学校長挨拶

 

 

 

 

こんにちは、門前高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

門前高等学校は、今年で創立75年目を迎えた伝統校です。本校は教育熱心な地域の熱意により、昭和23年に石川県立輪島高等学校門前分校として開校しました。昭和24年度の生徒募集にある「百万の富より先ず教養」という言葉に、気風の発露を感じます。さらに、昭和37年には石川県立門前高等学校と改め、独立校として新発足しました。門前町内外から、優秀な若者が集い、大きく成長し飛び立っていった歴史のある学校です。現在、生徒数は少ないですが、生徒は元気溌剌と、文武不岐を目指し、地域の人々ともに歩み続けています。同窓会や輪島市からの多くの支援を受けながら、「能登に光る学校」としてその存在感を示してきました。

 

 部活動では、令和4年度より、卒業生である山下智茂氏を本校野球部指導アドバイザーとしてお招きし、日々ご指導をいただいております。部員たちは、精力的に練習に励んでおり、短期間で見違えるように上達しました。大会等での活躍が地元に元気をもたらすことを心から期待しております。その他の部活動として、男子バスケットボール部、女子バレーボール部、ソフトテニス部、卓球部、吹奏楽部、家庭部が少ない人数ながらも意欲的に活動しています。現在、休部中の部活動もありますが、門前高校は、部活動にも力を注いでいます。

 

 本校は、地元の門前中学校と連携した連携型中高一貫教育を実践しています。授業や行事等さまざまな活動を通じて交流を図っています。特に探究学習と英語教育に力を入れ、英語の授業においては、海外の英語教員と直接英会話(オンライン・スピーキング・トレーニング)をすることが可能となり、6年間の成長を見据えた教育を構築しています。令和元年度には、同窓会の協力をいただき、シンガポールへの修学旅行を通して、取組の成果をはかる実践の場を実現しました。しかしながら、世界的な新型コロナウイルス感染症蔓延のため、令和2年度以降は、国内での修学旅行を実施して、高校生活の充実を図っています。また、「輪島市高校魅力化プロジェクト」の一環として、本校生徒の学習支援体制も整えてもらっております。希望すれば誰でも利用できる公営塾が学校のすぐそばに整備されており、在校生も利用しています。このように、本校は、他校にはない恵まれた環境が備わっています。

 

    さて、少子化の影響は全国至る所でさまざまな地域の変化をもたらしており、門前高等学校も例外ではありません。しかし、門前高等学校にはいまだに不撓不屈の精神が宿っています。門前町は能登档(あて)の発祥地でもあります。「あて」は「あすなろ」とも呼ばれています。木の性質には香気、殺菌性があり、水や湿気にも強いとされています。つまり、逆境に強く気品を失わず凛としている木です。門前高等学校では、学ぶ生徒がいる以上、木の枝から雛が飛び立つまでしっかり育てます。

 

 今後も、皆さんのご支援に応えられる学校となるように大きな志を持って職員一同、新たな歴史を刻んで参る覚悟です。皆さんの一層のご理解とご協力をお願いいたします。

                                                                                                                                                 

                           石川県立門前高等学校

                          第23代校長 中澤 賢