河井っ子日記

目指せ輪島塗学芸員最終章

 
 
 目指せ輪島塗学芸員 最終章
 
 
 国語科の『鳥獣戯画を読む』~この絵 私はこう見る~の三次の言語活動として設定したこの活動。
 石川県輪島漆芸美術館の力強いご支援を受け,「本物の場」で42名の6年生は自分に「じぇじぇじぇ」と感じた漆芸美術品の解説文を,沢山の方々に届けることができました。
 
 
 石川県輪島漆芸美術館は輪島市が,石川県が,日本が誇る美術館です。
 そして,私達市民が誇る施設の一つでもあります。
 そんな場所で,歴史学博士の四柳館長さんや学芸員の細川さん,寺尾さん,河原さん,色々とお世話してくださった華岡さん,そして都合をつけて参加してくださった保護者のみなさん,教育委員会教育委員さんを前にして解説文を伝えることができたことは,記録にも記憶にも残る活動となりました。
 
 学芸員のみなさんと初めて出会い、解説文を書き上げることを知ったときの42名の驚きと不安が入り混じった表情を忘れることができません。国語科で筆者の叙述や友達の考えと向き合い,学んだ力を自分が選んだ作品に活用して解説文を仕上げ,学芸員さんにはとっておきのアドバイスをもらいました。そんな中で,徐々に児童は言語能力を高め,生き生きと自分の思いを表現し,有用感に浸る表情へと変容していきました。そして,この活動に関わった全ての人たちを超HAPPYにしました。
 「この活動は,学校の力と地域の力で合わせ技 1本 だな!!」とおっしゃられていた方の言葉が印象的でした!