「生物活用」・「園芸デザイン」の授業でフラワーアレンジメントを作っています‼ ~vol.2~
それでは、第2報です。
今回は、フラワーアレンジメントの作り方です。
まず、「フローラルフォーム」と「コップ」を準備します。
「フローラルフォーム」は、「オアシス」とも呼ばれていますが、園芸店をはじめ、100円ショップでも販売されています。1つで3回分(3人分)取れますので、お得です。
「コップ」は、ご自宅にあるもので十分です。
水が抜けないように、穴のない容器が必要となります。
生徒には、これも100円ショップで購入してきたコップを好みに合わせて、選んでもらいました。
実は、材料費はこれだけです。
お花は学校に咲いているものを使いますので、タダです。
なんと、生徒は「アレチハナガサ」などいわゆる雑草も上手に使いながら、フラワーアレンジメントを作っていました!
素晴らしい~‼
では、作り方をご紹介します。
箱を開くと緑色のスポンジ状のものが入っています。
これをカッターで3等分にします。
バケツに水を入れ、その上に放り込みます。
下からどんどん水を吸い込み、完全に水没します。これでオッケーです。
無理に沈めようとはせず、自然にまかせ、ゆっくりと沈ませ給水するのを待ちましょう。
水の中に手で押し込むと表面しか水を吸わず、花もちが悪くなりますので、あくまでもゆっくりと水没するのを待ちましょう。わずか、30秒ほどです。
次の作業です。何をしているのかというと…。
コップを軽く押し当て、跡をつけます。
この跡に従って、「フローラルフォーム」をカットします。
まずは、コップの上の部分から、まっすぐ下に向かってカッターを入れます。
こんな感じになります。
次に、「フローラルフォーム」をひっくり返します。
今度は、コップ下の跡からコップ上の縁にあたるところに向けて、カッターを入れていきます。
今度は、斜めに切り組んでいくようなイメージです。
コップの形状に合わせ、少し大きめを意識しながらカットしていきます。
きれいに削るとこのようになります。
これを、コップに押し込みます。
少し大きいようだと、ぶつかったところを少し削ります。
小さくするとガバガバになるので削りすぎには注意しましょう。
最後まで、押し込みます。
次に上部のカットです。
まず、コップの大きさにあわせ正方形に跡をつけます。
次に、この位置から斜め45度にカットしていきます。
花を挿しやすいような形状にカットします。
次に、四隅をカットし、八角形にします。
昔のサッカーボールのイメージです。
これで、ベースの出来上がりです。
削り取った「フローラルフォーム」はにぎって水分を切り、ゴミとして出しましょう。
地域によっては、不燃ごみ扱いになります。
ベースを作った後、生徒は花を求めて農場へ。
今回は、ここまでです。
次回は、生徒の作品をご紹介いたします。