学校日誌

いつのまにか・・・

ご報告が遅れましたが、

震災後、門前中学校の正面玄関前に建てられた白い仮設テントですが、8月21日から2日間かけて撤去されました。

避難者の住居として、また物資の仮置き場としても活躍したテントでした。

必要とされている場所への移動を試みましたが、なかなか難しく、結局、撤去することとなりました。

撤去にあたり、専修大学附属高等学校の生徒さんたちがボランティアで参加してくれました。

気温の高い暑い日でしたが、手際よく解体していただきました。

生徒さん達はワンダーフォーゲル部に所属しており、2日間とも宿舎になっていたビューサンセットから学校まで歩いてきたそうです。

高校生のたくましさに感心した次第です。

遅くなりましたが撤去作業に関わって下さった皆様に感謝申しあげます。

白いテントはしばらく門前中学校のランドマークになっていましたが、撤去されてすっきりしたような、少し淋しいような・・・。これも「復興の一歩」と考えようと思っています。

 

皮肉なことに、この1カ月後に豪雨に見舞われ、再び避難所を一晩開設することとなりました。

心折れそうにもなりますが、支援して下さるボランティアの方々のたくましさを思い出しながら今後も頑張りたいと思います。