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アサギマダラ博士に学ぶ

6月30日(月)、アサギマダラに詳しい砂山先生をお招きし、学習会を行いました。アサギマダラは全国的にも珍しい渡りをする蝶であり、その生態や渡りの調査について詳しくご説明いただきました。砂山先生のお話しでは、アサギマダラは5月から6月にかけて砂浜に、多くの個体が飛来し、秋には宝立山などの山地に飛来することが多いとのことです。渡りの途中で捕獲した個体にはマーキングを施し、その渡りの様子を調査しているそうです。上戸町の砂浜にはスナビキソウが生育しており、アサギマダラが訪れている可能性もあるとのお話も伺いました。

また、3年生の理科の授業では、実際に観察を行い、幼虫がマスカット色のさなぎになり、成虫へと変態する過程を記録しました。成虫にはマーキングを行い、自然に放しました。マーキングしたアサギマダラがどこかで確認されると良いですね。この学習会を通じて、自然の不思議や生き物の生態について深く学ぶことができました。