投稿日時 : 2019/06/30
校長先生
6月25日(火)から、家庭学習強化週間が始まっています。保護者の皆様には、日頃から、子どもが学習に集中できる環境づくりにご協力いただき、ありがとうございます。
「子どもに自分から宿題や勉強してほしい」これは、全ての保護者の願いではないでしょうか。そんな保護者の皆様に少しでも参考になればと思い、少し古い本ですが『子どもを勉強好きにする20の方法』(河合塾進学研究社 西村 創著 WAVE出版)から、いくつかご紹介します。
①子どもは親に褒められることで、「承認欲求」が満たされ、小さな自信が芽生え
る。
③「注意」と「ほめる」は、必ずセットに
褒める7割、注意3割
②親に言われて嫌だった言葉ワースト1・・・・「勉強しなさい」「宿題やった
の?」⇒子どもの行動ではなく、気持ちに注意を向けてポジティブにアプローチ
する。Ex.「宿題、やる気になれそう?」
③「アメ」と「ムチ」方式(「〇〇したら~買ってあげる」等)は、「やる気」の大敵
・自分でやる気を出せなくなる。
・「間違えてはいけない、間違え=悪」と考え、委縮して成果を出せなくなる。
・想像力が生まれなくなる。
・過程を軽視し、結果のみを追求するようになる。
宿題をすることが目的ではありません。人として成長していくための手段です。「宿題をする」ということを通して、頑張れる人になって、周りの人を幸せな気持ちにすることができる、勉強して知識と知恵をつけていくことで、将来、大切な人たちを幸せにできる力になるなど、宿題・勉強をする目的を、ぜひ保護者の皆様からもお子さんに話してみてください。
学校でも、宿題の在り方について考えていこうと思っています。
投稿日時 : 2019/06/28
校長先生
先日は、お忙しい中、授業参観、引き渡し訓練にご参加いただき、ありがとうございました。
今日、各クラスを回って「参観日の後、おうちの人からほめてもらった人?」と聞いてみました。
多いクラスでは、8割、少ないクラスでは5.6人の児童が手を挙げていました。和気小全体としては、大体1/3ぐらいの子ども達が、保護者の方から温かい励ましの言葉をもらえたようです。
中には、「お母さん、こんだし。」とさみしそうにつぶやく児童もいました。お仕事の関係で気持ちはあっても、来られなかった保護者の方もいらっしゃることと思います。そんな場合は、「行きたかったけど、仕事の都合でどうしても行けんで、ごめんね。どうやった?なにがんばったん?」と、声をかけてあげてください。そして、お子さんの話を目を合わせて聞いてあげてください。それから「そうか。よかった。安心したわ。」など、保護者の方の感想を伝えてあげてください。
また、お仕事でお忙しくてまだ、お子さんに伝えていらっしゃらない方は、是非この週末に、お子さんの頑張りを認めたり、よいところを伝えたりしてあげてください。
木曜の朝、玄関で「昨日、うちの人と参観日のお話した?」と、声をかけた2年生の児童が、とっても嬉しそうに、でも、はにかみながらうつむいて笑ってうなづきました。保護者の方の温かい言葉は確実に、子ども達の心に響いていることを実感した出来事でした。
投稿日時 : 2019/06/24
校長先生
6月26日(水)は授業参観日です。
授業参観日は、「お子様のがんばりや成長、よいところなどを見つけよう!」と思ってご来校ください。
ほかのお子さんと比べる必要はありません。「当たり前のことができている。」ならば、褒めてあげてください。「ちゃんと座っていたね。」「話している人を見て聞いていたね。」「一生懸命考えているのがわかったよ。」など・・・・
図工や学習の掲示物を見て、いいところを探すこともできます。「色づかいがよかったよ。」「がんばって書いたんだね。」など・・・
もし、気になること、ちゃんとできていないなぁと思うことがあったとしても、お子さんに伝えるのは1つぐらいにして、いいところ、がんばり、よさをたくさん伝えてあげてください。
そして、授業を参観されての保護者の皆様の考えや感想と、お子様が考えていたことなどを交流してみてください。 せっかく同じ時間を共有したのですから、親子で楽しく会話をするひと時を是非持っていただきたいです。
そのことが、お子様の「心の栄養」となり、次への意欲、頑張るエネルギーとなるのです。