日誌

12月5日の給食

☆あえのこと給食☆
小豆ごはん 牛乳 めばるの塩焼き 煮しめ なめこ汁 りんご

【ひとことメモ】
あえのことは、奥能登に古くから伝わり、田の神様に感謝す伝統行事です。
「あえ」はおもてなし、「こと」は祭りを意味します。
この儀式は全国的にもめずらしく、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
田の神様にお供えする食事は、家々によって多少違いますが、
小豆ごはん、めばるなどの魚、家でとれた野菜の煮しめ、みそ汁、甘酒などです。
田の神様にお供えする料理ひとつとっても、その家ならではの理由がきちんと用意されています。
たとえば、一般的に縁起が良いとされている赤飯をお供えしない理由は、
赤飯は米を蒸してつくるため、「蒸し=虫」を連想させるからです。
昔は、いもち病などの田畑の病が流行ると、農作物が不作となり、農家は大損害を受けることになります。
そのため「虫=蒸し」を避けるために、赤飯の代用品として「小豆ごはん」を用意するようになったそうです。
このように、他の料理の意味も気になった人は、ぜひ調べてみてください!