大聖寺の紹介

「大聖寺藩」十万石の名残を今に伝える城下町大聖寺。美しい自然に囲まれ、古い歴史と伝統文化が息づく、落ち着いた心のふるさとです。地図をご覧になってもおわかりのように、歴史的価値の高い名所旧跡が数多く存在しています。

 

●長流亭
大聖寺藩三代藩主前田利直の休息所で、数寄屋風の茶室は小堀遠州の設計といわれています。国の重要文化財に指定され、建物のひとつひとつに工夫がなされ、庭は数少ない大名庭園として保存されています。

●全昌寺
俳聖芭蕉が「奥の細道」の途中に、立ち寄ったゆかりの寺。別棟にある五百羅漢像は500体すべてが揃った貴重なもので、市指定の文化財となっています。

●実性院
大聖寺藩の菩提寺として歴代藩主の墓標など、創建以来の面影を今に残しています。また、境内は萩の名所として知られており、晩夏から初秋には美しい花々が咲き揃います。

●菅生石部神社
国指定・市指定の重要文化財が多数あります。

●時習庵
昔の生活用具や遊び道具を展示しています。