、必要ならば個別指導等も行いながら、学習内容の定着に努めてまいります。夏休み中はドリル等の「宿題はなし」としましたので、夏休みを迎えるまでの間、家庭学習をしっかりとするよう学校でも指導してまいりますので、ご家庭においてもお声かけをお願いします。
また、2学期にはいると、運動会や6年生宿泊体験学習、バス遠足、金管鼓隊発表などの行事が予定されております。行事を通して、学校では様々な仕掛けをしながら、子どもたちの心を育てていきたいと考えています。この後も、各種行事やPTA活動等で保護者の皆様にはいろいろとお世話になります。どうぞ、よろしくお願い致します。
学校長 松山真由美
朝読書の時間
本校では8時15分から25分までの10分間を朝読書の時間としています。全国の公立小学校の8割で実施されているという朝読書は「みんなで読む」「毎日読む」「好きな本でよい」「ひたすら読むだけ」の4原則に従い、自由に読書を楽しむ時間となっています。朝、脳が活動し始めるタイミングで読書を始めることにより集中力が向上し、落ち着いた状態で1限目に入ることができています。また、好きな本を読むことで読書習慣が身に付き、読書へのモチベーションが高まり読書体験が楽しいと思えるようになります。読書体験には、知らない世界を知る喜びと自分の気持ちを言語化した文章を読み、共感する喜びがあります。さらに読書は語彙力を豊かにし、思考力、読解力、表現力も養ってくれます。たった10分の積み重ねが子どもたちに大切な力を付けてくれるのですから、学校としては大切にしたい活動の一つと考えています。
学校長 松山真由美
子供には外遊びが大事です!
6月1日からは休み時間にも子どもたちの元気な声が戻ってきました。学校の遊具使用禁止も解け、子どもたちは自由に遊具を使って遊んでいます。学校では毎朝10時15分から、20分間の長休みタイムが始まります。児童玄関に行くと、1年生の女の子が「みんなで仲良く遊ぼう。」とお友達に話していました。私は心の中で「そうだ!そうだ!仲良く遊ぶんだよ。」と思いながら、1年生の女の子たちに「いっぱい遊んでおいで。」と声をかけてグランドに送り出しました。子供たちは外遊びが大好きです。
皆さんもご存じかと思いますが、外遊びには様々な効果があります。
一つ目は、体力がつきます
学校にはブランコ、ジャングルジム、のぼり棒、うんていなど、自然と体全体を使う遊具がたくさんあります。それらで毎日遊ぶことで、運動神経が高まり、体力がつきます。斜面を登ったり降りたりすることで体幹も鍛えられます。体幹が鍛えられることで、バランスの良い体つきになります。
二つ目はコミュニケーション力がつきます。
一緒に遊んでいる仲間の気持ちを察したり、失敗しても励ます気持ちが育まれます。また、子どもなのでトラブルも発生しますが、自分たちで話し合ってそのトラブルを解決しようとします。遊びの中で友達に迷惑をかけたと感じた時は素直に謝る、など友だちとのコミュニケーション力がつきます。
三つ目は発想力や調整力がつきます。
たくさんの友だちと遊ぼうとすると、どんな遊びをどんなルールですればみんなが楽しめるかを考え、話し合う必要性が生まれます。そうすると自然と子どもたちの中に話し合いが始まり、それぞれが自分のやりたい遊びを提案し、その遊びの良さをPRしながら、最終的には1つに決めていきます。もちろん自分のやりたくない遊びになるときもあります。しかし、友だちの考えと自分の考えとを調整して、自分を納得させるようになります。
このようなコミュニケーション力や体力アップ、発想力・調整力の育成は、まさに学校教育の中で意図的、計画的に取り組まれていることなのです。しかしながら、子どもたちは小学校入学前から、遊びの中からそのような大事なことを学んできています。学習はもちろん遊びを通しても、さらに生きていく上で大事な力を身に付けさせたいと考えています。今後も、家庭でも外遊びをするようお声かけをお願いします。
学校長 松山真由美
凡事徹底してます!
今は手洗い・消毒、検温、マスク着用、ソーシャルディスタンス・・・
分散登校が始まって2週間がたちました。
毎朝玄関では、子供たちは手指消毒、健康観察票の提出、マスク着用のチェック、この3点を凡事とし徹底しています。健康観察票提出の際は、ソーシャルディスタンスをキープし、提出時は挨拶に加え、自分の学年・組・氏名を合わせて言います。
分散登校が始まった当初は、低学年の中には、自分の下足箱の位置を忘れたり、学年やクラス名を間違えたり、と小さなハプニングが続きましたが、ようやくこれまでの学校生活スタイルに加え、新しい登校スタイルにも慣れたようで、大変スムーズにすることが出来るようになりました。
1メートル間隔の座席や授業中のマスク着用は当たり前です。遊んだ後の消毒や手洗いも忘れません。
コロナウイルスへの子どもなりの意識の高さが窺えます。1年教室と6年教室の間には動物もマスクをしたかわいいポスターを貼り、注意喚起をしています。
学校でもいつ終息するかわからない新型コロナウイルスとの闘いに試行錯誤しておりますが、感染予防のためにできることは確実にやって参りたいと思います。どうか、保護者の皆様も学校を助けてください。お願いいたします。
学校長 松山真由美
「子どもは子どもの中で育つ」
いよいよ分散登校が始まりました。分散登校初日から1年生の女の子が走って登校してくれました。「おはようございます。早いね。」と私が声をかけると、彼女は「はい」。「久しぶりにお友達に会えるからうれしいのかな?」と尋ねると「はい」とより一層大きな声で返事を返してくれました。
1ヶ月ぶりに子どもたちの元気のよい声が戻ってきました。やはり、子どもたちの声は学校に活気を与え、そして私たち職員に元気、やる気を与えてくれます。まるで魔法のような存在です。子どもっていいですね。
週末はだれもがステイホームを心掛けていたと思います。私は家の片づけに没頭しました。いらなくなった衣類や靴、書籍などを整理して断捨離です。そんな時、一冊の文集を発見。それは私が教えたバレー部員が作成した文集です。片づけそっちのけで、その文集に読みふけってしまいました。
20年程前のことを思い出したのです。平成11年のことです。当時の私は門前中女子バレー部の顧問をしていました。平成11年度の新入部員は9名。その中で一人ダウン症の生徒が入ってきました。名前は「さおり」。何かあっても責任をとれないと思った顧問の私は、一端入部を断ったにもかかわらず、どうしてもという両親の強い思いに押され、入部を許可しました。
予想どおり、体力のないさおりはみんなと同じ練習についていけるはずはありません。みんなが10周走っても、彼女は3周ほどしか走れません。「仕方ないな」と思っているのは顧問だけで、そんな時はチームのみんなが彼女が10周走り終わるまで一緒に走ってくれるのです。また、コートに固まって動かない時もよくありました。そんな時は、コートで固まってはいけない理由をきちんと彼女に伝え、それでも言うことを聞かない時は、引きずってでもコートから出し、再度コートは練習するところだと教えていました。サーブはほとんど入りません。そんな時もサーブを打つ位置を前にすることを教え、さおりに自信を持たせる工夫をしてくれました。
このようにさおりに対して厳しさの中にも思いやりのある行動を一人ひとりが率先してとってくれるようになり、いつのまにかさおりを中心としてチームがまとまり、3年生の県体予選前には、「点差をつけてさおりを試合に出場させること」がチームの目標となったのです。そして大会当日、23-16でリードをし、いよいよさおりがピンチサーバーとして出場する場面がやって来ました。30本打って1本入るか、入らないかのサーブがなんとネット手前で落ち、サーブポイントを決め24-16に。そして奇跡は二度起きました。次のサーブもネット近くで落ち、ボールはダイレクトに自分たちのコートへ。そのチャンスを逃さずダイレクトで打ち返し2点目が入りました。25-16で勝利したのです。ビデオを撮っていたお母さんは手が震えて撮影できなかったと後で教えてくれました。
輪島市の吉岡邦男前教育長がよく話されていた「子どもは子どもの中で育つ」の言葉が思い出され、その意味の深さを改めて思い出す機会となりました。
今、社会では「多様性」が求めれています。学校には、いろんな子ども達がいて、一人ひとり違った考えを持っています。授業では、自分とは違う意見も受け入れながら、自分の意見を広めたり深めたりする活動を取り入れています。こうすることで、自然と多様性を認め、それを受け入れる人間になれると考えます。他人の意見や思いを柔軟に受け止められる幅広い人間になってもらいたい、「みんな違ってみんないい」と、互いの良さを認め合える学校づくりに努力してまいります。今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。
学校長 松山 真由美
地域から愛される学校づくり
「地域から愛される学校づくり」を
目指し、6年生が考えてくれました。
4月7日の始業式で、私からは全校児童に「地域から愛される学校をつくろう」という話をしました。その話を受けて、6年生が学級会で「地域から愛される学校にするために、私たちができることは何か」というテーマで真剣に話し合いをしてくれました。
6年海組では
・苦手なことにもあきらめない。そのために教え合ったり、助け合ったりする。
・見た目や見栄えにこだわる。普段の生活から服装や姿勢に気を付ける。
・困っている人を助けたり、手伝ったりする。(荷物持ちや道案内など)
・ルールやマナーを守る。
・挨拶をする。挨拶をすると地域の人たちも元気が出るし、気持ちよくなる。
・地域の人との交流を積極的に進める。(レクリエーション、イベントへの参加、三夜踊り、
パレード、スピードウオーク、駅伝)
6年空組では
・楽しい取組をしていく(クラブ、委員会)。
・けんかなしにする。他の学年と積極的に遊ぶ(他学年と仲良くする)。
・行事などで自分たちから盛り上げる。
・誰にでも親切にする
・挨拶を自分からする。
・礼儀正しくする
・学校の中だけではなく、学校の外でも自分たちの良さを広げていく。
校長として、6年生の真剣な話し合いはとても嬉しかったと同時に、6年生のものの考え方や捉え方がしっかりしていることにも感心しました。入学式で1年生にお願いした「挨拶や返事をはっきりとしましょう。挨拶はみんながうれしくなる魔法の言葉です」には間違いがなかったと、6年生の話し合いから感じることができました。6年生の皆さん、すばらしい話し合いをありがとう。
そこで、やはりまずは挨拶から真剣に取り組ませてみようと思いました。
「大きなこえで、げんきよく」
キーワードは「自分から」 です。
地域の方々にも、恥ずかしがらずに堂々と挨拶ができる子を目指して、基本的な挨拶習慣が身に付くようご協力をお願いいたします。
学校長 松山真由美
令和2年度 河井小学校がスタートしました!
美しい草花に囲まれ、春の息吹が満ちあふれる良い季節となりました。新型コロナウイルス対策のため、入学式は規模を縮小して行ったものの、新入生の明るい笑顔と元気な挨拶に私たち職員も大きなエネルギーをもらうことができました。また、前日新6年生が新入生のために一生懸命入学式の準備をしてくれる姿や始業式での規律ある在校生の姿にも感心しました。こんなすばらしい子どもたちと共に、この河井小学校をスタートできることを心から嬉しく思っています。この1年、「学校って楽しい」と子どもたちが思える学校づくり、地域の人たちにもしっかり挨拶ができ、地域から愛される学校づくりを目指して、全教職員が一丸となって精一杯努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
【教育目標】
心豊かにたくましく生きる子の育成
【めざす児童像】
〇明るくたくましい子 〇よく考えやりとげる子 〇協力し進んでやる子
【教育方針】
地域から愛される学校づくり ~みんなで育てよう!~
【重点目標】
①学力の向上
・自分の考えを持ち、つなげて話す力をつけていきます。
・ICT機器を活用した授業を展開することで、子どもたちの学習意欲を高めます。
・交流活動等を通して英語学習への興味関心を高めます。
・家庭と連携を図りながら家庭学習習慣を身につけさせます。
②豊かな心の育成
・挨拶、服装、下足そろえ、約束を守るなど凡事徹底を図ります。
・異学年交流や縦割り班活動を通して思いやりと協力する態度を育てます。
・積極的に子どもたちの長所を見つけ、褒め、自己有用感を高めていきます。
・伝統芸能の継承や(金管鼓隊のパレード参加)、米作り等、外部とつながる教育活動を積
極的に進めます。
③健やかな体と危機管理意識の向上
・児童会と連携しながら、いじめを許さない風土づくりをします。
・水泳や陸上など各種大会に教職員一同精一杯支援し、一生懸命に取り組ませます。
・「早寝・早起き・朝ごはん」を基本とした規則正しい生活習慣づくりをします。
・防災教育と各種訓練を定期的に行い、子どもたちの危機管理意識を高めます。
最後に、277名の児童一人一人の大切な命を預かっているという意識を忘れず、「命を守る」ことを基盤に、常に子どもに寄り添った指導を通して信頼関係を構築して参りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
学校長 松山真由美
6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
~第65回卒業証書授与式~
3月17日(火)
例年にない暖冬でした。明るい陽射しと新しい芽の伸びが、春の躍動感を感じさせます。新型コロナウィルス感染症の流行により臨時休業が行われる中、第65回卒業証書授与式が実施され、34名の6年生の皆さんが、この河井小学校の学舎を巣立っていきました。ご卒業おめでとうございます。保護者、ご家族の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。また、河井小学校の教育活動に対して深いご理解と温かいご協力を頂いたことに、厚く御礼申し上げます。
卒業生は、入学以来、学びに向かう力を基本として、たくさんの知識や技能、それを活用する力を身につけ、そして、豊かな心と健やかな体を育み、立派に成長し、中学校へ進む力がつきました。
今、次のステージへ夢や希望を膨らませていることと思います。その希望に努力という心を乗せて行動に移し、前へ踏み出すことを期待します。
そのために、「Giant Killing!」(ジャイアント キリング)という言葉を贈ります。
スポーツの試合などで明らかに格上の相手から予想に反して勝利をもぎ取る「大番狂わせ」を意味する言葉です。ただし、勝利や成功は 挑戦の先にあります。その道のりでの苦労がその人を鍛え、磨き上げ、本物にしてくれます。人は、本物に出会わないと本物になりません。失敗を恐れずにチャレンジして成長してください。本気・本腰・本物です。ジャイアントキリングを巻き起こし、想像をはるかに超えた素晴らしい未来を創造してください。
しかし、これから進んでいく道には、必ず困難があります。中学校の時期は、目を離さない、目を離しても心を離していはいけない時期です。だんだん、自分の考えで行動していきますが、判断の方向が曖昧になっている時には、タイミングのよい支えをよろしくお願いします。
河井小学校の卒業生として、自信と誇りを持って、中学校へ行っても頑張ってください。そして、未来に向かって、たのもしい一歩を歩み出してください。
6年生の今年1年間の活躍は、河井小学校の最高でした。奥能登で一番児童数の多い河井小ですが、学び合う姿勢や学力定着、物事に熱心に取り組む心力や走るなどの体力向上の取組は、素晴らしかったです。まさに「河井小のプライドとブランド」を確かなものにしてくれました。
令和元年度 ありがとうございました! ~「みんなで輝き、人が育つ学校」~
令和元年度も3月24日の修了式をもって、1年間の教育活動が終わります。今年度も、「子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり」を教育方針に掲げ、【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】積極的な指導を行ってきました。心を育てるために「みんなのために、自分から」「人にしてあげる喜び」を合言葉とし、「輝く笑顔」に満ちあふれ、「みんなで輝き、人が育つ学校」づくりにも取り組んできました。
今年度は、先生方の入れ替えによる「学校力」を落とさないことが課題でしたが、学力(知)・心力(徳)・体力(体)すべての面で確実に成果を上げてくれました。教育システムが整い、組織的に取り組み、その成果を上げ、子ども、先生、学校が育ちました。
来年度も河井小学校は前進します。起こせ!Giant Killing!(ジャイアント キリング)です。
終わりになりましたが、保護者やご家族、地域の皆様には、令和元年度の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。今後とも、河井小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。
「みんなで輝き、人が育つ学校」に取り組んだ1年間!
「みんなで輝き、人が育つ学校」に取り組んだ1年間!
~ 後期学校評価アンケート結果と方策の報告 ~
3月17日(火)
河井小学校では、学校づくりの基本として、「学んだことが身につく場」「人としての生き方を学ぶ場」「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」と考えています。
4月より、学校教育目標「心豊かに、たくましく生きる子の育成」の実現に取り組み、「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」を教育方針とし、「心が育つ、学力が伸びる、体力がつく」 積極的な指導を行ってきました。そして、【みんなで輝き、人が育つ学校づくり】を推進してきました。そのため、前期の学校評価を受け、年度後半の方針・方策を立て、子どもたちの成長をうながし、その成果を後期学校評価アンケートをもとに教育活動を振り返りました。
学校関係者評価委員会は、学校評議員3名とPTA会長、副会長(母親代表)の5名で構成されています。当日、5限目に授業参観をし、委員会が開催されました。学校から「学習指導と学力向上、生徒指導と豊かな心、健康・体力指導と危機管理、開かれた学校と家庭・地域との連携」の5観点から成果と課題、学年末・次年度へ向けての方針と対策を説明し、話し合いがもたれました。
次のような意見が聞かれました。
・高学年になればなるほど良くなっている。落ち着いて勉強に取り組んでいる。
・小学校の高い学力を中学校でも維持してほしい。
・近隣の他校の学校公開に保護者も参加してみるのもいいと思う。河井小のよさを感じると思う。
・ズックのはき方やシャツの整えなど、子どもたちのお互いの声かけの場を設け、温かな関係を作
ってほしい。身なりを整える、物を大切にする心や態度を育ててほしい。
・アンケートからPTA活動の積極的参加の評価について、授業参観など学校との関わりなども考
えると評価はもっと高くなるといえる。
学校が現状の説明責任を果たし、家庭や地域が情報を共有化し、教育への関心を高め、連携と協働を進め、子どもたちの成長をうながしていきたいです。後期学校評価結果を来年度の学校運営に反映し、教職員一同、教育の質的向上をめざして、全力を挙げて取り組んでいきます。今後とも、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
つぼみから花、咲かせよう!
つぼみから花、咲かせよう!
~今年度のラストスパートと次のステージへの準備~
2月26日(水)
3学期もあと、1ヶ月となりました。令和元年度教育活動のラストスパートです。今年度のまとめと新学習指導要領全面実施に向けて来年度の準備が進められています。子どもたちは、活動のめあてをしっかりもち、何事も積極的に取り組んでいます。そのため、内容が充実し、学力が伸び、心が育ち、体力がつくという成果も大きいです。主体的な姿に関心します。
【学力が伸びる】
・1学期からの学習状況を確かめる県評価問題(5年生)と輪島市学力調査(1~6年生)がありました。その結果から、県や市平均を上回るすばらしい成績でした。
・詩の暗唱も月初めに配布されたらすぐに覚えて合格する子が増えてきた。4年間全員合格!
・学んだことの定着や学習意欲の喚起を狙って家庭学習の取組が行われています。自学ノートが1冊、終わると職員室前「かしこ山遊園地」に自分の分身を貼る活動をしています。現在、363冊が終わっています。昨年の1.5倍の充実ぶりです。
【心が育つ】
・場の空気を読んだ振る舞いがみられます。授業の時、集会の時、縦割り班活動の時、掃除の時などメリハリをつけた行動がみられます。
・「みんなのためにしてあげる」というプラスの心と行動が、学校中に見受けられます。
【体力がつく】
・持久力を高めるために「輪島市内の全小学校を順番に走る」取組をしています。2周目に入っている学年もたくさんあります。
・俊敏性を高めるため「なわとび運動」の取組をしています。長縄とびや技能とびに挑戦しています。
花を育てよう!心の花を咲かせよう! ~エアリーフローラの花束~
1月29日の授業参観で4年生が1/2成人式を行いました。その時に、石川県オリジナル品種の「エアリーフローラ」を保護者の方にプレゼントしました。石川県農林水産部の企画に応募したところ抽選でお世話して頂けました。エアリーフローラは、「旅立ちを祝う花」で花言葉は「希望」です。
保護者アンケートから、「家族も花を囲んで、咲くのを楽しみにしています。」「お花は、みんなを明るく、そして、心を豊かにしてくれ、笑顔にしてくれます。」と花育のよさが聞かれました。知育、徳育、体育や食育という言葉をよく聞きますが、【花育】もあるのです。小学校では、朝顔を育てたり、プランターや花壇の水やりをしたり、理科でヘチマを育てて勉強に生かしたりしています。
花育は、花や緑を通して、子どもたちの情操を育む活動です。その効果について触れてみます。
1.感謝する気持ち:花や緑との体験が、大切でかわいいと思う気持ちを育み、感謝につながる。
2.やさしい気持ち:花をふさわしく扱う感性と方法が身につけば、やさしい気持ちになる。
3.探究心や創造力:植物を育てたり、楽しむ工夫をすることで、豊かな創造力が育つ。
4.人とのつながりを作り、広げる:栽培や鑑賞を通して、地域や世代間交流につながる。
学校公開が開催されました! ~聴く力、話す力、書く力の育成~
1月29日に学校公開が行われました。授業参観・学年懇談会、6年生は、中学校入学説明会に多数のご参加をありがとうございました。
「学校公開・授業参観アンケート」のご記入をお願いしたところ、たくさんのご提出を頂きました。ご協力をありがとうございました。集約結果をお知らせします。
第3回 学校公開・授業参観アンケート
評 価項 目 (人) 1 子どもたちは、授業の始めと終わりの挨拶がしっかりできている。→A35 B10 C1
2 子どもたちは、先生や友だちの話をしっかり聞いている。 →A28 B17 C1
3 子どもたちは、自分の考えや意見を発表している。 →A31 B10
4 子どもたちは、ノートを丁寧に書いている。 →A13 B22 D1
5 教室の掲示物などの学習環境が整っている。 →A44 B3
(A) そう思う (B) どちらかというとそう思う(C) あまりそう思わない (D) そう思わない
※先日の学校評価アンケートで寄せられた学習指導への感謝の声を少し紹介します。
・授業中にわからない所があっても、自分で先生にきいて教えてもらえると話してくれます。自分から「聞いてみよう」と思える環境や雰囲気を作ってくれているのでできることだと思います。
・いつも温かいご指導をありがとうございます。
・理解が難しくても、個別対応をしてくださっており、保護者としてありがたいです。
よりよい教育活動が創り出され、子どもたちの健全育成を目指すためには、学校と家庭や地域との連携・協働した「チーム学校(チーム河井)」の実現が求められます。
そのために、河井小学校の教職員は、一体となって積極的な教育活動を行っていきます。保護者や地域の皆さまのご理解ご協力、「チーム河井」の一員としてバックアップを今後ともよろしくお願いします。
子どもたちが成長する学校環境づくり!
子どもたちが成長する学校環境づくり!
~【心豊かに、たくましく生きる子】の育成~
1月24日(金)
今年も暖冬となっています。雪の便りは聞かれるのでしょうか。早いもので3学期もあと2ヶ月となりました。子どもたちは、いろいろなことに挑戦し、自己成長をうながしています。輪島市学力調査の1~6年生の成績をはじめ、文化面などでも活躍が光ります。どんどん、学びの力・心の学力・体の力を伸ばして下さい。同時に、将来の社会を担うための力も培ってください。
・知らないことを学習し続ける習慣
・自分で課題を発見し、解決に向けて挫折してもやり遂げること
・自分との考えの違いを認め、対話を通し、協力できること
社会の変化に対応し、新しい社会を創っていくために、自分で考えて、判断し、行動を起こす(自律)した大人になることです。そこで、大切になってくるのは、子どもの教育にかかわる環境づくりです。「何のためにやるのか!自分にできることは何か!」という目的意識や当事者意識をどうもたせるかです。何事にも挑戦することで少しずつ自信がつくものです。自信のエネルギーをもとに、自分で決めた方向に進み、自分でやっていく姿勢をどんどん育て、今よりも高いレベルへ向かわせたいです。自己否定(自分を責める)や他者否定(人を責める)していては、風土は育ちません。そして、本校の教育目標である「心豊かに、たくましく生きる子の育成」を図っていきたいです。
みんなでかしこくなっていきましょう! ~学んだことが身につく取組~
12月に1~6年を対象に輪島市学力調査(2学期までの範囲)が行われました。学校は勉強する場です。学んだことを身につける場でなければなりません。そのためには、学びを支える学習習慣づくり(学びの約束)、学び合う姿の見える授業づくり(授業改善)がポイントです。河井小学校は、今、「学びの空気」がとてもいいです。今後、結果を分析し、長所伸長、弱点補強に力を注ぎ、子どもたちの成長を願いたいと思います。
輪島市学力調査(12月実施)
国 語 算 数
本校平均 市平均 本校平均 市平均
1 年 84.2→83.1 89.4→86.9
2 年 87.2→85.8 80.0→80.7 社 会 理 科
3 年 88.9→79.9 83.6→75.9 本校平均 市平均 本校平均 市平均
4 年 90.4→82.3 83.5→72.7 80.4→72.7 69.3→58.2
5 年 78.8→75.1 72.9→66.1 74.8→63.0 80.1→73.0
6 年 84.6→74.0 82.7→73.2 87.3→68.4 72.4→63.4
説明する力!話す力! ~考えが生まれる・増える・ふくらむ・納得・変わる~
中期学力向上プランの働きかけにより、学び合いの中で「ま・ナビボード」「変身Ⅴ」が、考えの広まりや深まりに効果的だったことが分かってきました。ま・ナビボードは、思考の活性化をうながします。変身Ⅴは、自分の考えを広め深めるキーワードです。(①わかった②それもあるな③そうかな④なるほど⑤ちがう考えになった)3学期は、話し合いの後や振り返りで広まったり深まっりしたことを自分なりにまとめて、話す力がつくように働きかけていきます。
1年間の働きかけのまとめと次の取り組みの準備の時期です。学校公開が、1月29日(水)に開催されます。学校や子どもたちの様子をご覧下さい。先日、第2回学校評価アンケートが行われました。【応援される学校づくり】に向けて、ご協力ありがとうございました。アンケート結果の集計・分析・今後の方策の検討を行い、2月下旬に学校関係者評価委員会を開催し、貴重なご意見や示唆を頂き、学校運営に反映し、教育の質的向上を図りたいと考えています。
今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
成長に向かって膨らみ始める2020年がスタート!
成長に向かって膨らみ始める2020年がスタート!
~ 教育のいろいろな働きかけ ~
1月10日(金)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年は、子(ねずみ)年。 植物に例えると【成長に向かって種子が膨らみ始める時期】です。未来への大いなる可能性を感じさせてくれます。新しいサイクルの始まりを意味しています。
令和2年度より新学習指導要領が全面実施されます。次のステージの始まりです。河井小学校では、「心を育てる」「学力を伸ばす」「体力をつける」ことに積極的な指導を行い、新しい時代に必要な資質・能力の三本柱を育てていきたいと考えています。
・学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性の涵養
・生きて働く知識・技能の習得
・未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力などの育成
ねずみは「ねずみ算」と言う言葉があるほど、子どもをどんどん産んで数を増やしていくことから「子孫繁栄」の象徴でもあります。河井小学校の教育活動も目標に向かって進み、成果を出して「繁栄」していきたいと考えます。
みんなでかしこくなりましょう! ~学んだことを身につけること~
12月に石川県5年生を対象に行われた県評価問題(2学期までの範囲)の自校採点結果が、でました。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬に分かります。
5年・県評価問題
国 語 本校→ 73.4点 県→ 59.8点
算 数 本校→ 84.4点 県→ 56.3点
合 計 本校→157.8点 県→116.1点
これらの結果をもとに、分析、課題発見、原因究明を図るとともに、子どもたちにつけたい力【広まった・深まったことを話そう!】の進捗状況を検証し、今後も学習内容定着に努めていきます。今後も落ち着いた温かな雰囲気を継続し、みんなでかしこくなりましょうを合言葉に「学び合う姿の見える授業づくり」「学びを支える基盤づくり(学習の約束の徹底)(言語活動の活性化)(補充学習や家庭学習の充実)」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。
いつからでも!どこからでも! ~子どもたちの成長の変化~
河井小学校に赴任して4年が過ぎようとしています。当時の様子と比べて、子どもたちは、いつからでもどこからでもよくなれるんだなと感じています。
そのために、「限界突破の努力」「よき師との出会い」「読書体験」の3点が大切です。河井小学校では、子どもたちの無限の可能性に対し、積極的な働きかけを行っています。まずは、実行です。学習環境の整備、学習規律の徹底、学習習慣の育成言語活動の充実、いい授業づくり、道徳の重点項目の設定など多方面から迫っていったのです。子どもたちは、果敢に取り組み、「成長」を獲得しました。その達成感や成功体験が、次の取組(挑戦)のやる気につながっていきました。また、読書活動の推進(朝読書・読み聞かせ読書・おすすめの本・貸出の推奨)により読書量が増えて、心にたくさんの栄養が送られました。 読書量は、向上心のバロメーターと言われます。
今後も、子どもたちの学びに向かう姿、関わりあう姿などの成長を期待しています。
1年間の成果をまとめ、2020年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」に向け、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて「心が育つ・学力が伸びる・体力がつく」積極的な指導を行ってきました。
子どもたちは、新年を迎え、新たな夢や希望に胸を膨らませていることでしょう。子どもたちの輝かしい未来に向けた健やかな成長を願い、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者やご家族、地域の皆さまのご理解ご協力を今後ともよろしくお願いします。
「心を育てる、人を育てる」教育環境の充実!
「心を育てる、人を育てる」教育環境の充実!
~ 2020年の新たなスタートに向けて ~
12月24日(火)
2学期も終わり、明日から冬休みとなります。子どもたちは、各方面で活躍し、成長の秋にふさわしい2学期でした!河井小学校では、子ども達、先生、保護者や地域の皆さんと共に、合言葉の「輝く笑顔」と「みんなで輝き、人が育つ学校づくり」に向けて、4月から頑張っています。
また、心が育つことを第一として、2学期から【みんなにしてあげる喜び】を掲げ、他への働きかけから、自分を伸ばすことをめざしています。心が輝き、行動が輝くことで、成果が輝いています。2020年の新しい年がスタートします。学びの力、心の力、体の力を今後も継続して、さらに高みへと伸ばしていきたいです。
子どもの自主自立の精神を養う希望の学び! ~秋田県東成瀬村と河井小学校の教育~
全国学力調査でトップクラスの成績を収めている秋田県。その中でも、特に高いとされている東成瀬村の教育の秘密が紹介されていました。東成瀬村の小学校の取組が、河井小学校の取組ととても共通する部分が多いと感じました。子どもたちの力を高めるために取組んでいることが偶然にリンクしていて、系統化されていたのです。特に、同じようなことをしようとしていたわけではありませんが。
東成瀬村の教育は、どのようなのでしょうか。
教育の改善に力を入れたのが、「指導法の研究」と「子どもたちの心の教育」でした。県教育委員会→管内教育事務所→市教育委員会→各学校→各先生と一本筋の通った教育体制で、学力向上という一つのゴールに向かってベクトルがそろっていたそうです。
・授業スタイル:探究型授業の実施→課題を自分で考え、答えを導き出す
集中力が途切れない知的好奇心を揺さぶる授業
・追求活動:課題をつかみ、各自答えを考え、発表し議論させて、答えを導く
・黒板の様子:問題や課題、出された考えやまとめが分かりやすく書かれている(板書の構造化)
・自学ノート:ノートに書く約束→①日付 ②内容 ③取組んだ時刻・時間 ④めあて ⑤振り返り
先生の評価を書く 2冊用意して交互に返却 自学コンクールの実施
・読書活動:図書の本の充実 朝読書の時間の設定 400字詰め原稿用紙の作文指導
・将来の夢:「夢の木」の掲示→なりたい職業とそのわけの掲示と更新 将来の夢と現実の勉強
「聴いて考えてつなげる授業づくり」を通して、考えが広め深めています。つまり、多様な価値観にもまれることでモノの見方や考え方を鍛えているのです。そして、「心が育つ」積極的な指導を通して、あいさつをする、人に親切にするなどあたり前のことをあたり前に行う力がついていくのです。今後も、自らの未来を自らの力で切り開く土台をしっかりと養ってあげれるように努めたいと考えます。
「学力、心力、体力を育てる」整備された教育環境 ~学校文化の継承・発展への期待~
輪島市教育委員会による教育懇話会が、12月5日に行われました。宮坂教育長をはじめ、教育委員会、教職員や保護者の皆様のたくさんの参加をいただき、ありがとうございました。
教育懇話会では、教育委員会から「河井小の現状と課題」、宮坂教育長から「河井小への期待や今後の教育」が話されました。河井小の教育活動全般にわたり、高い評価をいただきました。保護者の皆様から質問や意見が出され、教育について話し合われました。学びたい、伸びたい教育の推進です。
なんといっても教育課題や学校課題、ニーズに対し、家庭・地域、教育委員会、学校がスクラムを組み、ベクトルの向きを合わせていくことが肝心です。学校は「保護者や地域のニーズに応える学校づくり」を展開し、家庭や地域の皆様方には「校長のリーダーシップの応援」をお願いします。そして、合言葉「子どもたちの健全な成長」の実現と高みをめざし、学校文化の継承と発展に向けて前進していきます。
最後になりますが、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動のご理解、ご協力をありがとうございました。来年も河井小学校が、素晴らしい学校となるために教職員が一体となって頑張っていきますので、よろしくお願いします。
変化の先の進化を求めて!
変化の先の進化を求めて!
~「目標と夢」の設定とその実現~
12月 2日(月)
夕暮れの早さと吹く風の冷たさに冬の訪れを感じる頃、2学期もあと1ヶ月となりました。11月は、学習の取組の様子だけでなく、スポーツ、文化芸術など各方面にわたり河井小学校の子どもたちの充実ぶりがうかがえました。教育ウィーク期間中に行われた道徳の授業参観、縦割り班8の字跳び集会、学校コンサート、いしかわっ子駅伝交流大会、硬筆書写作品コンクール、文化の日作品展の図画や習字など、熟成の秋と言えるほどです。
これからも、新しい自分づくりに向けて、他との関わり合いを大切にしながら、チャレンジ精神をもって、輝いていってほしいです。
目標をもて!夢をもて!過去最高順位と自己新記録の樹立へ! ~いしかわっ子駅伝交流大会~
男子96チーム、女子91チームが参加して、いしかわっ子駅伝交流大会が11月2日(土)に金沢市西部緑地公園陸上競技場で行われました。女子チームで、過去最高順位である6位入賞を果たすことができました。また、男子では、堀井敬悟さんが、第4区間2位、女子では、岩崎来瞳さんが第3区間1位、橋本凛華さんが第4区4位とすばらしい成績で区間個人賞を受賞しました。何より参加した男女14名が自己新記録を出すことができたことも素晴らしいです。
こんな大躍進のカギは何か?担当の先生に選手選考の後、どんな取組をしたのか聞いてみました。
「まず、目標作りをしました。そして、チームの記録は10位以内、個人の目標はベスト記録として練習を重ねました。」目標や夢の立てる時に、①数値で具体的に表すこと②期限を決めること③ワクワクする内容であること④紙に書きだすことが大切と言われます。
確かな目標が、主体性とチャレンジ精神という非認知力を支えて結果が出たということです。
視聴覚教育の研究発表会が開催されました! ~プログラミング教育~
11月14日(木)に「第60回石川県視聴覚教育研究大会・輪島大会」の研究発表会が開催されました。公開授業は、2年空組の体育「表現遊び」と6年の総合的な学習の時間 (プログラミング教育)「発明家になろう~プログラミングで日常生活を便利に~」の2つでした。ともに、ICTを活用した主体的・対話的で深い学びを目指した授業研究でした。
石川県教育委員会、奥能登教育事務所、輪島市教育委員会、輪島市内外のたくさんの先生方が参加され、子どもたちの学びの様子を見ていかれました。来年度から新学習指導要領が全面実施になり、小学校では、プログラミング教育が本格的に行われます。
生活の中に自動販売機やロボット掃除機など、コンピュータやプログラミングの働きに便利さ感じることができます。それに伴い、この先どんな社会になるのか予測が難しくなってきています。
そんな時代に向けて望ましい教育と考えて、プログラミング教育が推進されます。「コンピュータを受け身ではなく、積極的に活用する力」や「プログラミング的思考(順序立てて考え、試行錯誤し、ものごとを解決する力・論理的思考力)」を育てていきます。コンピュータの基本的な操作の仕方とコンピュータを動かすための考え方を育て、コンピュータを使いこなす力を身につけようということです。
教育活動の先を見通した計画的な準備を行う中で、課題発見、課題解決をうながし、受け身でなく進んで工夫、努力していける【夢中になる空間】を提供したいと思います。
教職員一同、子どもたちの健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
こころとかたち
こころとかたち
~見えないことが見えることを育てる~
10月28日(月)
週末ごとに台風が日本列島を襲い、甚大な被害をこうむっています。亡くなられた方、被災された方に哀悼の意を表すとともに、お見舞い申し上げます。
さて、4年生の米作り体験では、表正克さん、輪島公民館、JAわじまの方々にお世話いただき、稲刈りとはざ干しも終わり、収穫祭の親子餅つき行事を待つばかりです。また、2年生の野菜作り体験で、輪島公民館、はなさかクラブの方々にお世話いただき「サツマイモの収穫」を行い、サツマイモパーティーも計画されています。
収穫の秋を迎え、河井小学校の教育活動も【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】というまさしく「実りの秋」です。
人生100年時代に向けた教育を! ~学力と心力を伸ばす働きかけ~
輪島市教育委員会の宮坂雅之教育長が、機会をとらえて、見えない力の向上についてよくお話しされます。それは、人生100年時代を向かえるにあたり、学力をつけることと同時に、やり抜く力・がまんする力・困難からの立ち直る力・仲良く協力してやっていく力・怒りをコントロールする力など非認知力を育ててほしいということです。それは、生涯学び、活躍していく素地をつくるためだからです。
来年度、新たな学習指導要領が完全実施されます。確かな学力の育成、豊かな心の育成、健やかな体の育成は、教育政策の目標となっています。それは、生きて働く知識・技能の習得、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成、学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性を養い育てることです。
また、基本的な方針の1つとして、夢と志をもち、可能性に挑戦するために必要とする力を育成することを掲げています。自分にはよいところがあると思う自己肯定感・自己有用感の育成、人権教育といじめの根絶も施策としてあげられています。
今日的開発課題を実現へ! ~ノーベル化学賞 吉野 彰 氏~
今、何が求められているのかを考え、実現に向けてやり抜き、開発を成し遂げ、ノーベル化学賞を受賞されました旭化成の名誉フォロー・吉野 彰氏です。「リチウムイオン電池」の開発が世界的な栄誉に輝きました。リチウムイオン電池は、軽くて、再充電できる強力なバッテリーで、小型の携帯電話やノートパソコン、電気自動車などに使われています。現在の通信手段や情報伝達の情報化社会を支えるほか化石燃料に頼らない地球温暖化の解決にもつながる成果として高く評価されました。
そこで、研究者の姿勢を語るとともに、子どもたちにエールを送っているので紹介します。
研究者は基本的に、1つは柔軟性と、もう1つは真逆の執着心というか、しつこく、しつこく最後であきらめない。この2つが必要だ。一番難しいのは、剛と柔のバランスをどうとるか。かたいばかりだとめげる、柔らかいばかりだと前に進まない。大きな壁にぶち当たった時も『まあ、なんとかなるわ』と。そういう柔らかさも絶対にいるんじゃないかな。
感動して涙する歌声を届けよう! ~輪島市小学生「合唱の集い」~
5年生が、輪島市小学生「合唱の集い」に向けて、1ヶ月近く練習に取り組み、本番を迎えました。曲名は、SEKAI NO OWARIの「RAIN」でした。素敵な歌声を届けたいと願い、仲谷響子さんをお招きして、歌唱指導をしていただきました。仲谷響子さんは、輪島市出身で、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業され、ソプラノ歌手として活躍されています。また、OKEエンジェルコーラスを金沢市で指導でされています。
歌で使う声の発声練習を行い、姿勢、表情など細かなアドバイスを受けながら、合唱が進められました。子どもたちに伝えたいことはありますかと尋ねたところ、「河井小学校の子どもたちは、力があります。子どもたちの歌は、プロが歌うよりも聴いている人を感動させる力があるので、本番を期待します。」とエールをいただきました。
そして、本番!「言葉、盛り上がり、バランス、気持ち、どれも良かったです。ハモリにジーンとしました。200点です。心から拍手です。」と感想を頂きました。
「形は心をつくり、心は形にあらわれる」と言われます。こころとかたちの相関関係で人が育っていきます。自分にはよいところがあると思う心が、自分を育てる、集団を育てるよりどころとなると思います。
教職員一同、子どもたちの健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
みんなにしてあげる「喜び」!
みんなにしてあげる「喜び」!
~心を育て、教育活動の充実を目指して!~
9月27日(金)
今年の夏も、今までにない天候でした。酷暑、台風による暴風と大雨が日本列島を襲い、自然災害の怖さにおびえました。輪島では、大雨による洪水や土砂災害の危険が迫っているとして「警戒レベル4(避難勧告)や避難指示(緊急)」が発令された時がありました。幸いにも大きな被害はありませんでしたが、自然の猛威の怖さを痛感させられます。
植物の実りの秋!勉強の秋!スポーツの秋!芸術の秋!です。子どもたちの学びの姿に期待が持てる秋です。教育活動もますます充実していきます。
「優しい関わり」と「感謝」 ~優しくされると優しくなる~
台風15号が関東地方を襲いました。暴風雨により、甚大な被害がでました。特に、千葉県では「電柱が倒れ、電気が来ない。水道の水が出ない。屋根が飛んで天井がない。」など普通の生活が、何日もできない状態でした。復旧工事が急ピッチで進められています。9月16日の新聞で「赤の他人ではいられない~停電11万戸、約2万戸断水~」と報じられていました。ボランティアの方もたくさん支援活動にあたっています。ボランティアの高校生は「同じ地域で苦労している人がいる。復旧に貢献したい。住民の方から助かったといわれ、うれしかった。」と話していました。助けてもらった感謝の思いが、関わり合いの中に広がっています。
スポーツや運動会を通した喜びと感謝! ~感動の思いの広がり~
運動会では、いろいろな喜びが交差しています。全力で楽しむ「自分で活動する喜び」、応援される「周りからしてもらう喜び」、応援団や係活動など「リーダーシップを発揮する喜び」があります。また、一生懸命に取り組む姿、活動ぶりは、見るものに感動という喜びを与えます。そして、応援してよかった!見てよかった!とありがとういう感謝の気持ちを抱かせます。
運動会の終わりの挨拶
今日の運動会を全力で取り組むことができたのがよかったと思います。運動会を成功させるために頑張ってき
た自分を褒め、準備や指導をして下さったお家の方や先生方に感謝しましょう。
星稜高校野球部の甲子園準優勝のお礼
1人では、ここまで来れなかった。
9人でも、ここまで来れなかった。
77人でも、ここまで来れなかった。
100万人超の応援があったから、ここまで来れた。
念願だった甲子園決勝の舞台に立つことができました。
マウンドに立てた者、グラウンドに立てた者は限られていたかもしれません。
でも、ベンチのみんな、応援の皆さん、声援を送ってくれた全国、石川県、ファンの皆さまと、感動を分かち
合えたとしたらこれに勝る喜びはありません。
応援ありがとうございました。
星稜高校野球部のメンタルトレーニングでは、【感情】をプラスにして【思考と体調】を高めています。目標達成のためにやらなければならないことを「快」として、ワクワクしながらチャレンジしています。自分のためだけでなく、誰かのために夢や目標を持つことで、自分を乗り越える力としているそうです。
教職員一同、子どもたちの「心の力」を伸ばし、健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢
花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢
~次の成長に向けたスタート!~
9月2日(月)
台風の通過により、過酷な暑さの気温も下がり、吹く風に涼しさが感じられます。3日間の全校登校日、ウォーミングアップ登校日を終え、楽しかった夏休みも終わり、いよいよ、2学期のスタートです。学びの場の学校にも、活気が戻ってきました。
2学期は、1学期に頑張ってきたことを成果として表す学期です。「きれいなことば やさしいこころ」をモットーに【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】教育活動の働きかけを継続していきたいと思います。
11月14日(木)に河井小学校で第60回石川県視聴覚教育研究大会・輪島大会の研究発表会があります。大会研究主題は「情報を主体的に活用し、「自ら学ぶ力」をつけるための視聴覚教育の在り方を追求しよう ~ICTを活用した主体的・対話的で深い学びを目指して~」です。本校は、「聴いて、考えて、つなげる授業づくり」と研究を進めています。2年空組と6年生が授業を公開して、教育活動の様子を見ていただきます。
花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢
料理研究家の神田川俊郎氏は、いい料理を作るために「花に水 人に愛 料理に心」と話していました。この言葉を借りて、学校・学びと人生にあてはめて、心の中で思っている言葉あります。それは、「花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢」です。いずれも、生活の中で欠かせないもので、大切にしてほしいと考えています。
花に水→花には水が必要です。水がないとしおれます。土の中の栄養分を溶かして吸収できません。
人に愛→愛がないと心が荒みます。愛とは、親切、思いやり、感謝、礼儀、相互理解、許し合いなどです。
周りの人を大切にすれば、巡り巡って自分も大切にされるものです。
コミュニケーションによる関わり愛です。
学びに心 →学びは、心をこめてです。子どもたちの成長を目指すための責任感と使命感、子どもたちへの愛
情、確かな力量が教育へのエネルギー源です。教育は人なりです
人生に夢 →夢や希望が自分を大きくしてくれます。実現への自己研鑽が自己成長を促します。
「夢なき者に成功なし」江戸時代に活躍した吉田松陰氏の名言です。
ルール マナー エチケット ~インテグリティ(誠実さ、真摯さ、高潔さ)な振る舞い~
最近、「交通トラブル」など人との関わり合いについてよくないことが報道されています。スポーツ界では、いろいろな問題に対してスポーツ競技の価値を下げない取組をしています。日本オリンピック委員会・強化本部は、『人間力なくして競技力向上なし』を合言葉に心の啓発と競技力向上を狙っています。
それを受けて、バスケット競技では、指導者や選手、組織に対して、インテグリティ(誠実さ、真摯さ、高潔さ)な振る舞いを求めています。誠実さとは、うそをつかない・相手を傷つけない・真心があることです。真摯さとは、相手の気持ちを考えて行動する・ひたむきにということです。高潔さとは、心気高く、清らかであるということです。
私たちの身近な合言葉で「ルール マナー エチケット」があります。
ルールは、守るべききまりです。
マナーは、一般常識、公共の場での行動基準です。
エチケットは、人に不快感を与えないように気をつかうことです。
小学校は、社会に出るための素地作りの時期です。子どもたちの学校生活ではもちろんですが、家庭や社会生活においても、身につけてほしい振る舞いだと考えています。
2学期は、1学期の成果を土台に、さらに充実した学校生活が送れるよう教職員一同、取り組んでいきます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
「学びの目」の真剣さと「学びの空気」のあたたかさ
「学びの目」の真剣さと「学びの空気」のあたたかさ
~1学期の成長度のふりかえり~
7月19日(金)
暑さの到来に夏を感じますが、教室内は、空調設備が整い、快適な学習環境です。4月に新学年が始まり、はや4ヶ月が過ぎ、もう夏休みを迎えます。
教育方針を「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」としてスタートしました。入学式後の始業式では、「やさしく」「話を聴く」「あいさつ」「そろえる」ということをお願いし、約束しました。【自分から】【みんなのために】を合言葉に、よりよい成長をしてほしいです。学校では、「きれいなことば やさしい心」を呼びかけ、【心が育つ、学力が伸びる、体力がつく】積極的な指導を行い、「輝く笑顔」「みんなで輝き、人が育つ学校」に向けた教育活動を進めてきました。
始業式での「4つの約束」の実行度!
1つ目の約束は、「やさしく」です。
お互いに関わり合うを大切にしてほしいです。いじめによる重大事件が報道されいてます。ことばや行動の行き違いから、心や体を傷つけることがあります。ひとつのことばを大切に、美しくして、人に優しくしてほしいです。児童玄関の「輝く河井っ子」に一人一人の輝きが、たくさん書 かれてあります。もっともっと輝いてください。
2つ目の約束は、「話を聴く」です。
学校は勉強する所です。学んだことを身につけていく所です。そのためには、「話を聴く」ことが第一です。学習中の「あたたかな聴き方」「やさしい話し方」ができ、学びの空気のあたたかさを感じられます。聴いて、考えて、話して(受信→思考→発信)、学び合いを高めていきましょう。
3つ目の約束は、「あいさつ」です。
授業の始めと終わりの時、学校で出会った時などのあいさつが身についてきました。あいさつは、「笑顔で・自分から・立ち止まって・語先後礼」で行います。先にあいさつすると、あいさつが返ってきます。あいさつされると、心にカロリーが与えられます。ウイン・ウインのいい関わり合いが欠かせません。
4つ目の約束は、「そろえる」です。
自分のみなりや身の回りを整え、みんなでそろえましょう。身なりは、【名札、えりやボタン、シャツイン、ズックのはき方】です。身の回りは、【机の上、机の中、机の位置、下駄箱のズックのそろえ】です。そして、廊下や教室など学校の学習環境をきれいにそろえて下さい。
「行動をそろえよう 声をそろえよう すると心がそろい みんなの笑顔がそろう」
1学期の成長度、輝き度!
①落ち着いた雰囲気での学習!学びの目、学びの空気が見違えるようになりました。
②石川県基礎学力調査で好成績!
小学4年 国語 河井小 86.7 → 県平均 65.2 +21.5
算数 河井小 87.4 → 県平均 72.9 +15.5
小学6年 社会 河井小 78.5 → 県平均 70.4 + 8.1
理科 河井小 68.8 → 県平均 63.9 + 4.9
③6月の金管鼓隊の演奏で最高の賞賛!「心が一つになっている!完璧!」と高評価を頂きました。
④運動面でも大活躍!
・6年生の陸上競技大会で上位成績を収め、大会新記録が続出しました。史上初の2年連続男女リレー優勝に輝きました。
県陸上競技大会で、優勝や上位成績という栄誉を収めました。
⑤言語活動の充実!
・詩の暗唱は、今年度で4年目になります。全校全員合格です。6年生は、4年間で30作の詩を唱えました。(話す)
・行事作文を新聞投稿し、随時、新聞に出ています。(書く)
・図書室の本の貸出冊数・読書冊数が、大幅に増えています。(読む)
⑥家庭学習の自学ノート完了の「かしこ山遊園地」の入場者数、昨年度の2倍!
・職員室前に「いいノートの見本」や「完了ノート」が展示されています。自学ノートの「ノートの使い方」「字の美しさ」「内容」が充実しています。
⑦学習規律や生活目標の取組で花丸連発!
いよいよ、夏休みです。計画的に勉強をし、長期の休みでしかできないことに挑んで下さい。また、むし歯を治すこと、ケガや病気、事故に気をつけるなど健康面や安全面にも配慮した夏休みを送って下さい。
1学期の成果を土台に、2学期はさらに充実した学校生活が送れるよう職員一同、取り組んで行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
Young Man
YoungMan♪すばらしい河井っ子!
~心が育つ 学力が伸びる 体力がつく~
6月26日(水)
日差しの強さが、暑い夏を予感させます。プールでの水泳指導が始まり、1学期のしめくくりの時となりました。先日の学校公開では、お忙しい中、授業参観をはじめ、親子学年行事や教育講演会など多数のご参加、ありがとうございました。子どもたちの学びの様子は、いかがだったでしょうか。落ち着いた雰囲気で学習に取り組んでいたでしょうか。本校では、「みんなでかしこくなりましょう」を合言葉に、「広めよう!深めよう!自分の考え!」を学力向上の柱とし、学び合う姿を目指します。
先月、川崎市で、スクールバス待合の登校時に痛ましい事件がありました。また、登下校時の歩行中に自動車事故に巻き込まれる事件が報道されています。あってはならないことです。登下校や放課後の安全指導を十分に行いますが、ご家庭でもご指導をよろしくお願いします。
わじま市民祭りでは、「Young Man(ヤングマン)」を5.6年生が金管鼓隊で演奏しました。「良かった!」「最高!」「涙が出ました!」「完璧!」「心が一つになっている!」「音が出ている!」と賞賛の言葉をたくさん頂きました。子どもたちの成長に喜びを感じました。ありがとうございました。
子どもたちの立てたスローガン【仲間との絆 ~みんなで届けよう河井っ子の笑顔~】と「去年を超える」を合言葉として練習に励み、その成果を全て発揮することができました。子どもたちの志と意欲、先生たちの支援が高まり合い、マリンタウン広場で同時発火した瞬間でした。
「潜在的に秘める無限の可能性」への挑戦 ~姿勢・思考を変える(マインドセット)~
2019年ラクビーワールドカップ日本大会が近づいてきました。2015年イングランド大会では、優勝候補の南アフリカに勝利し、「史上最大の番狂わせ」と言われるくらいの活躍ぶりでした。
当時の全日本監督のエディージョーンズ氏は、どんな指導方針でチーム作りをしたのでしょうか。選手の【姿勢・思考を変える(マインドセット)】の成果と言われています。
・私たちには、無理だろう →マインドセット →誇りと自信を持たせ、世界と戦う姿勢に変える
一番の課題は、リーダーシップをつけることでした。リーダーズグループをつくり、必要な4つの要素を身につけることにとりかかりました。【①理想的な姿勢をチームに見せること ②モチベーション(動機付けや目的意識)を上げる ③一人一人への配慮 ④あたり前を変えること】でした。
競技力向上を狙った積極的な指導ですが、みんなで輝く学校づくりや学力向上の取組にも共通したことがあります。【心を育てる】ことが何事にも大切なことです。
ヤングマンの歌詞通りに「若いうちは何でもできる」のです。すばらしい河井小の子どもたちです。潜在的に秘める無限の可能性をさらに伸ばせる取組を教職員一同で行っていきますので、保護者や地域の皆さまの河井小学校の教育活動に対しご理解ご協力をよろしくお願いします。
仲間との絆~わじま市民まつり・金管鼓隊パレード~
仲間との絆 【みんなで届けよう河井っ子の笑顔】
~わじま市民まつり・金管鼓隊パレード~
6月1日(土)
【出発式】
いよいよ、わじま市民まつりの本番の日がきました。「仲間との絆~みんなで届けよう河井っ子の笑顔~」を合言葉に、去年を超えるために練習に励み、その成果を全て発揮する時がきました。
出発式に際し、保護者の皆様、地域の皆様にご参加いただきありがとうございます。
今年の演奏は、ファンファーレ・ドラムマーチ・校歌・ヤングマンです。ヤングマンといえば、♪若いうちは、やりたいこと何でもできるのさ!Y.M.C.A♪です。
今年の6年生は、とても心が育ちました。4月の学力調査の質問紙で、4年生の時に比べて、4点について良好な向上が見られました。
・自分によいところがある
・失敗を恐れず挑戦する
・先生はよい所を認めてくれている
・道徳の勉強は好きだ
やればできると自分を認める自己肯定感、チャレンジする意欲・冒険心、よりよい信頼関係、今までの自分を振り返り、これからの生き方づくりを積極的に考え、実践する態度がうかがえます。
今年の河井小学校は、「みんなで輝き、人が育つ学校」をめざしています。心が育てば、いろいろな活動がうまくいきます。
始業式に子どもたちに「やさしく、話をきく、あいさつ、そろえる」のお願いをしました。4つ目のそろえることを発揮する時です。
新しいワッペンをそろえ、新しいクォードでリズムをとり、しっかりと音をそろえ、行動をそろえ、声をそろえ、心をそろえ、そして、みなさんの笑顔の輝きをそろえることができるでしょうか。
河井小学校金管鼓隊2019の応援をよろしくお願いします。
【解散式】
お疲れ様でした。たいへん素晴らしい演奏、ドリルでした。仲間の絆から生まれた笑顔を輪島市民の皆様に与えることができました。それ以上に、感動の涙を、また、生きる力を与えたことでしょう。
また、解散式までも、子ども達の頑張りを応援して頂いた保護者の皆様、地域の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。
河井小学校の金管鼓隊の感想をいろいろな方が聞かせてくれました。
良かった! 最高! 涙が出ました! 完璧! 心が一つになっている!
学校は、地域の中にあって「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」です。「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」をめざして、教育活動を行っています。
ヤングマンの歌詞通りに「若いうちは何でもできる」のです。すばらしい河井小の子どもたちです。潜在的に秘める無限の可能性をさらに伸ばせるように、教職員一同で教育活動を頑張っていきます。
先日、石川県教育委員会の教育次長様が、河井小学校を視察に来られました。授業での子どもたちや先生の様子を見ていかれました。昨日、輪島市教育委員会より、「子どもたちは大変すばらしい!先生たちの授業の様子もすばらしい!」と報告がありました。
保護者、地域の皆様には、河井小学校の子ども達の無限の可能性の発展ために、「学校の応援団」としてよろしくお願いします。
みんなで輝き、人が育つ学校へ!
みんなで輝き、人が育つ学校へ!
~ 「きれいなことば」で「やさしい心」を育てよう ~
5月28日(火)
新緑の時期が過ぎ、今年も金管鼓隊の演奏が、リズムよく響きわたる頃となりました。演奏曲は「校歌」と「YOUNG MAN(ヤングマン)」です。♪若いうちは、やりたいこと何でもできるのさ!Y.M.C.A♪という歌詞は脳裏から離れません。
今、5・6年生は、昨年の演奏やドリルよりも充実させ、皆さんに、最高の笑顔と感動を届けようと頑張っています。わじま市民まつりに向けたスローガンは、【仲間とのキズナ!~みんなでとどけよう河井っ子の笑顔~】です。始業式に子どもたちに「やさしく、話をきく、あいさつ、そろえる」のお願いをしました。4つ目のそろえることを発揮する時です。
6月1日のわじま市民まつりでは、新しいワッペンをつけ、新しいクォードでリズムをとり、しっかりと音をそろえ、行動をそろえ、心をそろえ、そして、みなさんの笑顔と輝きをそろえることができるでしょうか。応援をよろしくお願いします。
「心の育ち」がみられます!
4月に行われた石川県と全国学力調査に伴って、質問紙調査も実施されました。今の6年生が4年生の時に答えた質問の数値を比較して、心がとても育っていることが見られました。
自分によいところがある 4年:73% → 6年:91%
失敗を恐れず挑戦する 4年:77% → 6年:85%
先生はよい所を認めてくれている 4年:90% → 6年:97%
道徳の勉強は好きだ 4年:57% → 6年:78%
やればできると自分を認める自己肯定感、チャレンジする意欲・冒険心、一人ひとりが大切にされている自己存在感や良好な学習環境、これからの生き方づくりを積極的に考え、実践する道徳授業の充実がうかがえます。心が育てば、活動がうまくいく相乗効果や成果が見られるようになります。各方面での活躍を期待します。
河井小学校、河井っ子のゆるぎない姿に向けて!
新学年がスタートして、はや2ヶ月が過ぎようとしています。学校ビジョンに従い、教育活動が軌道に乗り始める時期です。教育目標「心豊かに、たくましく生きる子の育成」を掲げ、教育方針を「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」とし、【心が育つ、学力が伸びる、体力がつく】積極的な指導を行い、学力(知)・心力(徳)・体力(体)のバランスよい育成に前進しています。
【めざす学校の姿】 『みんなで輝き、人が育つ学校』の推進
・学校は、子どもたちにとって「学んだことが身につく場」である
・学校は、子どもたちにとって「人としての生き方を学ぶ場」である
・学校は、地域の中にあって「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」である
【めざす子どもたちの姿】
・明るくたくましい子 (思いやりの心を持ち、あたり前のことがあたり前に行動ができる子)
・よく考えやりとげる子 (学習規律を大切にし、聴いて考え、伝え合い、根気強く取り組む子)
・協力し進んでやる子 (みんなのために、自分から、積極的に活動する子)
河井小学校の教育活動が、ますます充実し、何年たっても変わらない学校力をつけられるよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いします。
聴いて、考えて、つなげる授業づくり
聴いて、考えて、つなげる授業づくり
~「広まった・深まったことを話そう!」~
4月30日(火)
平成31年度の教育活動が軌道に乗り始める頃となりました。【心が育つ 学力が伸びる 体力がつく】積極的な指導が教育活動のキーワードです。授業改善において、平成28年度より、3年間「聴いて、考えて、つなげる」授業づくりに取り組んできました。
これまでの成果
授業でもっとも大切なことは話を「聴く」ことです。学習習慣として「あたたかな聴く」「やさしい話し方」に重点を置き、学習基盤(学習の約束5か条)を整える働きかけを続け、学習に向かう姿に良好な変化が見られるようになってきました。その成果として、友だちの考えや意見を自分の考えと比べながら聴くことで、自分の考えに付け足しや書き直しができる子が増えてきました。
高みを目指して
「聴いて、考えて、つなげる授業」では、質の高い「聴く」意欲、思考力と判断力を育てる「考える」、思考の整理・再構築のための「つなげる」という学習活動が仕組まれます。つまり、受信→思考→発信というサイクルです。そこで、友だちの話を聴いて、つなげて話すための変身キーワードを5つ考えました。
【広まった・深まった変身ファイブ】
①わかった!(うまれる)
②それもあるな。(ふえる)
③そうかな。~にも言える。(ふくらむ)
④なるほど、確かに、やっぱり!(なっとく)
⑤ちがう考えになった!(かわる)
授業中、友だちの考えを肯定的に聴き、聴いたことを思考・判断したことを教室の友だちと共に考えます。その考えを広げたり、深めたりすることで、学ぶことのおもしろさ、楽しさを実感できる教室づくりができます。そして、信頼感や安心感がある教室での授業を目指していきたいです。
【みんなでかしこくなりましょう!】
学びの約束5ヶ条
1 「ベル着」しっかり「ベル学」へ
2 授業のあいさつ元気よく
3 足ぺったんでよい姿勢
4 おしゃべりせずに集中しよう!
5 準備をしてから休み時間
あたたかな聴き方 やさしい話し方
1.話す人のほうを見て 1.まず返事「はい」
2.おしゃべりせずに 2.みんなの方を向いて
3.うなずきながら 3.みんなに聞こえる声で
4.最後まで 4.はっきりと最後まで
5.自分の考えと比べながら 5.友だちの考えや意見につなげて
今後も、子ども達の健やかな成長を願って教職員、一丸となって頑張っていきます。保護者や地域の皆さまも、河井小学校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。また、河井小学校への応援もよろしくお願いします。
ご入学・進級おめでとうございます!平成31年度が始まりました!
ご入学・進級おめでとうございます!平成31年度が始まりました!
子どもの成長が見え、応援される学校づくり
~【心が育つ、学力が伸びる、体力がつく】積極的な指導~
「どんなことを」「どのように働きかけて」「どんな成果を出すか」
「みんなで輝き、人が育つ学校」の推進
4月5日(金)
新しい元号「令和」が発表され、新しい時代への期待が膨らみます。春の溌溂とした輝きが、いたるところで感じられ、1年のスタートに意気込む時です。その中で、平成31年度の入学式が、4月5日(金)に行われ、59名の新1年生を迎えました。ご入学、進級おめでとうございます。南志見小学校からの転入生をはじめ、全校児童271名の新しい1年がスタートしました。
学校教育目標を「心豊かに、たくましく生きる子の育成」、教育方針を「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」とし、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて【心が育つ、学力が伸びる、体力がつく】積極的な指導を行っています。新学習指導要領では、文科省の方から「チームとしての学校」を強く打ち出していますが、保護者や地域が【応援団】になってくれるように頑張りたいです。
この3年間で、県の理科教育研究発表会、県の道徳教育研究発表会2回と市の研究発表会と合わせて4回の研究発表会を行いました。授業改善が進み、学習規律が確立され、学習習慣が定着し、その成果として、学力調査、評価問題において、県の上位の成績を維持することができています。河井小学校の教育活動が、上昇気流から安定した上空飛行をしている感じです。しかし、人事異動で先生方の入れ替えがあり、「学校力」を落とさないことが今年の課題です。
子どもは、どこにいてもだれでもが、同じように潜在的な能力を持っています。それをどう引き出すかは、先生の指導力や学校の教育力にかかっています。子どもたちの可能性に対し、積極的な指導をし、良好な変化をうながしたいと考えています。心を育てるために「みんなのために」「自分から」を合言葉とし、「輝く笑顔」に満ちあふれ、「みんなで輝き、人が育つ学校」を創り上
げていきたいです。
始業式では、全校のみなさんに、次のことを話しました。
今日から平成31年度のスタートです。5月には、令和元年がスタートします。在校生のみなさんは、学年が1つ上がりました。学年が上がるというのは、勉強が難しくなって、責任が重くなると言うことです。しっかりと乗り越えていって下さい。
河井小学校のキャッチコピーは「輝く、笑顔」です。【みんなの笑顔】です。先生、家族、地域の人、みんなの笑顔です。【輝き】は、まず、学校が楽しいことから発せられます。勉強が分かったという姿、運動に頑張った姿、いい調子・うまくいったという姿から出てきます。去年は、6年生の輝きを全体に広めると考え、「みんなで輝く学校」に取り組んで来ました。とても頑張ってくれました。今年は、輝くということは、一人一人が立派に育っていくことと考えて、「みんなで輝き、人が育つ学校」になってほしいです。
学校は、たくさんの人たちで勉強をして、心を育てる所です。「心が育てば、学力が伸びる、体力がつく」と考えます。そのことで「輝き」ます。その基本は、心は【自分から】【みんなのために】です。行動は、「あたり前のことがあたり前にできる」ことです。そのために、4つの約束をしてください。まずは、さっき、入学式でお願いした3つのことです。
1つ目は、「やさしく」です。
まずは、やさしい言葉です。きれいな言葉は、きれいな心、やさしい言葉は、やさしい心です。ひとつの言葉を大切に、ひとつの言葉を美しくでお願いします。そして、やさしくするとやさしさが返ってきます。
2つ目は、学校の勉強のことで、「話を聴く」です。
お話をよく聞いて下さい。先生やお友だちのお話を耳だけでなく、目を見て、体を向けて、心で聞きましょう。話を聞くことができれば、考えること、発表することもできます。そして、学び合って、勉強がどんどんできるようになります。先生の言うこともききましょう。
3つ目は、「あいさつ」です。
あいさつは、笑顔で自分から、先にしましょう。立ち止まってあいさつをしてから礼をします。その時刻にあった「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」をお家の方、先生、友だちやお客さん、地域の方にも言いましょう。あいさつすると、元気、やる気が出てきます。あいさつは、学校の命です。
4つ目は、「そろえる」です。
まずは、自分のみなりの整いをそろえて下さい。(名札、えり、シャツ、靴下、ズックのはき方)次に、身の回りの整えをそろえて下さい。(机の上、机の中、机の周りや下駄箱のズック)もっと広げ、整えをそろえて下さい。(廊下や教室、ジャンパーかけ)無言清掃できれいに学校を整えて下さい。そろっていると、りりしく見えます。
「やさしく」「話を聴く」「あいさつ」「そろえる」を【自分から】【みんなのために】という姿勢でどんどん良くして、「輝く笑顔」「みんなで輝き、人が育つ学校」にして、みなさんが、いい成長をしていきましょう。
子どもたちの健やかな成長を願った教育活動です。家庭と学校が常に協力し、お子様を良くしたいという「共通な願い」の歩調を合わせながら指導にあたることが何よりも大切であると考えています。その実現に向けて、教職員、一丸となって頑張りますので、保護者や地域の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
~第64回卒業証書授与式~
3月15日(金)
やわらかい光が射し、新しい芽が伸び、春の躍動感が感じられる今日の佳き日に、39名の6年生の皆さんが、この河井小学校の学舎を巣立っていきました。ご卒業おめでとうございます。保護者、ご家族の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。また、河井小学校の教育活動に対して深いご理解と温かいご協力を頂いたことに、厚く御礼申し上げます。
卒業生は、小学校入学以来、学びに向かう力を基本として、たくさんの知識や技能、それを活用する力を身につけ、そして、豊かな心と健やかな体を育み、立派に成長し、中学校へ進む力がつきました。今、次のステージへ夢や希望を膨らませていることと思います。その希望に努力という心を乗せて行動に移し、「一歩、前へ」踏み出すことを期待します。
昨年、人間国宝に認定された山岸 一男先生の講演会が河井小学校で行われました。「勉強もスポーツも最初は基本が大事。基本が応用につながり、自分らしさが出てくる。」「将来の目標をもって、がまんする。やっていくうちに楽しくなる。」「失敗しても難しいと思わない前向きな姿勢で続けることが大切です」と。そして、能登は、人を育てる風土や文化があると付け加えられました。物事に信念をもって、打ち込むことで、自分が変わり、夢がなかうというメッセージを頂きました。
そのために、2つ言葉を贈ります。
・1つ目は、「No attack! No chance! (ノーアタック ノーチャンス)」です。挑戦しないとチャンスは、つかめません。実現したいと強く願うなら、失敗を恐れず チャレンジして成長してください。
・2つ目は、「No guts! No glory! (ノーガッツ ノーグローリー)」です。やる気がなければ、栄光は、得られません。熱い情熱は、不可能を可能にします。人間性を磨き、一流になってください。
「挑戦」と「情熱」で、想像をはるかに超えたすばらしい未来を創造することができます。しかし、これから進んでいく道には、必ず困難があります。中学校の時期は、手を離しても目を離さない、目を離しても心を離していはいけない時期です。だんだん、自分の考えで行動していきますが、判断の方向が曖昧になっている時には、タイミングのよい支えをよろしくお願いします。
河井小学校の卒業生として、自信と誇りを持って、輪島中学校へ行っても頑張ってください。そして、未来に向かって、たのもしい一歩を歩み出してください。
自分たちの手で「ミライ創造」! ~卒業制作38作目~
今年も、伝統の卒業制作が行われ、新たな歴史を刻んでくれました。38作目となるの題名は 「ミライ創造」です。心に輝いた思い出と大きな手のひらを描いています。これまでの学びを生かして、自分たちの手で新しいものを創造していく決意を意味しています。6年生は、今年1年で、学校全体の学びの姿勢や学力・心の力・体力向上において河井小学校ブランドを確かなものにしてくれました。
平成30年度 ありがとうございました! ~「人が育ち、輝く」学校へ~
平成30年度も残すところわずかとなりました。3月22日の修了式をもって、1年間の教育活動が終わります。今年度は、「子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり」を教育方針に掲げ、【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】積極的な指導を行ってきました。昨年の上昇気流から、子ども達の成長が「確信」になり、上空飛行の軌道に乗り、「輝く笑顔」の1年でした。また、輝くのは、子どもたちだけではありません。先生、家の人、地域の方、全ての輝きを求めて「みんなで輝く学校」づくりにも取り組んできました。スクラムの輪が、学校への応援団となり、太い絆が結ばれました。
今年度の取組を振り返り、「人が育ち、輝く」学校に向けて、来年度も前進します。
終わりになりましたが、保護者やご家族、地域の皆さまには、平成30年度の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
今後も、河井小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。
子どもたちの成長に向け、みんなで盛り上げてほしい!
子どもたちの成長に向け、みんなで盛り上げてほしい!
~後期学校評価アンケート結果と方策の報告~
3月12日(火)
河井小学校では、学校づくりの基本として、「学んだことが身につく場」「人としての生き方を学ぶ場」「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」と考えています。
4月より、学校教育目標「心豊かに、たくましく生きる子の育成」の実現に取り組み、「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」を教育方針とし、「心が育つ、学力が伸びる、体力がつく」積極的な指導を行ってきました。前期の学校評価を受け、年度後半の方針・方策を立て、子どもたちの成長をうながし、その成果を後期学校評価アンケートをもとに、教育活動の検証をしました。
学校関係者評価委員会(学校評議員とPTA会長、副会長で構成)では、学校から「学習指導と学力向上、生徒指導と豊かな心、健康・体力指導と危機管理、開かれた学校と家庭・地域との連携」の5観点から成果と課題、学年末・次年度へ向けての方針・対策を説明し、話し合いがもたれました。
次のような意見が聞かれました。
・アンケートからも、子どもたちの学校生活の充実がうかがえます。
・学力の数値的向上に著しさが見られます。小学校の勉強は、基礎基本なので土台をしっかりさせて、もっともっと上げて、中学校に生かしてほしいです。
・今、幼児教育では、「粘り強さ」「協調性」「やり抜く力」「自制心」「感謝する力」などの非認知能力を伸ばすことが重視されています。集団教育の中で、聴くことをしっかりさせて、その力を伸ばしてほしい。
・PTA活動や学校公開など、みんなで学校に来て、みんなで盛り上げて行ってほしい。
このようにして、学校が現状の説明責任を果たし、家庭や地域が情報を共有化し、教育への関心を高め、連携と協働を進め、子どもたちの成長をうながしたいです。後期学校評価結果を学校運営に反映し、教職員一同、教育の質的向上をめざして、全力を挙げて取り組みますので、今後ともご理解ご協力をよろしくお願いします。
カロリーのシャワーを浴び、さらに徳を積もう!
カロリーのシャワーを浴び、さらに徳を積もう!
~今年度の教育活動のラストスパート~
2月26日(火)
3学期がスタートして、はや2ヶ月が過ぎようとしています。平成30年度教育活動のラストスパートです。今年度のまとめと来年度への準備がが進められています。子どもたちは、学力を伸ばす、心を育てる、体力をつけるために、とてもよく頑張っています。徳を積んでいます!
【学力を伸ばす】では、
・輪島市学力調査結果から、全学年が市平均を上回り、素晴らしい成果が見られました。
・詩の暗唱も月初めで早々と覚え、4月から連続して全員が合格しています。
・家庭学習の充実を狙って自学ノートが1冊終わるごとに職員室前の「かしこ山遊園地」に自分の分身を貼る活動をしています。
現在、360冊が終わっています。
【心を育てる】では、
・縦割り班のなかよし集会や清掃で、活動の中身の充実と関わり合いのよさがみられます。
・道徳教育推進校の2年間の重点的な取組が進められ、学力や体力の向上、規範意識を育む土台が培われています。
【体力がつく】では、
・輪島市内の全小学校を順番に走る取組をしています。2.4.6年生が目標を達成しています。
他の学年ももうすぐ達成します。
・体力づくりの年間を通した取組で「体力テスト」で全種目(男女)が県平均を上回っています。
みんながかしこくなっています! ~さらなる高みを目指したまとめの取組~
12月に1~6年を対象に輪島市学力調査(2学期までの範囲)が行われました。学校は勉強する所です。学んだことはしっかりと身につける所でなければなりません。そのためには、学習の約束を守り、落ち着いて学びに向かうことが欠かせません。河井小学校は、今、どの学年も、どの教室も、学習規律・学習習慣がしっかりしています。さらに、結果を分析し、弱点補強に力を注ぎ、さらに高みを求めて、頑張らせていきます。
輪島市学力調査(12月実施)
国 語 算 数
本校平均 市平均 本校平均 市平均
1 年 89.9→87.5 95.5→90.8
2 年 89.0→84.6 92.3→82.4 社 会 理 科
3 年 84.6→76.5 76.4→76.0 本校平均 市平均 本校平均 市平均
4 年 83.6→81.5 83.6→79.5 76.5→75.6 72.0→72.7
5 年 86.2→77.2 81.0→68.9 80.0→68.6 80.9→70.5
6 年 86.5→77.7 69.5→70.9 80.9→67.9 73.6→66.4
※見えてきた成果と課題
国語:自分の考えを書く作文問題はよい。物語や説明文を的確に読み取る力をつけさせたい。
算数:意欲をもって取り組んでいる。数学的に問題を説明する力をさらに身につけさせたい。
社会:学んだ知識は理解し、資料の活用もよい。社会のできごとに今後興味関心をもってほしい。
理科:自然に関してや観察・実験で学んだ知識の理解はよい。
生活の中にある理科的なことに目を向け、科学的な思考力を身につけさせたい。
学校公開が開催されました! ~字をきちんと書いて表現する力~
1月30日に学校公開が行われました。授業参観・学年懇談会、6年生は、PTA非行被害防止講座・中学校入学説明会に多数のご参加をありがとうございました。
「学校公開・授業参観アンケート」のご記入をお願いしたところ、39通のご提出を頂きました。ご協力をありがとうございました。集約結果をお知らせします。
第3回 学校公開・授業参観アンケート
評 価 項 目 (人)
1 子どもたちは、授業の始めと終わりの挨拶がしっかりできている。→A31 B8
2 子どもたちは、先生や友だちの話をしっかり聞いている。 →A26 B12 C1
3 子どもたちは、自分の考えや意見を発表している。 →A28 B10 C1
4 子どもたちは、ノートを丁寧に書いている。 →A10 B23
5 教室の掲示物などの学習環境が整っている。 →A32 B6
(A) そう思う (B) どちらかというとそう思う(C) あまりそう思わない (D) そう思わない
文部科学省は、「チーム学校(学校と家庭や地域との連携・協働)」の実現を求めています。河井小学校は「チーム河井」としてぴったりとあてはまり、よりよい教育活動が創り出されています。
健やかな成長を願い、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者や地域の皆さまのご理解ご協力、「学校の応援団」としてバックアップを今後ともよろしくお願いします。
心、言葉、行動をつなぐコミュニケーション力!
心、言葉、行動をつなぐコミュニケーション力!
~理解してもらおうと話すこと、分かろうとして聴くこと~
1月25日(金)
暖冬といわれますが、雪が降り、本来の冬らしい日になってきました。はや、3学期がスタートして1か月が過ぎようとしています。
学校では、子どもたちの学力向上・学習力向上をめざして、どんな力をつけたいか、めざす姿に向けて、教育活動に取り組んでいます。その羅針盤となっているのが、学力向上プランです。12月の学力調査をもとに、後期学力向上プランを作成し、定着が弱かった学習内容領域の再指導を行っています。特に、3年生と5年生は1年間のまとめとしてレベルアップ問題を計画的に行い、4月の全国や県の学力調査への準備を行っています。
表現すること!伝えること! ~分からなくても話し合う中で分かってくる~
中期学力向上プランの働きかけにより、学び合いの中で表現すること、説明することが苦手ということが分かってきました。うなずく、返事をすることもです。「説明できてよかった!」「自分の考えが広がってよかった!」「みんなで深められてよかった!」という実感を味わわせ、3学期は、表現する力・伝える力がつくように働きかけていきます。
1~3学期 聴いて、考えて、つなげる授業づくり 受容→思考→発信
(学力向上プラン)【広げよう!深めよう!自分の考え】
1学期 受容(前期学力向上プラン)
・友だちの考えをあたたかな聴き方で聴き、理解して反応することができる。(あたたかな聴き方・やさしい話し方)
2学期 思考(中期学力向上プラン)
・友だちの考えを聴いて、自分の考えをさらに広げることができる。(付け足し・書き直し・言い直し)
3学期 発信(後期学力向上プラン)
・考えたことや広げられた考えを説明することができる。(付け足し・書き直しと説明)
コミュニケーションの力をつけよう! ~Win-Winの関係を築くため~
表現し、伝え合うことは、学習場面だけでなく、学校生活や児童クラブにおいても欠かせません。関わり合いの中で、言葉で十分に伝えられず、感情が高まり、問題行動につながることがよくあります。毎月のなかよしアンケートにも、コミュニケーションが十分でないために起こるトラブルが見受けられます。
コミュニケーションの力をつけてほしいです。
その目的は、①いい人間関係を築くため
②いろいろな情報を交換・共有するため
③説得したり、お願いしたり相手に働きかけたりするため です。
特に、「社会の中で周りの人との関わりを持つために必要とされる力」を育ててほしいです。
①伝える力→「書く」「話す」などで、伝えたいことを相手に「正確に」「効果的に」伝えること
②受け取る力→「読む」「書く」などで、相手が伝えたいことや相手の意図を理解すること
③非言語のコミュニケーション力
→周りの雰囲気からふるまいを推し測ること、「空気を読む」こと(相手の表情・声のトーン)
今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。学校公開が、1月30日(水)に開催されます。学校や子どもたちの様子をご覧下さい。
先日、第2回学校評価アンケートが行われました。【応援される学校づくり】に向けて、ご協力ありがとうございました。アンケート結果の集計・分析・今後の方策の検討を行い、学校関係者評価委員会を開催し、貴重なご意見や示唆を頂き、学校運営に反映し、教育の質的向上を図りたいと考えています。
今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
成長のエネルギーを貯え、猛進する2019年がスタート!
成長のエネルギーを貯え、猛進する2019年がスタート!
~ 教育活動による人間形成!学力形成! ~
1月 9日(水)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年は、亥(いのしし)年。十二支の最後です。植物の成長に例えると、葉も花も散ってしまい、種に生命を引き継いだ状態です。季節にたとえると冬です。【春の芽吹きまで、じっと固い種の中でエネルギーを内にこめている】イメージをもち、内部の充実を心がける年です。学校教育において、次の成長に備えて「人間形成、学力形成」「人材育成や環境整備、学ぶ基盤づくり」のエネルギーを貯め込む年というこになります。また、亥は、無病息災の象徴で、目標に向かって猛進していく人を助ける「火の神の化身」とされています、そこで、河井小学校の教育活動は、「成長のエネルギーを貯え、前に進む」年にしていきたいと考えます。
言語力と学力向上の関連 ~「学びに向かう姿」の変化~
3学期を迎えますが、1学期からずっとうれしく感じていることがあります。それは、子どもたちの学びに向かう姿をはじめ、関わりあう姿に劇的な変化がみられることです。
学習の約束の充実、あいさつや服装がきちんとし、教室移動の空き教室が整頓されていることなど、言い切れないほどのあります。子どもたちの自己成長のスイッチが、強烈にONになっているのです。
河井小学校では、言語活動の充実に向けて、読書活動の推進(朝読書・読み聞かせ読書・おすすめの本・貸出の推奨)や詩の暗唱、条件作文・行事作文などに取り組んでいます。言葉は、思考力の土台をつくると思います。言葉を覚えることは、新しい考えを獲得することになり、新しい考え方の出会いをもたらしてくれます。友だちの考えをしっかり聴き、自分の考えを深め、コミュニケーションをとって、新しい考えを生み出していけます。
詩の暗唱をすることで、集中力が高まり、理解力や記憶力向上などの能力開発の効果も現れてきます。あまり意味が分からなくても、レベルの高い文章に触れることで、内面に入り、教養や知性の確かなものに変わります。
みんなでかしこくなりましょう! ~学力の良好な定着~
12月に石川県5年生を対象に行われた県評価問題(2学期までの範囲)の自校採点結果が、でました。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬に分かります。
5年・県評価問題
国 語 本校→ 75.5点 県→ 63.2点
算 数 本校→ 80.8点 県→ 49.8点
合 計 本校→156.3点 県→113.0点
これらの結果をもとに、子どもたちにつけたい力【広げよう!深めよう!自分の考え!】の進捗状況を検証し、分析、課題発見、原因究明を図り、今後も学習内容定着に努めていきます。今後も落ち着いた温かな雰囲気を継続し、「学びあう姿の見える授業づくり」「学習の約束の徹底」「学びを支える言語活動の活性化」「補充学習や家庭学習の充実」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。
1年間の成果をまとめ、2019年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」に向け、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて「心が育つ・学力が伸びる・体力がつく」積極的な指導を行ってきました。
子どもたちは、新年を迎え、新たな夢や希望に胸を膨らませていることでしょう。子どもたちの輝かしい未来に向けた健やかな成長を願い、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者やご家族、地域の皆さまのご理解ご協力を今後ともよろしくお願いします。
「子どもが育つ」教育環境!
「子どもが育つ」教育環境!
~ いいことは進んで あたり前はくりかえす ~
12月21日(金)
2学期も終わり、明日から冬休みとなります。実りの秋、収穫の秋の2学期はどうでしたか?河井小学校では、子ども達、先生、保護者のみんなの「輝く笑顔」と「みんなで輝く学校」になるように4月から頑張っています。
働きかけを素直な心で受け止めて、行動にうつすことが、【育ち】に関係してきます。心の輝きが、行動の輝きになり、成果が輝きます。学校全体で足並みをそろえて一つのことをやることによって、その成果が望めます。小さなことでもみんなで取り組み、その成果が、勉強の力、心の力、体の力のいろいろなところに出ている河井小学校です。
心の輝き!笑顔の輝き!
11月16日に平成29・30年度石川県教育委員会指定「いしかわ道徳教育推進事業」の研究発表会がありました。【みんなでよりよい生き方をつくりましょう】を合言葉に、「みんなのために」「自分から」の姿勢を大切にし、心情と行動の変容を求めて道徳授業や教育活動に取り組んでいます。子どもたちや先生が共に頑張っている様子を見て、教育委員会の皆さん、輪島市内外の先生方からとても素晴らしいと感心のことばを頂きました。その一部を紹介します。
・2年間指定の道徳研究で、今年度は昨年度よりも、バージョンアップした参観をさせて頂きました。昨年度の研究をベース にそれが一層充実しているのが手に取るように分かりました。
・どの学年の子どもたちも、姿勢よく座り、心と頭がしっかりと学びに向かっていました。その姿に感動しました。これまでの先生方のご努力が目に見える形で成果となって表れていました。
・公開授業では、どのクラスも昨年課題となっていた「聴く」態度がよかったです。話し手を見て反応し、心から「あー」「なるほど」「へぇー」といううなずきの声が聴こえ、日々の授業改善が進んでいるなと感じました。子どもたちの輝く表情がうかがえ、心の育ちを感じました。
やる気や能力を引き出すために! ~失敗の経験にこそ価値~
子どものやる気や能力を引き出したいと願う気持ちは、先生も親も同じです。先日の校長会で、宮坂教育長が「個性のある子どもを育てる」について話され、子どもの思考力や自主性を育てるために何を心がけたらいいのか、筑波大学付属小学校の田中博史副校長の助言記事を紹介されました。
・筑波大学付属小学校は、子どもたちの意思に任せて実行させる機会を多くとっています。子どもの考えるスイッチが入るのは、自分自身が困って疑問に思った時に入るものです。できてあたり前と思うようなことに、褒めるポイントがたくさんあります。ちょっとした頑張りを見つけたらさりげなく声をかけてあげましょう。評価するのでなく認めるという感覚です。
・正解至上主義は、考える力を弱らせます。答えが誤りでも、勇気を出して発言すれば世界が広がり、対応する力もぐんぐん上がります。失敗を重ねても、関心を持って取り組む姿勢が大切です。
完璧でなければならないとしばりをいれると、うっかり失敗できません。失敗の経験を大切にして、無駄に見えること自体に価値があると考え、頑張りを見つけて褒めていきたいです。
「子どもたちの健全な育ちをうながす」教育環境づくり ~高い評価を頂いた教育懇話会~
輪島市教育委員会による教育懇話会が、12月6日に行われました。宮坂教育長をはじめ、教育委員会、教職員、保護者の皆様のたくさんの参加をいただき、ありがとうございました。
教育懇話会は、子どもたちがおかれている教育環境について話し合う場です。学校では、学校だけで対応できないいろいろな課題があります。その課題に対して、家庭、教育委員会、学校のトライアングルの中で子どもたちの「健全な成長」を願い、連携協力していくことが欠かせません。そのために「輪島市の教育の様子」や「河井小学校の教育の様子」をより深く知り、今後に向けて考えて行ければと思います。教育委員会から行われた輪島市の教育説明の中で、河井小学校の教育活動全般にわたり、高い評価をいただきました。
さらに、教育環境の充実のためには、学校が頑張り、家庭や地域が頑張り、教育行政が頑張り、強固なスクラムを組んで「オール河井」「ウイズ河井」の気持ちが大切です。学校は「地域のニーズに応える学校づくり」を展開し、皆様には「校長のリーダーシップの応援」をお願いし、「子どもたちの健全な成長」の実現と高みをめざして、前進していきます。
最後になりますが、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動のご理解、ご協力をありがとうございました。来年も河井小学校が素晴らしい学校となり、「子どもたちの育ち」のために教職員が一体となって頑張っていきますので、よろしくお願いします。
無限の可能性への挑戦!
無限の可能性への挑戦!
~「自分のよさ」の発見と伸長~
11月27日(火)
風の冷たさが冬の訪れを感じさせます。2学期もあと1ヶ月となりました。学び、スポーツ、芸術など多方面にわたり河井小学校の子どもたちの活躍ぶりは、実りの秋、収穫の秋にふさわしいものでした。これからも、何かに打ち込み、自分のよさを発揮して頑張ってほしいです。
4月に行われた県の学力調査質問紙に「自分によいところがある」というアンケートがありました。「ある」と答えた4年生は58%(県79%)、6年生は75%(県83%)と県平均を下回りました。
自分のよいところ・長所は、だれにでもありますが、自分も周りも短所ばかりに目が行きがちです。自分の長所を大事にし、自分の好きなこと、得意なことを磨くと、自分の「強み」になり、「これだけは誰にも負けない」という自信が生まれます。人間国宝の山岸一男氏も「好きなこと、得意なことに努力するのは、楽しい。課題もみつかり乗り越えていくことも苦にならない。」と話されていました。自分の「強み」があれば、「自分にはこれがある」というブレない心の芯になります。
自己肯定感(自分はいいものだと肯定する感覚)や自己有用感(自分は周りの人の役に立っている感覚)を伸ばして、自分に自信をもってほしいです。
感動や発見 豊かに表現 ~「新聞読んで」感想文コンクール 2年連続優秀学校賞!~
河井小学校では、土曜授業で3~6年生が北國新聞を読んで感想を書いて、コンクールに応募しました。石川県内の小、中、高校生から北國新聞の記事やコラムを読んだ文章を募り、68校6682点の応募の中から見事に2年連続優秀学校賞に選ばれ、11月17日に、第14回「新聞読んで」感想文コンクールの表彰式がありました。ふるさとのニュースから得た感動や発見を豊かな感性でつづった作品や学校がたたえらたのです。
新聞を活用した学習で、様々な視点から物事をとらえ、ものの見方や考え方を広げ、自分の考えを分かりやすく伝える力、多くの情報から必要な情報を取捨選択する力、何が正しいのか見極める力、課題を解決する力を養ってほしいです。
道徳の研究発表会が開催されました! ~心にエネルギーを!~
11月16日(金)に昨年に引き続き「平成29・30年度 石川県教育委員会指定 いしかわ道徳教育推進事業」の研究発表会が開催されました。石川県教育委員会、奥能登教育事務所、輪島市教育委員会、教育関係者やゲストティチャーの皆様、輪島市内外のたくさんの先生方が参加され、子どもたちの学びの様子を見ていかれました。PTA役員の皆様には、受付・接待・駐車場案内などの運営にご協力を頂き、ありがとうございました。
「心豊かにたくましく生きる子の育成」を研究主題とし、「みんなでよりよい生き方をつくりましょう!」を合言葉に道徳教育に取り組んでいます。授業の終わりにゲストティチャーの方からお話をして頂き、子どもたちも今までの自分を振り返り、これからのよりよい生き方を模索していました。道徳授業を通して、一人一人の心にエネルギーを送ります。心をエネルギーでいっぱいにしたり、心を広くしていきます。今後も、心情や行動の変容がみられる教育活動につなげていきたいです。
道徳の重点項目「思いやり、努力、郷土愛」は、子どもたちの「輝く笑顔」に向けた心の育成です。「長所伸長」を通して、たくましく生きる力を培っていければと思います。
教職員一同、子どもたちの健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり
子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり
~ 前期学校評価アンケート結果と方策の報告 ~
11月14日(水)
2030年以降の社会を展望して、子どもたちに求められていることは?
現在の情報社会(Society 4.0)から、人工知能(AI)の発達による超スマート社会(Society 5.0)がやってきます。そして、人工知能などの先端技術の発達が、求められる人材、学びの在り方に変革をもたらします。文科省は、今後5年間の教育目標として、「夢と志を持ち、可能性に挑戦するために必要となる力を育成する」「社会の持続的な発展を牽引するための多様な力を育成する」を掲げています。子どもたち一人一人が社会の変化に主体的に向き合い、自らの可能性を発揮し、多様な他者と協働しながら、よりよい社会と幸福な人生を切り拓き、未来の創り手となる力が求められます。
学校づくりの基本として、学校は「学んだことが身につく場」「人としての生き方を学ぶ場」「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」と考えています。地域の中にあって、「地域とともにある学校」への転換が、求められています。つまり、開かれた学校から、さらに一歩踏み出し、保護者や地域の方々と学校の目標や教育ビジョンを共有し、学校・家庭・地域が、一体となって子どもたちを育むことなのです。それにより、子どもたちの学力向上、生徒指導上の課題解決、教職員の意識改革・業務改善につながり、子どもたちへの効果・学校への効果・保護者や地域への効果が表れてきます。
河井小学校の教育活動の柱となる学校教育目標は「心豊かに、たくましく生きる子の育成」です。その実現に向けて「子どもの成長が見える、応援される学校づくり」を教育方針として「心が育つ、学力が伸びる、体力がつく」積極的な指導をし、「輝く、笑顔」「みんなで輝く学校」づくりに取り組んでいます。
その取組に関して、7月に前期学校評価アンケート(児童・保護者・先生)を行いました。児童には「~していますか。」保護者の皆様には「あなたのお子さんは~していますか。」先生には「~を指導していますか。」と3者に共通項目も設定しています。
学校評価は、子どもたちがより良い教育を受けることができるように教育活動等の成果を検証し、学校運営の改善と発展を目指すためのものです。その取組を効果的にするために学校評価アンケートを行っています。その結果を分析し、後期に向けた対応策を学校で考え、学校評議員とPTA役員(会長、副会長)で構成されている学校関係者評価委員会で説明し、ご指導ご助言を頂きました。
このことを学校運営に反映し、教育の質的向上を図っていきます。学習指導の充実、生徒指導の充実、豊かな心の育成、健康・体力つくりの推進、家庭・地域との連携の5観点から成果と課題、今後の対策をまとめました。
学校が現状の説明責任を果たし、家庭や地域が情報を共有化し、教育への関心を高め、連携と協働が進めていければ幸いです。教職員一同、全力を挙げて取り組みますので、今後もご理解ご協力をよろしくお願いします。
自己ベストへの挑戦が、新たな自分づくりへ!
自己ベストへの挑戦が、新たな自分づくりへ!
【校内持久走大会】
10月26日(金)
秋晴れのもと、「校内持久走大会」が、行われました。子どもたちは、長休みや体育の時間に練習してきた成果を発揮する時です。【心が育つ 学力が伸びる 体力がつく】実りの秋です。「あたり前のことがあたり前にできる」を合言葉に、子どもたちは、どんなことも積極的に取り組み、その成果をあげています。そりは、目に見える行動力、目に見えない心の力です。
持久走大会の開催にあたり、安全確保のために外周コースの誘導係を進んでひきうけてくださったPTA役員の方々、朝早くからたくさんの温かい声援を頂いた保護者やご家族の皆さまに重ねて感謝申し上げます。
スポーツは、自分比べです。自己ベストを出すことが最大のめあてです。
走ることは、1人なので個人スポーツですが、みんなで競い合ったり、応援したりするので、集団スポーツでもあります。運動会のように、協力し、声をかけ合って下さい。
また、長い時間走り続ける忍耐力が自分を高めます。すぐにいやになっていてはいけません。苦しくても続けて、自分を乗り越えていって下さい。苦しい時のひと踏ん張りが、心を育てます。「自己ベスト」「みんなで頑張る」「耐え抜く力」の3つのめあてで頑張って下さい。
人間国宝の山岸一男先生は、「一生懸命に頑張っていると楽しくなる。さらに打ち込むと、自分の型ができ、色がでてくるものだ。」と話していました。
持久走大会での頑張りが、「苦しさを乗り越える自分」を作ります。これからの学校生活において、新たな自分発見です。新たな自分づくりです。頑張っていって下さい。
夢や希望の実現へ向けた素地を作る努力!
夢や希望の実現へ向けた素地を作る努力!
~能登の風土が心を育てる「輪島からの発信」~
10月26日(金)
連続した台風も過ぎ去り、秋らしい過ごしやすい日々が続いています。
先日、2年生が、輪島公民館とはなさかクラブの方々にお世話いただいた「サツマイモ」の収穫を行いました。春の耕しと肥料の混合、夏の40℃近くまで気温が上がった水やりの成果もあってか、巨大なサツマイモに育っていました。春から苗を植え、育て、世話をして収穫の秋を迎えています。まさしく「実りの秋」です。
河井小学校の教育活動も同じです。学力、心力、体力の向上に向けて「みんなでかしこくなりましょう!」「みんなでよりよい生き方を作りましょう」「みんなで体力をつけましょう」を合言葉に【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】積極的な指導を行っています。学習規律、学習習慣、規範意識、運動能力の定着や成果を実感しています。
続けることが力に! ~人間国宝 山岸一男氏 講演会「彩を創る」~
10月16日に沈金の人間国宝になられた山岸一男氏を河井小学校に招いて、講演会を行いました。
・勉強もスポーツも最初は基本が大事。基本が応用につながる。自分の型・色がでてくる。
・漆器の仕事をして45年になるが、一度も嫌になったことがない。毎日、宿題を解くのと同じで、続けることが力となる。
・将来の目標をもって、がまんする。創造の繰り返しなので、やっているうちに楽しくなる。
・能登の風土や文化がみんなを育ててくれる。生まれ育った所を忘れないでほしい。
・室町時代に北前船文化・漆の文化があった。「いいものを作ろう。美しいものを作ろう。負けないものを作ろう」という切磋琢磨の職人魂が、輪島に受け継がれている。
・次の世代へ!小説は、文章で残す。音楽は、五線紙で残す。沈金は、作品で残す。
作品の生命線がアイディアです。アイディアは、どのようにして浮かんでくるのかと質問してみました。「何回も足を運んで見るのです。しゃがんでみたり、見えない所も観察して、これでいいのかと問いかけていくことです。」「失敗しても難しいと思わない前向きな姿勢で経験を積み重ねることが大切です。」と話されていました。将来に向けた「人づくり」への使命と責任を再確認しました。ありがとうございました。
キラ星のように輝く! ~俳優座 塩山誠司氏 「12人の怒れる男たち」~
10月14日に劇団俳優座の演劇が、文化会館で行われました。その中に、河井小学校出身の俳優塩山誠司氏が「陪審員1号」を演じました。大学を卒業後、俳優座に入り、俳優生活28年!全国各地の公演、朝ドラ「まれ」の出演と大活躍しています。当初は、キラ星のように輝く先輩俳優に囲まれていました。しかし、いつか自分も!と地道に努力し、今、日本のトップに輝くキラ星となっています。
小さいけれど世界に誇れる ! ~輪島・白米千枚田あぜのきらめき~
全国連合小学校長会研究協議会北海道大会に函館まで、新幹線を乗り継いで行ってきました。まず、北陸新幹線に乗りました。座席のポケットに無料配布の旅行雑誌(トランベール)があり、最初のページに「輪島・白米千枚田あぜのきらめき」のライトアップの写真が掲載されていました。ルポライター沢木耕太郎氏の「旅のつばくろう」のコラムです。輪島市の紹介の後に、千枚田で出会った香港の観光客との対話が出ていました。中国にも大きな棚田があるけれど、よく手入れされている白米の棚田の方により深く心を動かされるし、日本を旅すると心が落ち着くとありました。また、小さいものより大きなものがよいとは限らないとあらためて教えられましたと。この雑誌は、東北新幹線と北海道新幹線にもありました。もしかしたら、全ての新幹線あるのかな?輪島のことが全国に発信されているの?世界へ発信されているのだ!と驚きました。
能登の風土が、よりよいものを目指す心を育てています。その心の力をもとに、日本の大海原へ輪島発の挑戦があります。私たちは、その素地を大いに培ってかなければならないと思います。
教職員一同、子どもたちが「未来の作り手」となるべく、健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
上には上があるらしい!登りつめてやろうじゃないか!
上には上があるらしい!登りつめてやろうじゃないか!
~「将来の土台作り」と「上を見た働きかけ」~
9月28日(金)
今年の夏は、酷暑、暴風、大雨と自然の猛威に脅かされ、大切なものを失う恐怖感にさいなまれました。秋の運動会も、大雨による土砂災害警報や避難勧告情報に細心の注意をはらう中、体育館で実施しました。室内でしたが、子どもたち、保護者、地域の皆様と距離が縮まり、臨場感と一体感を感じることができました。2学期のはじめの学校を代表する大きな行事をやり切ることができ、一安心しました。深いご理解ご協力、ありがとうございました。
勉強の秋!スポーツの秋!芸術の秋!いよいよ、教育活動も本格的に展開されています。子どもたちの学びの姿に実りの秋がやってきました。
たどり着けない場所などない! ~限りなき可能性への挑戦の連続~
上には、うえがあるらしい!
だったら、行こうじゃないか! おもしろい!
登りつめてやろうじゃないか!
だれも、見たことのない景色を見たいから!
先へ!先へ! たどり着けない場所などない!
9月25日に第2回学校関係者評価委員会が行われました。授業参観をして、子どもたちの様子や河井小学校の教育活動をご覧いただきました。また、児童・保護者・教職員アンケートの結果を集計し、分析し、今後の方向性について検討しました。
その中で「河井小学校では、学力の定着が良好なのに、それが中学校では、どうして十分でなくなるのか?」ということが話題になりました。今の学習規律や学習習慣は、本当に身にしみついているのでしょうか?将来の土台作りになっているのでしょうか?
子どもたちは、次のステージへどんどん進んで行きます。そのためには、「知らないことを学習する習慣」、言われたことをしているだけ、指示を待っているだけでなく「自分で課題を発見し挫折してもやり遂げる力」、内輪だけでなく、自分にない知識や技術を持つ人など「いろんな人と協力できること」が求められます。上を見た働きかけも小学校時代から欠かせません。
勉強でも、スポーツでも、表現することでも「上を目指して努力する」意識を高めていくことが将来に向けて大切だとしめくくられました。子どもたちは、限りなき可能性への挑戦を連続していきます。
学校が楽しい! ~学校が好き みんなが好き 自分が好き~
学校評価の児童アンケートで「学校は楽しい(96%)」、保護者アンケートで「あなたのお子さんは、学校へ行くのが楽しいと言っている(95%)」という結果でした。学校は、集団教育をして、心を育てる場です。勉強もあれば、いろいろな活動もあります。その中には、学習規律や学習習慣、関わり合いの言葉や行動、助け合い支え合いの態度などが含まれています。子どもたちの学校への満足度が高さは、河井小学校の教育活動の充実と信頼と受けとめます。これからも、頑張っていきます。
運動会・集団演技「河井ソーラン2018」! ~心が育った相乗効果~
3~6年生が集団演技を行いました。冬季平昌オリンピックのテーマソング「サザンカ」による表現ダンス、そして、よさこいソーランオープニング、よさこいソーランを披露しました。何回かしか練習できなかったにもかかわらず、完成度の高い素晴らしい演技でした。簡単な動作だけど、全員が息をそろえて、動きそろえないと全体美になりません。
どうして短時間で完成できたのでしょうか?担当の先生に尋ねてみました。「子どもたちが、先生が指導したことを素直に聞いて、自分たちで直そうとしていたから。」だそうです。いい演技を見せたいという意欲に素直な心が応え、チームワークや協調性を自分たちで創り上げ、一体感を育んだのです。
前向きな気持ちで頑張って取り組んで下さい。「上を目指す」ことです。よりよいものを目指して努力することです。その育まれたものが、人生の分かれ目で【目に見える力】【目に見えない力】として発揮されます。教職員一同、今の教育の実りはもちろん、将来へ向けた健全な成長の取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!閉会式
スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!
~秋の運動会 閉会式~
9月9日(日)
体育館で行われた河井小学校の運動会が、大きなケガもなく、無事開催されたことに感謝申し上げます。
優勝した紅組!おめでとうございます。惜しくも準優勝の白組!よく頑張りました。
今日の運動会を振り返ってみて下さい。「スマイル!」でしたか?「全力出し切り 真剣勝負!」でしたか?本気度と心の育ちを見所として話しました。
開会式では、みんなが膝を高く上げて行進していました。運動会の歌では、紅組も白組も元気よく、大きな声で歌い、勝利を誓っていました。スポーツは勝ち負けがつきものです。勝ったスマイル!負けたたたえ合い!です。
閉会式で、優勝の組が決まった後も、お互いに大きな拍手をする光景が見られました。本気で戦えば、それが満足があります。自分の成長があれば、スマイルです。
特に、「河井ソーラン2018」では、行動と心をシンクロした集団演技は、圧巻でした。最後の決めポーズを見て、ジーンとしたのは、私だけではないと思います。
みなさんから、たくさんの「スマイル」と「感動」をもらいました。ありがとうございました。
最後になりますが、閉会式までたくさんの保護者、地域の方々にご参観を頂いたことに感謝申し上げます。急な日程変更でご迷惑をおかけしましたが、子どもたちの「がんばる姿」をより多くの保護者、地域の方に見ていただいたことでご理解下さい。
今、河井小学校では、「子どもの成長が見え、応援される学校」を目指しています。 子どもたちの成長を願い、教職員一同、一致団結して教育活動に取り組んでいます。子どもは、「家庭で育ち、学校で学び、地域で磨かれる」と言われます。保護者、地域の皆様も、子どもたちの成長を願い、子どもたちや学校を応援して下さい。よろしくお願いします。
この運動会で見せた「本気度・スマイル」を今後の学校生活でも見せ、心がどんどん育ってくれることを期待し、閉会のあいさつとします。本日は、ありがとうございました。
スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!開会式
スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!
~秋の運動会 開会式~
9月9日(日)
昨日は、雨で延期になりました。今日は、日程を急遽変更して、体育館で河井小学校の運動会を開催することにしました。みなさんは、夏休みから運動会練習を行い、本番を迎えることができました。
運動会のテーマは、「スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!」です。みなさん1人1人が、組の優勝めざして、頑張って下さい。
「本気度」を見せて下さい。
「本気度」は、大きな声、輝く目、光る汗、全力の姿から見られます。感じられます。
「心の育ち」を見て下さい。
河井小学校では、「心が育つ、学力が伸びる、体力がつく」積極的な指導を行っています。運動会の練習の中で学んだこと、身についた心の力は何でしょうか?高学年の皆さんは、リーダーシップを発揮して運営をよろしくお願いします。競技には、勝ち負けがつきものです。勝つために全力を尽くすこと、協力し合うこと、お互いにたたえ合うことを見せて下さい。
最後になりますが、この雨の中、ご多忙にもかかわらず、輪島市教育委員会 宮坂雅之 教育長をはじめ、たくさんのご来賓の皆様にご臨席頂いたこと、たくさんの保護者、地域の方々にご参観を頂いたことに感謝申し上げます。
本来の日程ならば、今日も順延となり、月曜日開催となる予定でした。月曜日も雨と予想されるので体育館開催が考えられます。日曜日の体育館開催と月曜日の体育館開催を比べて、どちらの方が、保護者や地域の方に子どもたちの頑張りの様子を見て頂けるかと判断して、苦渋の決断をしました。子どもたちの「スマイル」と「本気度」を見ていただき、ご理解をよろしくお願いします。
「スマイル」と「本気度」で頑張って下さい。本日は、ありがとうございます。
みんなでかしこくなりましょう!
みんなでかしこくなりましょう!
~次の成長に向けたスタート!~
9月3日(月)
過酷な暑さの気温の上昇と台風による大雨の被害がが心配されます。ウォーミングアップ登校日を終え、楽しかった夏休みも終わり、いよいよ、2学期のスタートです。学びの場の学校にも、活気が戻ってきました。
2学期は、1学期に頑張ってきたことを成果として表す学期です。あたり前のことが、あたり前にできる!の取組が、教育効果の拡散につながっています。【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】教育活動の働きかけを継続して行い、1年で一番長い学期を乗り越えていきたいと思います。
11月16日(金)に河井小学校で平成29・30年度 石川県教育委員会指定「いしかわ道徳教育推進事業」の研究発表会があります。研究主題を「心豊かに、たくましく生きる子の育成」とし、「聴いて、考えて、つなげる道徳教育 ~みんなでよりよい生き方をつくりましょう~」と研究を進めています。道徳の授業を公開して、教育活動の様子を見ていただきます。
かしこ山遊園地への入場者が倍増!
家庭学習の自学ノートの取組が定着してきました。1冊終わると、「かしこ山遊園地」に人形の切り絵を好きな乗り物に1枚貼ることができます。1学期のしめくくりに、優秀認定・がんばり認定をしました。評価は「①字の美しさ②ノートの使い方③内容」の3観点から行っています。勉強に向かう姿勢のよさがノートからもうかがえました。現在、52人の入場者数です。夏休み前の2倍です。これからの増加が楽しみです。
タッチの差から学んだこと!
輪島市水泳記録会が、8月9日にサンプルルで行われました。4×25mのリレーでは、男女とも2位と大活躍でした。女子は、ラストで追い込まれ、タッチの差で惜しくも優勝を逃しましたが、健闘をたたえる声援と拍手がやみませんでした。「よくやった!」ですね。今までの頑張り、本番でのベストタイム更新により、【成長】がみられます。
Good Loserの思考と行動で次の勝者へ!
全てが、勝者になれればいいのですがスポーツは、試合の数だけ敗者がいます。小さな大会でも、オリンピックでも、1位に輝くのは、1人、1チームです。全員が勝ちを目指しますが、ほとんどの人は負けます。鍛錬の中で学んだこと、身についたことは何か?負けから学んだことは何か?潔く負けを受け入れ、勝者をたたえられる敗者をGood Loser(グッド ルーザー・よき敗者)といいます。勝つために全力を尽くすこと、負けたことを後悔しないこと、負けた相手を大事にすること、結果よりも成長を大事にすることなどです。
スポーツと同じように、勉強も生活も「うまくいくように」「成功するように」「笑顔が見られるように」していますが、そうならないこともあります。そんな時、Good Loserの思考と行動できることが、心の成長につながり、次の勝者につながっていくと思います。
2学期はさらに充実した学校生活が送れるよう教職員一同、取り組んで行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
どんな夏休みを送っていますか!
どんな夏休みを送っていますか!
~全校登校日~
8月6日(月)
夏休みに入って、16日間が過ぎました。みなさん、どんな生活を送っていますか。夏休みにしかできないことに頑張って下さいとお願いしましたが、どうですか。校長先生と北海道の千歳空港で出会ったお友達もいました。
命に関わる熱中症、水の事故、交通事故はありませんか。ヒャッとしたことはありませんか。通信器機を使ったトラブルはありませんでしたか。
73年前、8月6日は広島に、8月9日は長崎に原子爆弾が投下された日です。そして、8月15日に戦争が終わりました。
戦争が起こると
・たくさんの命が奪われています。
・住む家がなくなります。家族がバラバラになります。
・笑顔がなくなります。
73年前の原子爆弾の比べ、今は科学技術が進歩し、比べものにならないくらいの威力があると聞いています。戦争でなく、平和な豊かなことに使ってほしいと思います。「高い学力をどんなことに使うの?」「優しさ・思いやりを世の中に溢れさせて!」と。
世界の平和は、「一人ひとりの命の重みを知ること」「 互いを認めあうこと」です。学校生活の平和も同じです。河井小学校は平和ですか?「一人ひとりを大切にすること」「関わり合いをよくすること」が平和の証です。
先生たちは、学びの場所が快適になるように、暑い中、ワックスがけをしました。廊下は、鏡のようにピッカピカです。汚さないで下さいね。また、少しでも涼しくなるように、各教室に扇風機も設置しました。皆さんが充実した学校生活を送ってくれることを期待しています。
夏休みもあと25日です。みなさんも楽しかった思い出、がんばった思い出をたくさん作って下さい!
質の高い学び合いへ ~1学期の頑張り度と成長度~
質の高い学び合いへ
~1学期の頑張り度と成長度~
7月20日(金)
大変暑い日が続いています。4月の入学式、始業式から、もう4ヶ月が過ぎ、もう夏休みです。教育方針を「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」としてスタートしました。
始業式には、「あいさつ」「なかよく」「話を聴く」「整える」を【自分から】【みんなのために】という姿勢でどんどん良くして、みなさんがいい成長をしていくことをお願いしました。そのために、学校では【心が育つ、学力が伸びる、体力がつく】積極的な指導を行っていきました。合言葉の「輝く笑顔」「みんなで輝く学校」になるためには、「あたり前のことがあたり前にできる」ことが第一です。
始業式での「4つの約束」の実行!
1つ目の約束「あいさつ」が、身についたでしょうか。あいさつの心得4ヶ条は、「笑顔で・自分から・立ち止まって・語先後礼」です。あいさつは、心にカロリーを与えてくれ、関わり合いがよくなります。
2つ目の約束「なかよく」が、できましたか。感情が高ぶった時のことばと行動を振り返ってみて下さい。ありがとうの心の花を咲かせ、人に優しくすると、自分も優しくされます。
3つ目の約束「話を聴く」は、学校の勉強で、基本中の基本です。学習の約束の「話す人の方を見て、うなずきながら聴く」をしっかりしましょう。あたたかな聴き方ができれば、考えること、発表することもできます。そして、質の高い学び合いをめざしていきましょう。
4つ目の約束「整える」によって、りりしい姿をめざします。まず、自分のみなりを整えます。名札、えり、シャツイン、靴下、ズックのはき方です。次に、身の回りです。机の上、机の中、机の周りを整え、下駄箱のズックをそろえて入れてることです。もっと広げて、廊下や教室、ジャンパーかけを整えて下さい。無言清掃で、学校の学習環境をきれいに整えて下さい。
1学期の頑張った姿!
①学校全体が落ち着いた雰囲気になり、学びに向かう姿勢が見違えるようになりました。
②石川県基礎学力調査の結果がでました。前学年と比べ、とてもよく頑張っています。
小学4年 国語 河井小 77.5 → 県平均 61.7 +15.8
算数 河井小 84.2 → 県平均 75.1 + 9.1
小学6年 社会 河井小 86.0 → 県平均 64.4 +21.6
③6月の金管鼓隊の演奏は、「リズムやテンポがいい。動きにキレがある。」と高い評価でした。
④運動面でも大活躍!6年生の陸上競技大会で男女リレー優勝など好成績でした。
⑤言語活動が、とても充実しています。
・詩の暗唱は、今年度も行い3年目になります。全校全員合格です。(話す)
・行事作文を新聞投稿し、随時、新聞に出ています。(書く)
・図書室の本の貸出冊数が、大幅に増えています。(読む)
⑥家庭学習の自学ノート完了の「かしこ山遊園地」の入場者数が増え始めました。
職員室前や教室前にノートがたくさん展示されています。
⑦学習の約束「みんなでかしこくなりましょう」の毎月の学習規律がほぼ花丸です。
ひとつのことばを大切に!ひとつのことばを美しく!
ことばのやり取りから感情が高ぶり、軽率な行動につながることがあります。ことばの持つ意味を自覚して発信して下さい。ことばを大切に、ことば遣いを丁寧にして、関わり合いをよくしてほしいです。3年生の7月の詩の暗唱の内容は、子どもたち、わたしたちへのメッセージと感じます。
ひとつのことば 北原 白秋
ひとつのことばでけんかして ひとつのことばでなかなおり
ひとつのことばで頭が下がり ひとつのことばで心が痛む
ひとつのことばで楽しく笑い ひとつのことばで泣かされる
ひとつのことばは それぞれに ひとつの心を 持っている
きれいなことばはきれいな心 やさしいことばはやさしい心
ひとつのことばを大切に ひとつのことばを美しく
今年度のキーワードは、「子どもの成長」と「応援される学校」です。子どもたちの1学期の【頑張り度=成長度】です。「がんばった」「できるようになった」という成長の実感を大切にし、伸びしろは、2学期に期待します。
また、保護者や地域の皆様の【教育活動への参画=学校への応援】と受けとめます。見守り隊、学習環境整備ボランティア(生け花・ワックスがけ)や図書ボランティア、道徳やクラブ活動のゲストティチャーなど、学校へ足を運び、子どもたちのために汗を流して頂いていることに感謝申し上げます。
いよいよ、夏休みです。計画的に勉強をし、長期の休みでしかできないことに挑んで下さい。また、むし歯を治すこと、ケガや病気、熱中症、事故に気をつけるなど健康面や安全面にも配慮した夏休みを送って下さい。
1学期の成果を土台に、2学期はさらに充実した学校生活が送れるよう職員一同、取り組んで行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
Ultra Soul(ウルトラ・ソウル)!
Ultra Soul(ウルトラ・ソウル)!
~心が育つ 学力が伸びる 体力がつく~
6月26日(火)
プールから聞こえる子どもたちの歓声が夏の訪れと1学期のしめくくりを感じさせる頃となりました。先日の学校公開では、お忙しい中、授業参観をはじめ、親子学年行事や学校保健委員会など多数のご参加、ありがとうございました。子どもたちの学びの様子は、いかがだったでしょうか。「みんなでかしこくなりましょう」を合言葉に「聴き合う」「話し合う」そして「つなぎ合う」ことで、考えが「広まり、深まる」という学び合い姿を目指しています。そのためには、落ち着いた雰囲気といい関わり合いが、不可欠です。学校公開アンケートから「書くこと」の評価が上がったことがうかがえました。
また、大阪地震でブロック塀倒壊により、痛ましいできごとがありました。河井小学校でもプールが道路沿いにあり、ブロック塀で囲まれています。その対応については、輪島市教育委員会で検討中です。学校では、ブロック塀に近よらないよう指導しますが、生活道路でもあるので、地域の方もご配慮をよろしくお願いします。
今、自分がやっていることをやり抜く!
わじま市民祭りでは、世界水泳選手権大会公式テーマソングだった「ultra soul(ウルトラ・ソウル)」
を5.6年生が金管鼓隊で演奏しました。「リズムやテンポがいい演奏で、切れのある動きだった!」「音がそろっていて、りりしかった!」「見ていても、聞いていてもよかった!」と賞賛の言葉をたくさん頂きました。子どもたちの成長に至福の喜びを感じました。ありがとうございました。
ultra soulとは、強じんな意志の力・何でも乗りこえていく気概のことです。そして、スローガンの【輝け!全力!笑顔!~みんなでHAPPYになろう~】を実現するために、みんなで心を合わせて、やり抜きました。
「きめる」学び! ~筑波大学附属小学校の研究発表会に参加~
石川県教育委員会から「いしかわ道徳教育推進事業」の指定を受けて2年目になりました。「みんなでよりよい生き方をつくりましょう」を合言葉に心を耕し、道徳性の成長を促進しています。
より効果的な教育活動を願って、本校の道徳教育推進教師が筑波大学附属小学校の研究発表会に参加してきました。研究テーマは、「『きめる』学び」でした。自ら「立ち止まって考えること」「決めたことに対して責任を持つ」ことを重視し、「考える時間」「自ら決めていく場」を設定し、「きめる」時に発揮する感覚と理論を育てていくということです。学びの場においても、「きめる」「きめ直す」ことを通して、【知的たくましさ】【情的たくましさ】を養い、人間性を育む土台となるようにと考えて、筑波大学附属小学校では研究を進めています。
心が育つ!体力がつく! ~400mリレーで男女アベック優勝!~
子どもたちの健全な成長をめざして、【心を育つ】積極的な指導を行っています。取組の心がよくなるとその成果も上がると思います。
6月13日に輪島市小学校陸上競技大会がマリンタウン競技場で開催され、6年生全員が、参加しました。体育や放課後の時間に練習をして、本番に臨みました。「自己ベスト」を記録することが第一です。前の自分より、今の自分はどうか?今の自分より、これからの自分をめざして!という自分を乗り越える連続です。快挙が生まれました!400mリレーで男女アベック優勝を果たしたのです。4人が100mずつ走るので、個人の速さと走る速さを落とさないバトンパスのタイミングが決め手です。団体戦は、個人を鍛えないと伸びてきません。まじめに頑張る心、あきらめない心が成果につながりました。
「ことば」と「こころ」
先日の学校保健委員会(集会型)では、小児科医の小浦 詩先生に「あなたが生まれた日」という演題でご講演頂き、「チーム河井」としての応援を誠にありがとうございました。赤ちゃんや子どもたちには、たくさんの「あなたが好き・大事」が詰まっています。大切にされている自分を広め、周りを大切に自分になっていってほしいです。まずは、言葉で心を伝えて下さい。言われて嫌なことを言わない、命に関わる乱暴なことを言わないことです。心のエネルギーが下がってしまったり、トラブルの原因になります。先日、指導主事訪問があり、たくさんの指導主事の方が来校されました。「さわやかな気持ちのよいあいさつを受けました。」「教室の黒板係でない児童が手伝っていました。いい友達だからという返事でした。」と河井小の子どもたちの温かな行動に感心されていました。ぜひ、子どもたちのありがとう探しをしてほしいです。小さな感謝の積み重ねで心に大きな花を咲かせるでしょう。心が育つとみんな笑顔になれますね!よろしくお願いします。
河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆様のより一層のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
輝く笑顔!みんなで輝く学校へ!
輝く笑顔!みんなで輝く学校へ!
~ 「自分から」「みんなのために」の心を育てよう ~
5月25日(金)
金管鼓隊のリズミカルな演奏が、校舎に響きわたる頃となりました。今年のスローガンは、【輝け!全力!笑顔!~みんなでHAPPYになろう~】です。輪島市民の皆さんに、感動の笑顔を届けようと5.6年生が、練習に励んでいます。「校歌」と「ultra soul(ウルトラ・ソウル)」の曲を演奏しています。昨年は「6年生が輝く学校づくり」でしたが、今年は「みんなで輝く学校づくり」です。「みんなで」という「withの心」が今年のポイントです。子どもや先生、保護者や地域の方も一緒に笑顔になり、輝きましょう!6月2日のわじま市民まつりでは、音がそろい、行動がそろい、心がそろい、そして、みなさんの笑顔と輝きがそろうでしょうか。乞うご期待です!
めざす姿に向けて、前進しています!
1学期がスタートして、2ヶ月が過ぎ、学校の教育活動も軌道に乗り始めました。学校は、教育目標の「心豊かに、たくましく生きる子の育成」に向けて、子どもたちの「学力」「心力」「体力(健康)」をバランスよく育てるために前進しています。
【めざす学校の姿】
・学校は、子どもたちにとって「学んだことが身につく場」である
・学校は、子どもたちにとって「人としての生き方を学ぶ場」である
・学校は、地域の中にあって「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」である
【めざす子どもたちの姿】
・明るくたくましい子 (思いやりの心を持ち、あたり前のことがあたり前に行動ができる子)
・よく考えやりとげる子(学習規律を大切にし、聴いて考え、根気強く取り組む子)
・協力し進んでやる子 (みんなのために、自分から、積極的に活動する子)
「チーム学校」へ!学校の応援をありがとうございます!
今年度の教育方針を「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」とし、心が育つ、学力が伸びる、体力がつく積極的な指導を行っています。文部科学省から「チームとしての学校(学校と家庭や地域との連携・協働)」の実現を強く打ち出しています。
【教育活動】
・図書ボランティアの朝読書時間の「読み聞かせ活動」、外部講師を招聘した「お話し会」の開催
・海外での日本語教育の経験を生かして、土曜授業にALTとして活動
・道徳の時間や集会で、ゲストティチャーや講師として講話
・金管鼓隊の演奏指導や指揮・フラッグ・リングバトンの振り付け指導
【安全確保】
・PTAの街頭指導
・月曜日のあいさつ運動や登校時の通学路の見守り隊
【環境整備】
・児童玄関の校門横花壇の整備
子どもたちの健全育成のために、「学校の応援団」として、ご尽力頂きありがとうございます。今後も、いろいろな方面からのご協力を頂けると幸いです。
「学校が好き」!
4月に行われた石川県と全国学力調査に伴って、質問紙調査も実施されました。質問の中に「学
校が好き」かどうかの項目があります。「好き」と答えた子どもたちの割合が増えてきました。
平成28年度:75% →平成29年度:89%→平成30年度:94%
勉強が分かる・できるという達成感や成就感、友だちや先生との関係、自分が周りの人に役立っている自己有用感、一人ひとりが大切にされている自己存在感の良好さがうかがえます。今後も、安全安心で快適な学校づくりに励んでいきます。
河井小学校の教育活動が、ますます充実するよう保護者や地域の皆さまのご理解ご協力をよ
ろしくお願いいたします。
あなたが好き!大事!
あなたが好き!大事!
~ 学校保健委員会・集会型 ~
6月20日(水)
今日の学校保健委員会において、「あなたが生まれた日」という演題で講師の小児科医・小浦 詩(うた)先生にご講演頂き、誠にありがとうございました。また、保護者、地域の皆様には、お忙しい中、学校保健委員会にご参加ありがとうございました。日頃は、河井小学校の教育活動に対し、ご理解とご協力を頂き、誠にありがとうございます。
みなさんに「命」について考えてもらうために、「命の大切さ」をテーマにして、学校保健委員会を行いました。今日のお話のメッセージは「みんなが覚えていない始めのころには、たくさんの【あなたが好き・大事】がつまっている」ということでした。お家の人に産まれる前とその後について、聞いてみて下さい。家族や兄弟姉妹の愛情の思いがつまっています。そんな中で、みなさんは、育っているのです。自分の命は、もちろん、身の回りのみなさんの命は、とても大切にされていて来ているのです。校長先生の家にも、3人目の孫が生まれました。孫のお姉ちゃんたちは、「お世話しないと」と張り切っています。家族からも喜ばれ、大事にされています。
でも、みなさんの「言葉」の中に気になることがあります。関わりの中で、「言葉遣いの悪さ」「そんなこと言ったらダメやろ」ということを聞きます。そのことから、トラブルになります。お互いに、ありがとうを見つけ合ってほしいです。「自分から」「みんなのために」命を大切にする言葉や行動を期待しています。「心が育つ」といいことがたくさんになりますね。
健康指導について、学校だけでなく、家庭や地域、就学前、小学校、中学校へとつながり、時間の幅と活動の広がりが求められます。自分の体に関心を持ち、健康な生活が送れるようにと学校保健委員会の開催を行っています。
学ぶことで知識が豊富になりますが、実行に移すことや続けることは難しいです。しかし、この学びが、子どもたちの健康教育と幸せにつながることを祈念し、閉会のあいさつとさせて頂きます。本日は、ありがとうございました。
ultra soul(ウルトラ・ソウル)
ultra soul(ウルトラ・ソウル)
~わじま市民まつり・金管鼓隊パレード~
6月 2日(土)
【出発式】
いよいよ、わじま市民まつりの本番の日がきました。清々しく晴れわたり、爽やかな風が吹きとてもすばらしい日になりました。出発式に際し、保護者の皆様、地域の皆様にご参加いただきありがとうございます。
今年の演奏は、ファンファーレ・ドラムマーチ・校歌・ウルトラ ソウルです。「輝け!全力!笑顔!~みんなでHAPPYになろう~」を合言葉に、練習に励み、その成果を全て発揮する時がきました。
今年は、何かが違います。それは、物事に打ち込む心です。頑張る心です。心が育つと金管鼓隊がよくなります。詩の暗唱も、6月に入り、2日しかたっていませんが、1年海組・空組と5年生が全員合格しました。心が育つと「学力が伸びる」「体力がつく」のです。
みんなでHAPPYになろうという「Withの心」は「自分から、みんなのために」からです。ウルトラ・ソウルの「スーパーな心」を見て下さい!聞いて下さい!感じて下さい!河井小学校金管鼓隊2018の応援をよろしくお願いします。
【解散式】
お疲れ様でした。たいへん素晴らしい演奏、ドリルでした。
また、解散式までも、子ども達の頑張りを応援して頂いた保護者の皆様、地域の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。
みんなでHAPPYになれました。保護者や地域の皆様、輪島市民の皆様は、感動と喜びを感じたことでしょう。河井小学校の金管鼓隊は、どうでしたかと尋ねてみました。「切れがある。リズム・テンポがいい。音がそろっている。」など賞賛の言葉を頂きました。1人ひとりの心が、よりよいものを創り出すためにつながって1つになっていたと思います。
学校は、子どもたちにとって「学んだことを身につける場」です。
学校は、子どもたちにとって「心を育てる場」です。
学校は、地域の中にあって「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」です。
河井小学校の教育方針は「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」を掲げ、教育活動を行っています。子どもたちのウルトラ ソウル・スーパーな心の心をしっかり受けとめ、さらに伸ばせるように教職員一同「超・スーパーの心」で教育活動を頑張っていきます。
保護者、地域の皆様には、河井小学校の学校のために、子ども達のためにスーパーな心で「学校の応援団」としてよろしくお願いし、解散式のあいさつとします。本日は、ありがとうございました。
学校の応援に感謝します!
学校の応援に感謝します!
~PTA交通安全教室~
5月23日(水)
今日は、交通安全教室・自転車教室を開催するにあたりまして、大変お忙しい中に、輪島警察署、交通安全推進隊、輪島市役所の防災課、輪島市自転車組合のみなさん、そして、PTA役員、交通安全委員会、お手伝いのみなさんにご理解ご協力を頂き、誠にありがとうございます。子ども達の「命」を守る大切なことをよろしくお願いします。
昨年も石川県では、自転車の交通事故が402件あって、388の方がケガをして、3名の方がなくなっています。
学校、保護者や地域の皆さんを始め、警察や交通安全関係者で、日々、交通安全に気をつけること、子どもを交通事故から守ること、自転車を安全に利用することについて交通安全の推進を行っています。
河井小学校周辺も「ゾーン30」ということで、特に交通安全に力を入れて頂いております。
今日は、自転車の乗り方や歩行、横断歩道のわたり方など交通安全について勉強して、生活にいかしてほしいと思います。自分の命を守ることはもちろんですが、「自転車に乗ればあなたもドライバー」となります。まわりの人の命も守る立場にもなります。
3年生は、自転車教室で合格すると「免許」がもらえます。ヘルメットをかぶって、交通ルールを守って、事故やケガのないように自転車に乗って下さい。
聴いて、考えて、つなげる授業づくり
聴いて、考えて、つなげる授業づくり
~「広めよう!深めよう!自分の考え!」~
4月25日(水)
平成30年度の教育活動が軌道に乗り始める頃となりました。【心が育つ 学力が伸びる 体力がつく】をキーワードに、取組を展開しています。子どもたちの学びの力をつけるために、学習の基本を聴くことに置き、あたたかな聴き方、やさしい話し方、足ぺったんの姿勢を継続指導しています。昨年度は「つなげて話す」ことに重点を置いた取組をしてきました。さらに、今年度は、友だちの考えを聞いたり、つなげて話したりすることによって、自分の考えが広まったり、深まったりしたことを表現することに重点に置いていきたいと考えています。学習の合言葉は、「みんなでかしこくなりましょう!」です。「みんなで考えれば解決できる! みんなの考えを知るっておもしろい!みんなで考え深めるって楽しい!!」という学び合う姿の見える授業づくり、学びを支える言語環境や心づくりに重点を置いて指導していきます。「話す人の方を見る」「話を聞いてうなずく」「つないで広め深める」という力を子どもたちにつけたいです。
【つなげて話す場面で、児童が考えを広げ、深めることができること】
1学期:友だちの考えをあたたかな聴き方で聴き、理解をして反応することができること
2学期:相手の意見と比べ、自分の考えを再構築すること
3学期:話し合いをつなげて、考えを広げて深めることができること
【みんなでかしこくなりましょう!】
学びの約束5ヶ条
1 「ベル着」しっかり「ベル学」へ
2 授業のあいさつ元気よく
3 足ぺったんでよい姿勢
4 おしゃべりせずに集中しよう!
5 準備をしてから休み時間
あたたかな聴き方
1 話す人のほうを見て
2 おしゃべりせずに
3 うなずきながら
4 最後まで
5 自分の考えと比べながら
やさしい話し方
1 まず返事「はい」
2 みんなの方を向いて
3 みんなに聞こえる声で
4 はっきりと最後まで
5 友だちの考えや意見につなげて
2年目のチューリップの球根!花が咲く! ~「花育て」と「子育て」~
校庭には、2年目のチューリップが、パンジーに混じって咲き、目を楽しませ、心を和ませてくれています。平成28年の秋に砺波から取り寄せた1000球のチューリップの球根を校庭や温室前の花壇に植えました。翌年の春、大きなチューリップの花がたくさん咲きました。花が終わってから、球根を掘り起こすと、1つの親球から自然分球して子球が2.3球に増えていました。ふっくらとした球根、小ぶりな球根、捨ててしまおうかなと思うほど小さな球根など2000球?くらいたくさんありました。平成29年の秋に、輪島公民館から頂いた球根と子球の球根を校庭や温室前の花壇に加えて、職員玄関横・校門横の長方形の花壇にも植えました。
平成30年の春になり、色とりどりのチューリップの花が、花壇を埋め尽くしています。2年目の大小様々な球根でしたが、耕し、肥料を与え、冬の寒さによって花が咲くことができました。植物の生命力は、もちろんですが、世話をした甲斐があったなと感激しました。「花育て」と「子育て」の成長の喜びは、にているのでしょうか。
希望に向けた推進力をつけよう!
4月の朝の歌は、AKB48の「365日の紙飛行機」です。朝の陽が射す、学舎にすがずしく響き渡っています。廊下や教室がなぜかしら、明るく感じるこのごろです。
人生は 紙飛行機 願い乗せて 飛んでいくよ 風の中を 力の限り ただ 進むだけ
その距離を 競うより どう飛んだか どこを飛んだのか それが一番大切なんだ さあ 心のままに 365日
この歌詞を聴くと、これからの変化の激しい社会に向けて、一人ひとりが頑張れる力をしっかりとつけていってほしいとこみ上げてきます。
今後も、子ども達の健やかな成長を願って教職員、一丸となって頑張っていきます。保護者や地域の皆さまも、河井小学校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。また、河井小学校への応援もよろしくお願いします。