校長先生のブログ

2019年9月の記事一覧

みんなにしてあげる「喜び」!

                                                          みんなにしてあげる「喜び」!
                              ~心を育て、教育活動の充実を目指して!~    
                                                                                                                                                                            9月27日(金)

 
 今年の夏も、今までにない天候でした。酷暑、台風による暴風と大雨が日本列島を襲い、自然災害の怖さにおびえました。輪島では、大雨による洪水や土砂災害の危険が迫っているとして「警戒レベル4(避難勧告)や避難指示(緊急)」が発令された時がありました。幸いにも大きな被害はありませんでしたが、自然の猛威の怖さを痛感させられます。
 植物の実りの秋!勉強の秋!スポーツの秋!芸術の秋!です。子どもたちの学びの姿に期待が持てる秋です。教育活動もますます充実していきます。


「優しい関わり」と「感謝」            ~優しくされると優しくなる~

 台風15号が関東地方を襲いました。暴風雨により、甚大な被害がでました。特に、千葉県では「電柱が倒れ、電気が来ない。水道の水が出ない。屋根が飛んで天井がない。」など普通の生活が、何日もできない状態でした。復旧工事が急ピッチで進められています。9月16日の新聞で「赤の他人ではいられない~停電11万戸、約2万戸断水~」と報じられていました。ボランティアの方もたくさん支援活動にあたっています。ボランティアの高校生は「同じ地域で苦労している人がいる。復旧に貢献したい。住民の方から助かったといわれ、うれしかった。」と話していました。助けてもらった感謝の思いが、関わり合いの中に広がっています。


スポーツや運動会を通した喜びと感謝!              ~感動の思いの広がり~

 運動会では、いろいろな喜びが交差しています。全力で楽しむ「自分で活動する喜び」、応援される「周りからしてもらう喜び」、応援団や係活動など「リーダーシップを発揮する喜び」があります。また、一生懸命に取り組む姿、活動ぶりは、見るものに感動という喜びを与えます。そして、応援してよかった!見てよかった!とありがとういう感謝の気持ちを抱かせます。

 
 運動会の終わりの挨拶
    今日の運動会を全力で取り組むことができたのがよかったと思います。運動会を成功させるために頑張ってき
    た自分を褒め、準備や指導をして下さったお家の方や先生方に感謝しましょう。

 
 星稜高校野球部の甲子園準優勝のお礼
     1人では、ここまで来れなかった。
     9人でも、ここまで来れなかった。
     77人でも、ここまで来れなかった。
     100万人超の応援があったから、ここまで来れた。
  
    念願だった甲子園決勝の舞台に立つことができました。
    マウンドに立てた者、グラウンドに立てた者は限られていたかもしれません。
    でも、ベンチのみんな、応援の皆さん、声援を送ってくれた全国、石川県、ファンの皆さまと、感動を分かち
       合えたとしたらこれに勝る喜びはありません。
    応援ありがとうございました。

 
 星稜高校野球部のメンタルトレーニングでは、【感情】をプラスにして【思考と体調】を高めています。目標達成のためにやらなければならないことを「快」として、ワクワクしながらチャレンジしています。自分のためだけでなく、誰かのために夢や目標を持つことで、自分を乗り越える力としているそうです。

  
職員一同、子どもたちの「心の力」を伸ばし、健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢

                                     花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢
                                               ~次の成長に向けたスタート!~
                                                                                                                                                            9月2日(月)

 台風の通過により、過酷な暑さの気温も下がり、吹く風に涼しさが感じられます。3日間の全校登校日、ウォーミングアップ登校日を終え、楽しかった夏休みも終わり、いよいよ、2学期のスタートです。学びの場の学校にも、活気が戻ってきました。
 2学期は、1学期に頑張ってきたことを成果として表す学期です。「きれいなことば やさしいこころ」をモットーに【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】教育活動の働きかけを継続していきたいと思います。
 11月14日(木)に河井小学校で第60回石川県視聴覚教育研究大会・輪島大会の研究発表会があります。大会研究主題は「情報を主体的に活用し、「自ら学ぶ力」をつけるための視聴覚教育の在り方を追求しよう ~ICTを活用した主体的・対話的で深い学びを目指して~」です。本校は、「聴いて、考えて、つなげる授業づくり」と研究を進めています。2年空組と6年生が授業を公開して、教育活動の様子を見ていただきます。
 
花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢
 料理研究家の神田川俊郎氏は、いい料理を作るために「花に水 人に愛 料理に心」と話していました。この言葉を借りて、学校・学びと人生にあてはめて、心の中で思っている言葉あります。それは、「花に水 人に愛 学びに心 そして 人生に夢」です。いずれも、生活の中で欠かせないもので、大切にしてほしいと考えています。

  
  花に水→花には水が必要です。水がないとしおれます。土の中の栄養分を溶かして吸収できません。
  人に愛→愛がないと心が荒みます。愛とは、親切、思いやり、感謝、礼儀、相互理解、許し合いなどです。
     周りの人を大切にすれば、巡り巡って自分も大切にされるものです。
     コミュニケーションによる関わり愛です。
  学びに心 →学びは、心をこめてです。子どもたちの成長を目指すための責任感と使命感、子どもたちへの愛
      情、確かな力量が教育へのエネルギー源です。教育は人なりです
  人生に夢 →夢や希望が自分を大きくしてくれます。実現への自己研鑽が自己成長を促します。
      「夢なき者に成功なし」江戸時代に活躍した吉田松陰氏の名言です。


ルール マナー エチケット       ~インテグリティ(誠実さ、真摯さ、高潔さ)な振る舞い~
 最近、「交通トラブル」など人との関わり合いについてよくないことが報道されています。スポーツ界では、いろいろな問題に対してスポーツ競技の価値を下げない取組をしています。日本オリンピック委員会・強化本部は、『人間力なくして競技力向上なし』を合言葉に心の啓発と競技力向上を狙っています。
 それを受けて、バスケット競技では、指導者や選手、組織に対して、インテグリティ(誠実さ、真摯さ、高潔さ)な振る舞いを求めています。誠実さとは、うそをつかない・相手を傷つけない・真心があることです。真摯さとは、相手の気持ちを考えて行動する・ひたむきにということです。高潔さとは、心気高く、清らかであるということです。
 
 私たちの身近な合言葉で「ルール マナー エチケット」があります。

         ルールは、守るべききまりです。
        マナーは、一般常識、公共の場での行動基準です。
        エチケットは、人に不快感を与えないように気をつかうことです。

  
 小学校は、社会に出るための素地作りの時期です。子どもたちの学校生活ではもちろんですが、家庭や社会生活においても、身につけてほしい振る舞いだと考えています。


 2学期は、1学期の成果を土台に、さらに充実した学校生活が送れるよう教職員一同、取り組んでいきます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。