学校の様子

2月1日(木)4年加藤和紙工房見学

 今日4年生が、地域の伝統工芸を学ぶために、中島にある加藤和紙工房へ見学に行きました。

 まず、和紙作り体験として、はがきサイズの枠を使って紙すきを体験しました。紙すきのやり方とコツを聞いて、順番に体験しました。コツとして「奥から手前に引くようにすること」と「厚さが均一になるように縦横に枠をゆらすこと」を教えてもらいました。どの子も、お話を聞いた通り、上手に紙すきをすることができました。

 次に、すいた紙に花模様や葉っぱなどの飾りをつけ、上から金箔を散らしました。

 そして、枠の裏から掃除機で水分を吸い取り、ビニールに挟んで乾かしました。どの子も素敵な作品になりました。

 その後、加藤和紙の工房の見学をしました。雁皮の木から和紙の原料になるまで、どのような作業をしているのか聞きました。こういった作業を江戸時代から続けていることに、児童は驚いた様子でした。

 最後に、雁皮紙で作られたバックや財布やランプカバーを見せていただき、質問にも答えていただきました。卒業式で渡される卒業証書も、加藤和紙の方が気持ちを込めて1枚1枚作っていることを知って、感動していました。

今日、作ったはがき・しおりは、一晩窓ガラスに張り付けて乾かし、明日には完成する予定です。

できあがるのが楽しみです。