学校の様子

9月5日(木)4年生「あすチャレ!スクール」

 一昨日、4年生がパラスポーツ体験型授業「あすチャレ!スクール」(主催:日本財団パラスポーツサポートセンター)で、ゴールボールの元選手で2008年北京パラリンピックにも出場された高田朋枝さんとサポートスタッフの方においでいただき、ゴールボールを体験させていただいたり、高田さんのこれまでの経験から学んだことをお話していただいたりしました。

 まず初めに、ゴールボールとはどんな競技なのかを教えていただきました。視力の個人差があるので全員黒いゴーグルをつけることや鈴の音が鳴るボールを使ってすることなどを教えていただきました。

 次に、ボールの止め方や投げ方を教えていただきました。1人で3mくらい守らなくてはいけないので、音のする方に反応して体を伸ばすことなども体験しました。また、投げ方もいろいろあって、ブラジルの選手の投げ方や回転して投げる方法も教えていただき、実際にやってみました。なかなかまっすぐ投げることができず、苦労している様子が見られました。

 そして、代表の子がゴールボールの試合体験をしました。ルールを確認した後、赤チームと白チームに分かれて試合をしました。投げるときに方向がわからずに違う方向に投げてしまったり、ボールとの距離がわからず止めることができなかったりしましたが、みんなとっても楽しそうにプレーしていました。最後にエキシビジョンマッチとして、先生3人チーム対高田さんの試合も行いました。高田さんは1人で9m分を守り切り、先生チームの惨敗でした…。

 最後に、高田さんのこれまでの経験やそこから学んだことなどをお話していただきました。パラリンピックに出場したことでいろいろな人に感謝することが大切であることを学ばれたそうです。子どもたちからの質問にも答えていただきました。「試合前には緊張しますか?」や「けがをしたことがありますか?」などの質問に対して、丁寧に答えてくださいました。

 たくさんの学びのあった時間となりました。高田さん、サポートスタッフの方々、本当にありがとうございました。