学校の様子

7月5日(金)PTA救急救命講習会

昨夜、6年生保護者と教職員対象の救急救命講習会が行われました。

講習会では、消防署川北分署の救急救命士から、心肺蘇生法について教えていただきました。

心肺蘇生法とは、心臓や呼吸が止まってしまった人に行う救命処置です。

救急車が到着するまでに、現場の人が行える重要な処置で、心停止からできるだけ早く行うと、より良い効果が得られます。

まずは、胸骨圧迫の方法です。

胸の真ん中(心臓がある位置)を力強く押します。

できるだけ中断せず、テンポよく押します。(1分間に100~120回)

人形を使い、一人一人実際に行いました。

もしものとき、川北分署から救急車が到着するのに、約5分かかるそうです。

その間、絶え間なく胸骨圧迫し、救急車を待つことになります。

5分間、近くの人と交代しながら、胸骨圧迫を続けます。

合間をあけないよう、交代する人の向かい側にスタンバイし、「1,2,3」とタイミングを合わせ、交代します。

次に、AEDを用いた電気ショックの方法を教えていただきました。

AEDのシールは、心臓をはさむように体に貼ります。

音声ガイダンスに従って操作します。

準備の間も、胸骨圧迫を続けます。

皆さん、真剣な表情で確認しています。

6年生の保護者の皆様には、夏休みのプール開放の際、遊泳児童の監視を行っていただきます。

もしものとき、救急車が到着するまでの間に、現場に居る人が救急救命の対応をすることで、命を救える可能性が高くなります。

子どもたちの命を守るため、ご協力よろしくお願いいたします。