3月1日(金)4年総合的な学習(盲導犬)
4年生は、「総合的な学習の時間」に福祉のことを学んでいます。
今日は、目が不自由な方のパートナーである盲導犬について、ゲストティーチャーの斎藤さんに来ていただき、お話をうかがいました。
お話をしていただく部屋まで、盲導犬が誘導してくれました。
部屋に着いたら、盲導犬が自分のあごを置いて、「ここに椅子の座席があります」と教えてくれました。
教えてくれて、ありがとうの気持ちを込めて、頭をなでて座ります。
その様子を、じっと見ている4年生。
いよいよ、盲導犬との授業が始まります!
ゲストティーチャーの斎藤さんから、自己紹介と盲導犬について、お話していただきました。
子供達は、聞き取ったことを熱心にメモしています。
目が不自由な方にとって、白杖は、歩くときに前方に障害物がないか確認するために必要なものです。
更に、盲導犬は、一緒に歩き、指示に従って安全に誘導して歩行を助けてくれます。
教室の後ろにも周り、一周します。
みんなニコニコ笑顔で見守っています。
一周して、戻ってきました。
落とした物も、口で拾って、渡してくれます。
スペースがない場所では、こんなふうに、椅子の下で待機しているそうです。
お利口さんです。
子供たちからの質問に、1つ1つ丁寧に答えていただきました。
お話を聞きながら、齊藤さんの盲導犬への愛情が感じられて、胸が熱くなりました。
盲導犬がハーネスを着けている時は、お仕事中です。
気が散らないよう、可愛いからと、なでたり食べ物をあげたりしないでほしいそうです。
でも、今日は特別に、斎藤さんのご厚意で、盲導犬に触らせてもらいました。
皆、盲導犬の頭を撫でながら、自然に笑顔になっていました。
盲導犬も、子供たちに喜んでもらえて、嬉しそうでした。
今日は、目が不自由な方と盲導犬について、理解を深めることができました。
盲導犬の役割は、使用者の指示に従って安全に誘導して歩行を助けますが、指示に従って歩くだけでなく、いつも一緒にいて、信頼できるパートナーだそうです。
それから、もし、目の不自由な方が困っているように見えたときは、「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけてほしいそうです。
少しの勇気が大きな力になります。
ぜひ、勇気をもってお手伝いできるといいですね。