日誌

学校図書館推進部会 実践報告

平成29年度の取り組み内容


① 読書タイム
 月曜日 8:10~8:25(はくれい)…   低:級外の先生による読み聞かせ
                         中・高:読書
 水曜日13:30~13:45(そうじ)…    全校読書


② 読み聞かせタイム

 級外の先生・・・毎週月曜日 1・2年全クラス
 図書ボランティア・・・毎月のいしかわ学校読書の日(朝) 全クラス




③ 読書感想文の課題図書 ブックトーク
 各学年に1セットずつ課題図書を用意し、学年の学習状況に合わせて読書感想文の指導ができるように1学期の間に用意した。担任の先生からの要望もあり、今年度は3~6年の各クラスで図書館司書の先生が課題図書のブックトークを行う予定である。子ども達の「課題図書も読んでみよう。」「おもしろそうだな。」という読書意欲の向上につながったようで、夏休みの宿題として読書感想文を書く指導にも効果的だった。
 また、昨年の課題であるどの子も本に親しめるように、3年生で「ふしぎ」「夏」をテーマにブックトークを行った。「続きを読みたい」「他のシリーズのも見てみたい」と紹介した本を置いてあるコーナーだけでなく、図書室にいって他のシリーズを探して借りるなどいつも図書室に足を運ばない子も積極的に行って本を借りて読んでいた。
 


④ 掲示板の活用
 校長室前と職員室前に、読書に関する掲示板を作って、活用している。子ども達は、よく目にする場所にあるので、毎月の冊数の変化や新刊図書の紹介などをよく見ている。

 

 

⑤ 学習の学びを広める場の設定
 図書室前に、国語科の言語活動などで作成したものを展示した。
 夏休み前には、3年生が作成したおすすめの本の紹介三角柱を展示した。1・2年生にむけて書いたもので、一緒に置いておいた本は夏休み用の本として、たくさんの子が借りて行った。


⑥ 全校共通した読書活動
 昨年度は、読書冊数は伸びたものの、本をほとんど借りない子がどの学年にも何人かいた。今年度は、教師が共通理解のもとどの子も読書活動に親しんでもらいたいと考え年度初めに共通理解の場を設けた。
 また、今年度は図書委員の5.6年生がが企画した「じゃんけん本!!」(図書委員とじゃんけんをして、勝つといつもの2冊プラス1冊借りられる券がもらえる)を通して、低学年を中心にこの期間本の貸し出し冊数が増えた。それぞれの学年1回ずつだったので、2学期も行う予定である。
 新しい本やおすすめの本などを予約して借りられる「予約券」がある。今年度は箱の中から紙がなくなるくらい積極的に予約して「読みたい!!」と思う子が増えてきている。