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【生物部】白山で高山植物等の観察

 8月5日(木)、別当出合から砂防新道を通り、南竜分岐・水平道まで行ってきました。

観察中心で日帰りということもあり、高山植物の観られるところまで登りました。                            

            別当出合にて                      

白峰集落より6kmで百万貫岩(標高638m)観察

市ノ瀬(830m)ドロノキ、オオバヤナギ観察

 途中よりブナ帯に入る。

別当出合(1260m)で駐車し、9時登山スタート

 かなりの炎天

 

 

 

 

 

ブナ帯を通る

 

 

 中飯場(1550m)へ向かう途中のブナ帯にて。

サワグルミの林立する近くで、

ブナ林の林床に生える植物や虫たちを観察。

コエゾゼミの鳴き声が賑やか。

 

 

    別当覗き(1750m)を過ぎるとオオシラビソが見えてくる。

   針葉樹林帯に入った。クロサンショウウオのいる池塘が

   幾つか出現。(池の中は幼生たちばかり見える。)

    甚之助小屋(1960m)の少し手前。

池塘にいるクロサンショウウオ幼生

 

 

 

 

 

                               

                                               

 

 

 

 

         水平道を南竜山荘方向へ                                          

 

  南竜分岐(2100m)から南竜山荘方向へ。

出現する高山植物を花ガイドで調べながら

水平道を移動する。

 標高ではまだ針葉樹林帯上部。

オオシラビソやチシマザサの横を過ぎる。

メボソムシクイの声がよく聞こえる。

 

 

クロユリ(花期終わり頃)

 

 

 エコーラインの登り口付近でクロユリ発見。

花期は過ぎていた。

ニッコウキスゲやコバイケイソウが盛りに。(13:40)

 雷鳴が聞こえだし、下山。

別当覗きを過ぎた15時ごろ、一時雷雨に見舞われる。(市ノ瀬ではかなり大きな雨が降ったようだ)

雨が降ったせいか、その後の道でヒキガエルと

2度対面。

 垂直分布での植生変化、高山植物、野鳥、昆虫、両生類と、多くの動植物と出会う機会となった。