令和6年度「石川県SSH生徒研究発表会/いしかわNSH課題研究発表会」に参加しました!
昨年度に引き続き、1月22日(水)県地場産業振興センターにて、本校と石川県教育委員会の主催で「石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会・いしかわニュースーパーハイスクール課題研究発表会」を開催しました。
発表会には本校の生徒約150人(1年理数科、2年理数科、2年SGコース、2年普通コース)のほか、七尾、小松、金沢二水、金沢桜丘、輪島高校も参加しました。関係教員はもとより、探究活動でお世話になった企業の方々や生徒の保護者の方々も参加され、活発な発表会となりました。
発表は口頭発表とポスターセッションの形式で行われ、これまでの探究活動で積み上げてきた研究の成果をお互いに発表しました。発表や質疑応答を通じて、生徒たちは他校の生徒から多くの刺激を受けていたようです。また、これからの探究活動や将来の大学での研究について見つめ直す生徒もいたようです。もう1つ、今年度はNSHの新しい試みとして「ラウンドテーブルディスカッション」が行われました。これは、各校から選ばれた2名がそれぞれチームになり、進行も含めてすべて自分たちだけでディスカッションを運営し、決められた時間内に自分たちなりの解決策の提案をするというものでした。各校から選ばれた精鋭たちが鋭い議論を交わす様子を目撃し、「石川県の未来は明るい!」と思ったのは関係者だけではなかったと思います。
<生徒の感想>
・限られた時間の中で初めてみた人に伝えたいことをわかりやすく伝えるのはとても難しかったけど、今までの発表の反省点を改善して、満足のいく発表が出来たので良かったです。また他の高校の発表も斬新な視点のものが多くあって興味深かったです。
・他校の発表を聞けたことはもちろん、自分の発表を自校以外にも伝えられたという意味で貴重だった。開会式で講評の先生の1人がおっしゃっていたことが、「みなさんは井の中の蛙になっていませんか?」ということだった。本日の交流を通して、校内でアプローチを考えて行動をなかなか起こせていない以上、自分はまだまだ井の中の蛙だと思った。せっかく探究に取り組むのならもっと外に出て大海を知ろうと改めて感じさせられるいい機会となった。
・石川県立大学教授の講評が印象に残った。研究内容の発表に説得力を持たせる上で大事なのは、「根拠を数値化」することだと知った。また、実験においても、「長い」、「短い」などの抽象的な表現をすることを避け、数値化することが大事だということを知った。
・発表後の質問がとても活発で圧倒されました。発表する側も問いかけをしたり、スライドを工夫したりすることで聞き手の興味を引くような内容ですごいと思いました。自分も聴衆に興味を持ってもらえるような話し方やスライドを心がけたいと思いました・