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【卓球部】R4年度高校総体を終えて

昨年度の総体後から新チームが始動し、秋に行われた新人大会では、女子は学校対抗で3位に入賞し、悲願であった北信越大会出場権を獲得した一方で、男子は久方ぶりにベスト4を逃しベスト8という結果に終わりました。

 

そこから約半年間、「男女で北信越」を目標に掲げ練習に励んできました。コロナ禍で大会が中止になったり、練習が制限されることも多い中、皆がそれぞれに、環境や状況のせいにすることなく、与えられた場所と時間の中で自分を成長させることにこだわって活動してきました。

 

そして迎えた令和4年度県総体。

男子は接戦を制しベスト4を取り返し、女子は負けはしたものの強豪私学に一歩も引くことなく戦い抜き、またその後の北信越代表決定戦を制し、見事2大会連続で北信越大会の出場権を獲得しました。

男子の北信越代表決定戦(石川高専戦)は接戦となりました。あと一歩及ばず出場権を逃しましたが、その戦いぶりは観るものを魅了し、後輩たちを勇気づけるには十分なものでした。試合後、人目を憚ることなく涙する選手の姿を見て、勝たせてあげられなかったという指導者として至らなさを感じると同時に、本校のように勉学を第一とする中でも、部活動と真剣に向き合い、自らの可能性に挑戦してくれたことを改めて実感し、本当に誇りに感じました。

女子の準決勝(金沢学院戦)はスコアこそ0-3でしたが、シングルス1、シングルス2、ダブルス全てが接戦となりました。メンバーに入りながらも試合をするチャンスを与えてあげられなかった選手たちが、試合に出られない悔しさがきっとあった中で、それを態度や顔に出さず、セット毎にエールを送り、プレー中には大きな拍手でチームメートを鼓舞する姿に、人としてひとまわりもふたまわりも大きくなってくれたと、試合中にもかかわらず、涙をこらえるのに必死でした。

 

終わってみれば男女でベスト4。目標にはあとちょっと届きませんでしたが、本当に立派でした!これからの人生、部活動で得た成長を糧にみんな胸を張って生きていって欲しいと思います。

素晴らしい経験をさせてくれた選手たちに感謝。

 

【R4年度高校総体結果】

 

男子学校対抗 3位入賞

準々決勝 金沢泉丘3-2県立工業

準決勝  金沢泉丘0-3遊学館

北信越代表決定戦  金沢泉丘2-3石川高専

 

女子学校対抗 3位入賞(北信越総体出場権獲得)

準々決勝 金沢泉丘3-0金沢商業

準決勝  金沢泉丘0-3金沢学院

北信越代表決定戦  金沢泉丘3-0金沢二水