京都大学大学院思修館訪問

 6月18日(土)、2年生SGコース生徒が京都大学大学院思修館を訪問しました。

 「SG探究」の授業で実施している課題研究は、現在グループごとに課題を設定し、研究計画を立てているところです。今回の思修館訪問では、河合江理子教授から文理融合による研究のあり方についてのお話と、細野七月さんからコンピュータシュミレーションを使用した天文学についての研究内容の紹介をしていただきました。また、大学院生2名の方から研究内容や研究の過程について紹介していただきました。

 その後、各グループに大学院生1名にアドバイザーとしてついていただき、自分たちの課題設定や研究計画について説明して助言を求めました。

 大学院生にはそれぞれの専門分野やこれまでの研究活動の経験から、適切な助言や親切な励ましをしていただきました。

 今後はいただいたアドバイスをもとに課題研究に着手していきます。



[生徒の感想]
・自分たちが気付かなかった問題点をたくさん指摘してもらえて、より良い問いかけとそれに対する仮説、そして調査方法が明確に決まってきました。時間が短くて質問をしきれなかったのが残念でした。
・今日の研修で、実際に文理融合の中で研究を進めている大学院生の方の話を聞いて、とても強い刺激を受け取った。特に山脇さんの話の中で、「明確な問題意識」と「論理的な仮説設定」が重要だという話が印象に残ったので、今後の研究に活かしていきたい。
・この研修を通して、今僕たちがしている課題設定の大切さを改めて感じ、いただいたアドバイスから更に問いや仮説を深めていきたいと思った。また、大学院生の方の姿を見て、格好良いと思ったし、目指していきたいと感じた。