1月17日(水)地震から身を守る
先日の能登地震では、川北町で震度4を観測し、経験したことのない大きな揺れを感じました。
そのあとも余震が続き、精神的に不安を感じている児童もいると思います。
学校では、今日、地震・津波の避難訓練を予定していましたが、今回は中止し、各クラスで地震の学級指導を行いました。
まず、私(校長)から、避難の約束「おかしも」の確認です。
「おさない」「かけない」「しゃべらない」「もどらない」
これは、自分や友達の命を守る大切な約束です。
そして、地震が起きたら、命を守るために、守ってほしい3つのことを伝えました。
1つめは、「自分の命は自分で守る」
2つめは、「指示を聞いて、落ち着いて行動する」
3つめは、「みんなの命をみんなで守る」
そのあと、各教室で、担任の先生と、地震が起きたら身を守る方法を確認しました。
1年生の教室の様子です。
まず、スクールカウンセラーの下田先生から、心を安定させるリラックス法を教えてもらいました。
「手をグーにして、肩を上げて~」「ストン、下げて~」
「次は、大きく深呼吸。吸って~~、吐いて~~。」
を繰り返します。
他にも、心が不安なときは、「運動する」「歩く」「遊ぶ」「おしゃべりする」と良いですよ。
そのあと、学校の様々な場所で地震にあったら、どうやって身を守るかみんなで考え、実際にやってみました。
教室では、机の下にかくれ、身を守ります。
机が動かないよう、机の脚を対角線にしっかり持って、かくれます。
机のない廊下では、窓ガラスから離れ、頭を守ってしゃがみます。
トイレ、図書室、階段、運動場・・それぞれの場所で、どう身を守ればよいか1つずつ確認しました。
子供たちには、自分の命は自分で守ることができるように話をしました。
休日に地震が起きたときの対応や、危険個所・避難場所について、ご家庭でも再度話し合いをお願いします。