校長室から

菟橋神社春季例大祭(お旅祭り)・旧小松城祈願祭

今日から気がついたことをつぶやいていきたい。

5月16日(日)菟橋神社春季例大祭(お旅祭り)・旧小松城祈願祭に参列させていただいた。前日は今年初めての真夏日を記録する暑さとなり、当日は朝から小雨模様であったが、式典前には雨も上がり、大当番町、氏子の皆さん10名ほどが参加し、宮司の祝詞、お祓い、玉串奉納、そして、宮司から祈願祭の説明をいただいた。お旅祭りは、前田利常が小松城に隠居したころに始まったという。本校敷地内、正門入口付近に橋の跡が残されている。神輿が巡行の際に、この橋の近辺にあった小松城門へ赴き、前田家の平穏を祈願したとされる。例年ならば、設置された拝殿付近に神輿が駐留するが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、残念ながら神輿渡御が中止となった。

緑豊かな芦城公園や敷地内の小松城天守台など、改めて本校は恵まれた環境にあると感じた。赴任した4月1日、天守台に続く青雲の小径は、桜が満開であった。創立120周年記念事業として桜並木再生という多大な支援をいただいた同窓会の皆様に感謝したい。