学校長挨拶

石川県立小松高等学校のホームページへようこそ!  
                         

   校長   米口 一彦   

                                        
 本校は明治32年(1899)創立の石川県第四中学校を前身とし、石川県立小松中学校を経て、昭和23年(1948)の学制改革により石川県立小松高等学校となり、今年創立125年目を迎える県内有数の伝統校です。
 県南の小松市中心部、三代目加賀藩主前田利常の隠居城であった小松城の城址の中に校舎は位置しています。敷地には天守閣の石垣(天守台)が今も残り、そこに続く「青雲の小径(こみち)」の桜は、毎年美しい花を咲かせています。
 この125年の歴史と伝統のもと、本校で学んだ卒業生はおよそ3万6千名を数え、国内外のあらゆる分野で多彩に活躍しておられます。
 
 現在は、各学年に普通科7クラス・理数科1クラスを置き、合計24クラス949名の生徒が在籍しています。「自主自律」「文武両道」を校是とする中で、生徒たちは何事にも積極的に取り組み、日々、勉学や部活動に励んでいます。ほとんどの生徒は大学に進学しますが、生徒会活動や部活動も活発であり、運動部・文化部を問わず、県大会では上位の成績を収め、多くの部が全国大会を含めた上位大会に出場を果たしています。また、明治時代に始まり、全国でも4校だけが実施している伝統の校内レガッタや、3日間にわたって熱く繰り広げられる記念祭など、名物行事の存在も大きな特色となっています。

 本校は、平成15年度に石川県から「いしかわスーパーハイスクール」、平成18年度には文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH 事業)の指定を受け、理数科や普通科理系を中心に国際社会に通用する科学技術系人材の育成を目指し、「探究力・人間力・発表力・国際性」育成のための研究開発に取り組んできました。また、平成24年度には「いしかわニュースーパーハイスクール」(NSH 事業)の指定も受け、2年次より文系クラスに「人文科学コース」1クラスを設け、国際社会で羽ばたくリーダーの育成を目指してきました。
 今年度は、SSH4期4年目がスタートします。これまでの成果を、NSH 事業と合わせて全クラスに普及し、課題研究等における探究活動を軸として、正答のない問題に粘り強く取り組み、解決することができる探究力を育て、将来、地域をリードし世界で活躍する人材を育成していきたいと考えています。

 このように本校は、勉学や部活動、伝統ある学校行事、特色ある教育活動を通して、豊かな教養と人間性を培い、自己を磨き視野を広めることができるよう、様々な機会を提供しています。各ペ-ジでは本校の教育活動の一端が紹介されています。ぜひ、ご覧いただき、ご意見やご感想をお寄せいただければ幸いに存じます。
 また、本校ホ-ムページは中学生の皆さんにもいろいろな情報を提供し、高校選択、高校進学の一助となるようにも編集されています。希望に燃えて、勉学に部活動に頑張っている皆さん、本校には皆さんの期待に応えるものが必ずあります。小松高校の門を叩いて、その魅力にふれてみてください。