令和6年度 学校のようす

6月26日(水) ピア・アドバイスが掲示されました

 保健体育委員会の6月の取組「ピア・カウンセリング」が完成し、教室棟から体育館へ続く渡り廊下に、全校生徒から寄せられた「ピア・アドバイス」が掲示されました。「ピア・カウンセリング」とは、大人や先生でなく、高中の仲間に相談して解決していく相談活動です。

 今月4日に仲間に相談したいことや、困ったことなどを無記名で記入しました。その寄せられた悩みは「勉強編」「部活動編」「人間関係編」「自分編」の4つのカテゴリー、18の質問に分類され、これらの悩みについて、18日に回答する時間を設けられ、その回答を保健体育委員会が、分かりやすく掲示物にまとめました。また、お昼の校内放送でも、毎日少しづつ紹介されています。

 張り出された悩みとその回答を紹介します。

 悩み(勉強編):テストで、自分でも頑張っているのに、母親に勝手期待されたり、失望されたりしてつらいです。自分が嫌になるときもあります?

 回答:その気持ち分かります。まずは、期待されていることを自分にほめてあげてください。誰だってミスをすることはあります。自分なりの頑張りを続けていきましょう。

 悩み(部活動編):同じ部活動の仲間においていかれそうで怖いです。みんなうまくなっているのに、自分だけうまくならず不安です。

 回答:人によって、上達するスピードは違うから大丈夫です。自分に合っているスピードでしっかり確実に成長します。自分では気づきにくくても、周りの人が褒めてくれる時が来るから頑張ってください。

 

 以下の2つは、中学生の多くの皆さんが持っている悩みだと思います。

  「たまに、一人になりたいときがあります。人との距離を持ちたいときもあります。でも、友達や話しかけてくれる人を突き放したくはないので、どうしたらいいですか」

 「素直になれないことが悩みです。友達とケンカをしたとき、謝りたいけど謝れなかったり、本音を伝えることができません。自分を変えたいと思っているけど、どうすればいいか分かりません。」

 

 多くの回答の中には、今の自分にあてはまる、解決のヒントやアドバイスがあるのではないかと思います。ぜひ、探してみてください。また、本校スクール・カウンセラーの古市先生からの回答もありました。このような温かい気持ちが学校中に広がると素敵ですね。