未来を読むプログラム④「ウフフドーナチュ代表・志賀嘉子さん」

本校では生徒たちにより広い視野を獲得してもらうために、外部から講師をお招きし「未来を読むプログラム」を開催しています。今冬は「How Else Should We See into the Future?」と題して3回シリーズの講座を開催しました。その1回目を12月15日(金)の放課後に実施しました。講師には、ウフフドーナチュ代表の志賀嘉子さんをお招きしました。

志賀さんは、これまでも本校の探究活動にご協力いただいていましたが、今回は「フードロス」「女性の働き方」「起業」「働きやすい環境づくり」などについて講演をしていただきました。参加した31名の1年生、2年生たちは、あるべき1つの働き方について貴重な視点をいただくことができました。

 

1年生の感想:とても貴重な経験をさせていただきました。働くということに対するイメージがガラッと変わりました。そんなに重くうけとめずに楽しんでやるのが一番なんだなと感じました。また、人を信じて任せるというのがすごく心に深く刺さりました。探究の活動で、つい自分が全部を背負いがちになるのでもっとまわりに任せる必要があるんだなと思いました。まわりは自分が思ってるより沢山の能力をもっていて、自分達がやりたいことの可能性がもっと広がることに気づけたので今後にいかしていきたいなと思いました。生き生きと楽しんで仕事をされている志賀さんにこれからの希望を沢山いただきました。チャレンジを重ねていきたいと思います。すてきなお話本当にありがとうございました。

2年生の感想「努力は夢中に勝てない」この言葉に心打たれました。苦手なことでも努力することでできるようになるとは思うけれど、夢中でやっていることは実感としてどれだけでも続けられるし、努力を努力と思わないと気づきました。私も色んな経験をして夢中になれることを見つけたいです。また「スキルを見出す」というお話も興味深かったです。やっぱり歳を重ねるにつれて自分の事をわかった気になって自分の限界を決めてしまうと思います。しかし、「そうでは無いよ」と会社が言ってくれるだけでも働きやすくなると思うしそんな会社に勤めたいなと思いました。同じ女性として、こんな会社が県内にあるというのはとても心強いです。今日話を聞きに来て良かったなと思いました。

キーワード:フードロス(捨てるのは卵の殻だけ)、女性の働き方、女性起業家、働きやすい環境づくり

 

※本校SGH推進室は「未来を読むプログラム」と題した特別授業を開催しています。各方面で活躍する講師の方をお招きし、それぞれの立場から、5年後、10年後、20年後の未来が、どんな世界になっているのか、どんな社会課題が生まれているのか、そのために今何を感じ、何に取り組んでいるのかを語ってもらいます。普段の授業ではなかなか考える機会のない「未来」について生徒が考え、視野を広げ、社会課題の解決を目指す志の種を手に入れてほしいと考えて、企画・実施しています。