学校の様子

9月12日(木)4年防災授業GT

4年生は、社会科で、防災について学習しています。

昨日は、竹本先生をゲストティーチャーにお招きして、昭和9年の「手取川大水害」について、教えていただきました。

昭和9年7月11日の大水害から、今年で90年になります。

川北小学校の歴史を記してある「沿革史」に、当時のことが書かれています。

中には、明治時代からの川北小学校の歴史が、筆で書かれています。

「ここに、昭和9年のことが書かれています。」

「すごい!!」グループ

当時の写真から、大水害の被害の大きさを教えてもらいました。

死者37名、流された家74戸、壊れた家120戸・・

みんな、真剣な表情で聞いています。

学校の運動場横にある、水害の碑です。

「勇往」と彫られています。

自分の目指すものに向かって、臆することなく一心に突き進んでいくという意味です。

大水害のあと、流れてきた石で作られたそうです。

現在は、運動場の隅にありますが、昭和10年の卒業写真をよく見ると・・・

何と! 校舎の真ん前に、置かれていました!

当時の子ども達は、学校に入るときに見て、復興への思いを強くしていたのかもしれませんね。

その後、水害から人々の生活を守るために、「堤防のかさ上げ」や「川底の掘り下げ」をおこないました。

約30年くらいかかったそうです。

最後に、子どもたちからの質問に答えていただきました。

川北町の大水害の記録を通して、防災について考えることができました。

そして、先人の方々の復興への思いも知ることができました。

竹本先生、当時のことを詳しく教えていただき、本当にありがとうございました。