６月２２日（火）地域学習（加藤和紙）

３年生の総合的な学習で地域について学んでいます。

今日は、中島地区内にある「加藤和紙」へ歩いて見学に行きました。

中島小学校の卒業証書の紙を漉いていただいているので、ぜひお話を聞きたくて、私（校長）も途中から参加しました。

加藤さんから、和紙ができるまでの工程について教えていただいています。

大変な労力と手間がかかっていることが分かりました。

この大きな釜で、雁皮を煮て、柔らかくするそうです。

実際に、和紙を漉く様子も見せていただきました。

花の模様を挟むと、こんなに素敵な和紙も作れるそうです。

右にあるのは、材料の雁皮です。

お店には、材料の雁皮や作品が飾られていました。

どれも手作りの風情と趣があって、素敵です！

「加藤和紙」で漉いている雁皮紙は、強靱なめらかで光沢があり、その上、虫害に強いことが特徴で、古くから和紙の王様と言われているそうです。江戸時代中期ごろ中島地区に伝わり、現在１軒のみ生産を続けているそうです。

長い歴史にびっくりです！

うわっ！こんなに大きな和紙も・・加藤さんが隠れてしまいました。

中島地区のきれいな水が、和紙づくりにとても良いそうです。

中島小学校の卒業証書は、代々、加藤和紙の雁皮紙でできています。

身近にこんなに素晴らしい伝統産業があり、子どもたちも感動していました。

子どもたちに学びの場をもうけてくださり、本当にありがとうございました。