公共・特別授業 本校卒業生と学ぶ「自由民主主義とは何か」
12月18日(木)、本校2年普通科文系コースを対象に、「公共」特別授業を実施しました。
今回の授業では、本校OBであり、現在 大森 道也 氏(京都大学大学院法学研究科 博士課程)を講師にお招きし(オンライン)、「自由民主主義とは何か」をテーマにご講義いただきました。
講義では、私たちが日常的に使っている「民主主義」という言葉の意味を改めて問い直しながら、多様化する現代社会において、主権者である一人ひとりがどのように社会に関わり、民主主義を支え、改善していくべきかについて、政治学・社会学の視点から分かりやすく解説していただきました。
また、高校で学ぶ「公共」と、大学での専門的な学びとのつながりについても触れられ、生徒にとって進路や将来を考える貴重な機会となりました。
授業後の振り返りでは、
「民主主義は完成された制度だと思っていたが、私たちの行動次第で良くも悪くも変わるものだと分かった」
「ニュースで聞く言葉の背景を、学問的に考える大切さを知った」
「大学での講義の雰囲気を体験でき、進学後の学びを具体的に想像できた」
といった感想が多く寄せられました。
今回の特別授業を通して、生徒たちは社会の課題を「自分ごと」として捉え、主体的に考える姿勢の重要性を実感するとともに、高校での学びが将来の学問へとつながっていることを強く感じたようです。
今後も、本校では外部講師による特別授業を通じて、生徒の視野を広げ、深い学びにつなげていきたいと考えています。