蛸島っ子ニュース

ふるさと学習2 定置網漁について学ぶ

10月8日(金),5年生が社会科の時間に,蛸島町の田川益蔵さんをお招きし,定置網漁について学習しました。魚の習性を利用した定置網漁の仕組みや,漁業資源を守る取組について話していただきました。その取組として稚魚が多い夏に網をあげたり,網目を大きくしたりしていることや,魚の種類によって漁獲量を制限していることを教えてくださいました。

授業後,子ども達から,「底引き網漁でも、定置網漁でも魚がいなくならないように網目の大きさを工夫して,小さい魚を逃がすようにしていることが分かった。」「海には流木や網・ロープだけでなく,ビニール袋やペットボトルなどの生活のごみがあることを知った。ちゃんとごみ箱に捨てるようにしたい。」という感想が聞かれました。

SDGsの視点で学習をしている子ども達にとって,珠洲の海の豊かさを理解するとともに,水産資源を守る工夫や環境問題について考える機会となりました。