令和5年度 高松中学校のようす

1月11日(木) 惨事が起きた時のメンタルケアについて

 能登半島地震の発生より10日が経過しました。初めて、大きな地震を経験し怖い思いをしたことと思います。そのような惨事を経験したり、衝撃的なニュース映像を繰り返しみてしまうことにより、心が傷ついたり、体に変化が現れるストレス反応が起こることがあります。ストレス反応が出るのは当たり前のことです。

 今日は給食の時間に、養護教諭の橋本先生より「初期のメンタルケア」についてお話しを聞きました。お話しの中では、以下の対処方法6点と、その具体的な内容が紹介されました。また、「自分に合った方法を見つけ、スキルを身につけましょう」とのお話もありました。

 ① 不安なこと、心配なこと、つらいことは誰かに聞いてもらう

 ② 身体のケアをする

 ③ 不安な情報から離れる

 ④ 誰かのために何かをする

 ⑤ 今できることに集中する時間を作る

 ⑥ これら①~⑤のことが実行できたら「よく、がんばった」と自分をほめる

 給食時に話のあった「メンタルケア」は、保健だより第9号に書かれています。ぜひ、ご覧ください。

 第9号(ストレス反応を長期化させないために_1月12日).pdf

 学校も再開から3日が経ちました。生徒が真剣に授業に臨む姿や元気な声が響いており、ホッとする時も多いのですが、まだ心に不安を抱えている生徒もいるかと思いますので、今日、明日は学級担任、学年職員との面談の時間を設定し、思いに寄り添っていきたいと思います。ご家庭でも、お子様のようすについて、気にかかる点がありましたら学校まで連絡してください。