地元の企業や官公庁の方からの課題(ミッション)について考えました。
6月5日(水)7限目に「ふるさと教育推進事業に関わる講座」が開かれ、石川県の12の企業と2つの官公庁から講師の方をお迎えしました。事前に「二水高校生に考えてほしい」課題を提示していただきましたが、様々な分野の課題に高校生としてどのように関わっていくべきか考えさせる時間となりました。
講師の先生からは、課題へのアプローチに加え、課題にあたる上での姿勢や、企業ミッション、社会人として求められていることを教えていただきました。加えて、高校生活やこれから進路選択をする上でのアドバイスを、「少し前をいく先輩」として語っていただきました。
以下、生徒の感想の一部です。
・石川県の産業の発展具合などを学んでみたいと思ったし、二水だけではなく全国の大学でどんな研究をしているのかなどを学んでみたいなと思いました。
・自分たちがその被災地に行ってなにかするだけでなくて、SNSを活用したり、能登の特産品を買ったりして、遠くからでも支援するための手段があることがわかった。
・顧客のニーズに答えるという仕事には、いかにそのニーズに早く答えるか、先読みすることができるのかということが大切になってくるんだなと思いました。
・自分だけでなく、他の人と意見を出し合いながら、出た意見を整理して行くことでより良い意見が出来上がっていくと思った。講師の方のお話を聞いて、将来への希望が高まった。
・身近な製品が、なぜそのような形をしているのか、どんな人のために作られたのかを考えてみたいです。また、今回、製品を作るためのシステムを作る会社があると知って驚いたので、世の中にどんな仕事をする会社があるのか学びたいです。
・いま見えている問題点からその問題がなぜ生じているのかなどを深堀りして本当の課題を見つけることが大切だということを学んだ。今日学んだことを将来活かしていきたい。
・受講した企業の従業員は理系が9割くらいでやっぱり文理選択は考えて選ぶべきだと改めて思いました。どちらを選んでも充実した仕事ができそうとは思いました。
・震災ゴミは様々な方法で有効活用されており、個人個人でも工夫していく必要があると分かった。石川県庁の方々は明るく、働くのが楽しそうだと思った。
・産業を発展させるための手助けをする企業があると初めて知りました。きっと他にも自分が知らない企業がたくさんあると思うので、進路選択のヒントを得るためにもどんな職業があってどうすればなれるのかを積極的に調べていきたいです。
・240万トンもの震災ゴミを処理しなければならないことを知って、自分たちが生活の中で出すゴミを少しでも減らすことで震災ゴミの処理を優先させ、復興に協力していきたいと思いました。
・目先のものよりも長い目で見て考えることが大事。またなかなか見れない製造過程などが見れて面白かったです。
・一つの企業だけで製品ができているのではなく、複数の会社がリレー形式で製品を作り上げているということがわかりました。また、繊維の会社でも、専門の人だけではないということを学びました。
・検事の仕事は大変そうなイメージしかなかったけど、やりがいがあって楽しそうだなと思った。今まで視野にいれたことのない分野だったけど興味がもてた
・自分たちが考えたことと、講師の方が考えたことは観点が似ているところもあったけど具体的にどうするか、それによって得られるメリットなど細かく考えることはしていなかったので新しい視点だと感じました。直接お話を伺うことができたのはこれからの自分にとってとてもいい経験になったなと思います。初めて知ることも多かったので新たな選択肢として自分の中に取り入れたいです。
・講師の方が数学が苦手だったが将来やりたいことがあったから理系に行ったとおっしゃっていた。私も化学が好きなのにテストの点数が悪くて理系は難しいかと思っていたが、希望がみえた。
・課題に対しての意見や考えを出すときに、自由な発想が大切な一方で、立地なども考える必要があるのだなと思った。企業のマーケティングも面白そうだなと思った。
・新聞を読むとき、書いてあることだけでなく、そこから深堀りして、自分なりの疑問や解決策を考えていきたいです。
・事前授業のつくりたい製品のアイデアを各班で考えていくときに、自分たちの班ではかなり現実的なものを考えていたが、他の班では最近の地震の問題を関連付けた商品や、画面が曲がるスマホなどの自分たちの班で出てこなかったアイデアがたくさんあり、視点を変えて自由な発想で考えることが大切だと思った。
・自動車リサイクルについてあまり知識は持っていなかったけどこの講座で自分の仕事で環境が良くなるうれしさが分かって将来そんな仕事をしたいと思いました。