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【弓道部】体配を学ぶ
7月17日(土)、本日の練習にはたった6人だけしかいません。
この6人が今日学ぶのは、弓道において弓をひく技術である射技と同様に重要な「体配」についてです。コーチからこの6人が「体配」を学び、そこから部員全員に生徒同士で教えあっていくために本日の練習が行われました。代々先輩から後輩に教え継がれてきていたのですが、昨年の新型コロナによる休校でうまく先輩から後輩に教える時間がなく、いい加減になってしまっていたため、これを機に立て直しを図ったわけです。
指導は、基本体と呼ばれる姿勢や動作を実際に自分たちで実践しながらお互いにそれをチェックし、コーチなどから補足や意識してほしいことが細かく付け足されていくという流れで、1日かけて行われていきました。例えば、立った姿勢の指導の際に「上体を正しく保つ。うなじをまっすぐに伸ばす。」と書いてある部分について「身体計測で身長を計るときに、ちょっとでも高くしたいと背伸びする感じ」という説明をコーチからされ、男子の立ち姿が急にさまになったのには思わず笑いながら学びました。説明書きに書かれている文字通りだけでは分かりづらい部分もあり、そのような点が先輩から後輩にニュアンスとして伝えられていくのだなと思いました。
この6人には、弓道における「体配」の重要性を学び、みんなに広めていってくれることを期待したいです。そして、これにより1・2年生の弓道精神がまた少し変わってくれたら良いなと思います。