2022年度 子どもたちの活動

8月6日 平和集会

8月6日の全校登校日は、平和学習です。

今年は、各学年にゲストティチャーに来ていただき、学年に応じた内容で行いました。

1年生は、吉岡彩加さんの読み聞かせです。

「まっ黒なおべんとう」「キャラメルの木」「ひろしまのエノキ」を読んでくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し難しいところもあったようですが、考えながら聞いていたようです。

「せんそうは、やったらだめだとおもいました。ひとがなくなったり、ひとびとがかなしいきもちになるからです。」

「ぼくは、げんしばくだんをおとすのがわるいとおもいました。ぼくは、かぞくやともだちがいなくなることがかなしいです。」

 

2年生は、中庄和子さんに読み聞かせと小さい頃のお話を聞かせてもらいました。

「地雷じゃなくて花をください」の絵本は少し難しいところがありましたが、解説を入れながら進めてくださり、子どもたちはしっかり聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せんそうを全いんがやめて一人一人がこまっている町をたすけたりして平和の町にすれば平和になると思いました。」

「わたしは、せんそうをやめてほしいと思いました。ばくだんをちがう国におとさないでほしいと思いました。そしたら、みんなゆたかになると思いました。」

 

3年生は、おもしろ紙芝居でお世話になっている森元道夫さんに「コスモス」の紙芝居をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段聞きなれない「空襲」や「疎開」などの言葉の説明も入れながら進めてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「言葉がちがう人や文化がちがう人にだめといわずにみとめ合ったりしてなかよくなったらせんそうがおこらないと思いました。人の気持ちを考えたらせんせうがおこらないと思いました。」

「何もしていない人たちが何回も空しゅうやばくだんでいっぱいの人が死んでしまっているから、これからは、せんそうをしないように外国人にも平どうにさべつしないようにしたいです。広しまのげんばくのことを次の人にもつたえていきたいです。げんばくドームに行ってみたいです。」

 

4年生は、寺岡美和子さんに来ていただき、戦後のくらしと兵隊だった父との関係性についてお話を聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父の顔を知らずに10歳ごろまで育ったことや母との戦後のくらしについて教えていただきました。また、その当時の写真も見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年生は、亀田勇夫さんに戦時中のくらしや体験を話していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学校1年生の頃は、勉強どころでなかったこと、それから、戦争のない平和な日本がこれから続くために、君たちの力が必要と強いメッセージもいただきました。

 

6年生は、紺谷洋子さんに来ていただきました。小2の時、空襲により避難し、家族がバラバラになったことや戦争は、物や人を壊すだけでなく、人の心も壊すことなど、体験したことを伝えてくださいました。また、平和な世が続くように、自分にできることを考えてほしいともお話されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦争によって物も人も感情もなくなってしまうのがとてもこわいと思いました。建物や人がなくなってしまうのは知っていたけど、感情までなくなってしまうことは知らなかったので、悲しいなと思いました。紺谷さんが言っていた「平和な世の中が一番幸せ」は確かにそうだと思いました。戦争のことを伝えて二度とやらないようにしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

戦争が終わり80年がたちました。その当時のお話を聞くことができた本当に貴重な時間となりました。

当時の方々の命の重さを忘れず、また、今の当たり前の生活に感謝し、日々大切に過ごしていかなければいけないと思いました。

大雨の中、来てくださったゲストティチャーの皆様、本当にありがとうございました。

まだまだ暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。

 

学校は、明日から17日まで閉庁となります。

緊急の場合は、川北町教育委員会へ連絡してください。