日誌
「生物活用」の授業で草花の管理実習を行いました‼
中間試験も終わり、授業では採点の終わったテストがどんどん返却されています。
生徒みなさんのできはいかがだったでしょうか?
さて、パンジーにとっては段々と厳しい時期に入ってきましたが、もう一花咲かせてもらおうと思い、「花殻摘み」と「追肥」を行いました。
「花殻」は咲き終わった花ですが、このままにしておくと種をつけ、栄養分がそこに回ってしまいます。
そこで、花殻を摘み取ります。
植物にとっては、子孫を残すための大事なことなのですが、私たちにとっては好ましくありません。
栄養分が種子に回ってしまうということは、草花の生育や新しいお花を咲かせることなどが二の次になってしまうということです。
開花後、種子をつけた花殻
左:花が散った後、 中:種子の充実期、 下:裂果(丸い種子が見えます)
咲き終わった花は、こまめに摘むことによって、新しい花を咲かせるための手助けをしてやります。
次々と花を咲かせるための大切な作業なんですね。
「追肥」は、生育の途中で肥料を追加で与えることです。
開花期や結実期など生育に栄養が必要な時に与えてやります。
草花の場合、次々と花を咲かせてほしいので、1か月に1度を目安に肥料を与え生育を促します。
さて、「花殻摘み」ですが、大変な労力を必要とする作業です。
みんな、粘り強く、頑張ってくれました。
パンジーは「耐寒性1年草」です。
寒さには強いのですが、夏の暑さが苦手です。
楽しめるのも、もうわずかです。
頑張ってもらいましょう‼