12月27日(木)、視聴覚教室にて二水版クリスマスレクチャーが開かれました。およそ80名の2年生が参加し、本校の卒業生で東京大学の山岸龍一郎さんと京都大学の北見一紗さんによる講演が行われました。山岸さんの大学での核融合に関わる研究生活の様子や、北見さんの大学生活と倫理学の研究の様子を聞き、生徒達は大学で行われる研究活動への興味・関心を高めていました。
山岸さんの講演の様子
北見さんの講演の様子
9月3日(水)金沢大学の全20学類より先生が来校され、1年生の生徒が希望をした講座を受講しました。
45分の授業を「あっという間」だったと感じた生徒が多かったようです。自分の関心がどこにあるのか探りながら、真剣に課されたテーマに取り組んでいました。
<生徒の感想(一部)>
・ 失われつつある言語がこの世界にはたくさんあるということを動画や先生のわかりやすい説明で知ることができた。またそれぞれの民族などが持っている言語をなくしてはいけない理由について班で考えることができた。
・川に着目してまちづくりについて考えることが面白かった。川について深く考えることが面白かった。
・原子の構造を変えて強度を上げられたりするのが興味深かった。数年ではすぐに強度は上げられないのがとても地道だと思った。でも、強度が上がることでこれまで作れなかった製品や建物が作れるようになるのはすごく達成感があるんじゃないかと思った。
・工学の道で多くの人を医療の分野で救いたいという人にこの学部を勧めたいと思った。今、工学と医療の融合として多くの研究がなされているということを知った。
・プラズマというのは、水蒸気にエネルギーを加えたもので、プラズマは、オーロラや太陽でも使われているとわかった。プラズマの機械を使う機会があって、チリチリに飛んでいて面白かった。
・洪水に対する対策が、時代によって変化しているのが面白いと思った。特に、洪水対策の考え方がどんどん変化していっているが、また昔の考え方に戻ったりして、今後はどうなるのかなと疑問に思ったりしたことが面白かった。
・人間、キノコ、植物で同じような種類に分類されるのが人間とキノコだということが興味深かった。私もDNAを調べて、何と何が近い種類なのかを実験してみたい。
・脳の働きは一つ一つ異なり、一つでもなくなれば生活に支障をきたしてしまうことを学べた。一見健康そうに見える人も、脳に障害を持ち生きづらさを感じている人もいることがわかった。これからは視野を広く持って生活していきたい。